ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集

著者 :
  • 海竜社
3.17
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本棚登録 : 95
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759312669

作品紹介・あらすじ

老人の価値は若者よりも沢山の人生を生きていることだと私は思う。失敗した人生も成功した人生も頑固な人生も、怠け者の人生も、それなりに生きて来た実績を抱えている。波瀾万丈の日々が紡ぎ出した人生の真実。

感想・レビュー・書評

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  • (07.27.2017)

    こういう歳の重ね方をしたい、と心から思った。人にどう思われようが、自分の生き方を貫ける人ってすごいし、カッコいい。一度きりの人生、後悔しないように自分らしく生きたい。

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出。

    『九十歳。何がめでたい』既読を通して、早速二冊目にと手にしたのが、この著書。

    〈愛子さん流:肝が据わっている想いの数々〉

    ―目次―

    〈老い〉老いは人生の総仕上げである

    〈死〉ああ面白かったと言って死にたい

    〈人生〉思い通りの人生なんて退屈である

    〈幸福〉めげずに生きようとする力

    〈性〉私はこんなふうに生きてきた

    〈家庭教育〉生きる力を培ったもの

    〈人間〉興味と愛情が尽きせぬ存在

    〈男と女〉マコトの女 いい男

    〈夫婦〉失敗しても結婚したほうがいい

    現代人への叱咤激励ともいえる

    『核があり、シンプルで、骨太さえも感じさせる』

    〈振り幅の広い、至って冷静な目線で筆を取った雰囲気が伝わってくるかのような〉

    [日常茶飯事]にも[十二分に反映できるメッセージの数々]

    同性の目線からおいても、今一度、ふっと

    自分の中において『改めて奥底に留めないといけないな』という『戒め』を、改めて考えさせられた著書でした。

    ネタバレになるのであまり書けないですが

    [物質的氾濫に対する斬新な怒り・謙虚さ不足]

    特に印象に残っています。ただただ、ごもっとも!の一言に尽きます。

  • 人生 難しく考えなくていいのよね
    楽の気持ちにさせてもらえました。

  • この本は佐藤愛子さんの箴言集になっていて、本を読むのが苦手な人でも読める本です!!自分が最後に、ああ面白かったと言えるために、どう生きて、どう行動すれば良いのかが自ずと見えてくる1冊です!

    九州ルーテル学院大学:さといも

  • こんな生き方もあるのねぇという感じ。
    祖母にプレゼントしたら喜んでくれました。

  • 佐藤愛子さんの過去の著作から名言・・・いや、箴言を拾い出して一冊にまとめた本。
    相変らずの歯切れの良い言葉で、「老い」について、「死」について、そして、「人生」「幸福」「性(さが)」「家庭教育」などについて語っている。
    小説から抜粋された言葉もありますが、大体はエッセイの言葉で、だから佐藤愛子さんの言葉がダイレクトに伝わってきます。

    大体が1ページで収まる短い文章となっています。
    例えば、『幸福』の章で、『倖せな人間』という話では、

    『相手の立場というものを考えないですむ人は倖せでいいなあ・・・。
    しかしその倖せな人間とつき合わされる方は、少しも倖せではないのである。』

    と、こんな感じでたったの2行だったりします。
    でも長い、短いでなく、「そうだよな~」と共感したり、ハッと気づかされたりする深い言葉の数々が載っています。
    ただ、これはエッセイ、小説から抜粋された言葉ですから、その前後の文章がある訳で、それを読んでこそ響く言葉というのもあるように思いました。

    「老い」「死」などというと暗いイメージですが、それでもこの本は笑える。
    それが佐藤愛子さんならではだな~と思います。
    病院の待合室で読んでいたんですが、プッと思わず噴出しそうになる箇所がありました。

    また、箴言集などと言うといかにも説教臭くなりがちで、私みたいな天邪鬼は反発したくなるのですが、この本にはそういう所はありません。
    それも佐藤愛子さんの人柄だな~と思います。
    自分に関係ない人や事柄のために怒るというのは、もうその時点で情があると思う。
    そんな情がこもった言葉は素直にスッと心に入ってきます。

    たまに取り出してパラパラッと見たくなる本だと思いました。

  • ユーモア混じりに思ったことをスパンと発言されているんだなぁと、佐藤愛子さんの作品を読んだこともないのに本書を購入してしまった私は思いました。

    発言は気持ち良いと感じたけれど、身近にいたらお付き合いが大変そうです。単に相性の問題ですが。

  • 膨大な著書の中にちりばめられた
    名言(!)の数々をピックアップした一冊。

    愛子センセ、60過ぎあたりからずっともう
    いつ死ぬか分からんって感じでいらしたのね。
    いつまでもどうかお元気で。
    時々はふんぬーーーーーーー!!!って怒って頂きたい。

  • お風呂で一気に読み終えて、
    お風呂で一人でクスクス アハハ
    まだ、先生の年齢までは暫く時間があるのですが、
    かといって、そう遠くもなく。。。
    まさに そう生きてきたわ!
    そう考えているの!
    そして、そう終わりたい!

  • 男の美しさというエッセイが共感できる。

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著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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