9歳で突然父を亡くし新聞配達少年から文科大臣に 教育を変える挑戦

  • 海竜社 (2014年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (287ページ) / ISBN・EAN: 9784759313697

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  • 9歳で父を亡くし、育英会の奨学金を得ながら高校・大学へ進んだ著者だからこそ言える教育立国論。教育投資を行うことによりGDPをどのように押し上げるかの試算をしている。


    <目次>
    <はじめに>夢と希望、そして志があれば、どんな逆境も乗り越えていける!
    第一章 悔いのない人生を生きる
    第二章 政治家を志す
    第三章 教育への覚醒め
    第四章 政界への進出
    第五章 世界一やりがいのある仕事
    第六章 人を育てる教育
    第七章 日本再生の起爆剤・東京オリンピック
    第八章 教育立国のグランドデザインを描く
    <おわりに>世界が認めた!日本こそ新しい教育モデル実現に最適の国

     

    2014.07.22 北尾吉孝日記で見つける。
    2014.08.16 読書開始
    2014.08.21 読了

  •  
    ── 下村 博文《9歳で突然父を亡くし新聞配達少年から文科大臣に 20140609 海竜社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4759313699
     
    (20180423)
     

  • 教育の力を伸ばして行くことで日本を活力ある国にという主張。
    人口減少はどうしようもない中で、どこまでできるかという話になる。

  • 著者は文部科学大臣を務められていたが、オリンピックの会場建設費問題の責任をとって先日の内閣改造時に職を辞されて下村博文氏。
    前半は自らが政治家を志し、実際に当選し大臣になるまでの経緯が綴られており、後半は文科大臣として2020年東京オリンピックと今後の教育政策について持論を展開している。
    一読すると「道徳」を始めとする教育及び2020年東京オリンピックへの大変な情熱が感じられ、今回の様な事で引責辞任される事が日本の国益にとって大きなマイナスになるのではないかと思えてならない。

    現在の日本において大きな目標とされている
    ①経済成長・雇用の確保
    ②格差の改善
    ③少子化の克服
    の3つを同時に実現できる政策は教育のみであり、日本が「教育立国」を目指す事が唯一の方法であると主張されており、これを具体的な数字を用いて説明されている。
    一児の父親として、実感をもって納得できる内容であった。

  • 図書館の新入荷の棚にたまたま置いてあって何気に読んでみた一冊。あまり下村大臣のことは知りませんでしたが、教育のことをとても真剣に考えていることがわかります。
    題名の「新聞配達少年…」の話はあまり詳しく出て来ませんが、自分も高校卒業後の新聞奨学生の頃が懐かしく思います。
    道徳の教科書に出てくるという北野武さんの「オフクロへの小遣い」の話は素敵ですね(^^)

  • 群馬生まれで、9歳で父親を亡くし、新聞配達をして生活の足しにしていた少年が、塾経営者となり、行く末は文部大臣になったという下村大臣の著書。
    前半は、政治家になりたい、しかも文部科学大臣になりたいという夢を持ち、励まれたいきさつが書かれている。後半は、文部科学大臣として、教育立国を目指していく思い、デザインが描かれている。

  • 志を立てる。
    ひとりひとりの付加価値を高める。
    教育のあり方について考えさせられた。

  • 文部科学大臣下村博文が、これからの教育のをどういう方向に持って行こうとしているのかわかりやすく書かれていて、教育関係者は一読の価値があると思います。

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著者プロフィール

前文部科学大臣

「2016年 『教育投資が日本を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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