クイズで診断!大人のためのサイエンスIQ

  • 化学同人 (2008年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784759810882

感想・レビュー・書評

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  • 教養、会話のネタのために読んでみた(大学の図書館)

    いろいろな科学の疑問が問題形式で載っていてあとから解説が丁寧にしてある。解答用紙もついているので自分がどれくらいわかっているかを確認しやすい(借りた本なので書き込みはできないが)。

    「大人のための」というだけあって結構詳しく、科学的な解説がされていると感じた。しかし、多くは中学レベルの理科を理解していればOK。書いてあることはよく見る雑学本と変わらない。暇つぶしにはなると思う。

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    ドライアイスを水に入れた時に出る白い煙は二酸化炭素ではない。水滴。
    電子レンジよりも蒸し器で温めた焼売のほうがさめにくい。
    磁石にくっつくのは鉄以外にはコバルトとニッケルだけ。
    氷山がすべて解けても海面は上昇しない。海水面が上昇するのは、熱による海水の膨張と陸上の氷が解けるため。
    イカやタコは血液が青い(ヘモシアニン)
    ハリケーン、台風、サイクロンの名前の違いは土地によるもの。

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  • 科学リテラシーを身につけることがはやってきているのか、最近大人向けの科学の本を多く見るようになってきた。○×クイズ形式で科学クイズに答えて、自分の科学IQをはかってみようという遊び感覚の本。分かりそうで、回答に迷ってしまう…解説がたっぷりあるので、雑学を身につける感覚で、時間つぶしにぱらぱらめくってみるといいかもしれない。

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著者プロフィール

左巻健男
1949年生まれ。東京大学非常勤講師。元法政大学教授。『RikaTan(理科の探検)』誌編集長。
千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究
科理科教育専攻物理化学講座を修了。
専門は理科教育、科学コミュニケーション。
主な著書に、ベストセラー『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』(ダイヤ
モンド社)ほか、『学校に入り込むニセ科学』(平凡社)、『おもしろ理科授業の極意: 未知への探究で好奇心をかき立てる感動の理科授業』(東京書籍)、『面白くて眠れなくなる物理』(PHP研究所)、『中学生にもわかる化学史』(筑摩書房)などがある。

「2022年 『世界が驚く日本のすごい科学と技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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