家で死ぬということ

著者 :
  • 海竜社
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本棚登録 : 27
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759312867

作品紹介・あらすじ

あなたはどこで、どのように死にたいですか?『病院で死ぬということ』から22年!今、在宅ホスピス医の現場に身を投じた著者が問いかける、生きるということ、病むということ、死ぬということ。

感想・レビュー・書評

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  • 勤務医からホスピス医、在宅医と色々な立場から見てきた終末期の在り方が書かれている。
    娘しかいないから、と施設に入るために若い頃から貯蓄している人もいるが、条件が揃えば家で死ぬことは出来る。
    そう力強く語ってある。
    なかなか考えさせられる。

  • 山崎先生は、いつの間にか在宅診療医になっていたのですね。
    10年間勤務していたホスピスを辞めて、2005年7月より在宅診療医に転向した経緯を本としてまとめています。
    病院は、人生の最後の場としてふさわしくないとホスピス医になられたのですが、10年経て考えるところがあったようです。
    保険の関係上、ホスピスを利用できるのは、がんに罹患された方かエイズの方に限られています。
    そして金銭面からも利用できる方は限定されてしまいます。
    山崎先生は、がんに限らず人生の困難に直面する全ての人を支援する普遍的なケアを目指したいと思い立ち在宅医療を目指すに至ったようです。
    http://ameblo.jp/nancli/entry-11546604849.html

  • 「病院で死ぬということ」を読んでからずっと山崎さんの本は読んでいたが癌だけのホスピスのあり方に疑問をいだいて気持ちが離れた時期があった。山崎さんがホスピスを離れて1年間休職されることを知った時、やっぱり山崎さんも葛藤があるんだなと思った。そして休職されてた時期に名古屋でホスピスボランティアの講習会にゲストとして山崎さんが来られケアタウン小平の構想を話された時、そうだ!これこそがあるべきホスピスの姿だと私も思った。
    それから8年。「在宅ホスピスケアに取り組んでいる今が、一番自分自身の心が平穏でいられるような気がする」と山崎さんは言われている。本当に良かったなと思う。8年前は薬剤師として在宅に関われない自分にモヤモヤしていた私が今はケアマネージャーとして大変だけど生き生きと働けている。山崎さんの気持ちよくわかる気がする。

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著者プロフィール

1947年福島県生まれ。千葉大学医学部卒業後、同大学病院勤務。1984年より八日市場市民総合病院(現・匝瑳市)にて消化器医長を務め、院内外の人々とターミナルケア研究会を開催。91年より聖ヨハネ会総合病院桜町病院(東京・小金井市)に移り、05年までホスピス科部長を務める。05年10月にケアタウン小平クリニック(東京・小平市)を開設。現在、ケアタウン小平クリニック院長。著書に『病院で死ぬということ』他多数。

「2015年 『市民ホスピスへの道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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