似せてだます擬態の不思議な世界 (DOJIN選書 2)

著者 :
  • 化学同人
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759813029

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  • 『文献渉猟2007』より。

  • プロローグ 擬態とは何か
    第1章 だまし・だまされる生きものたち
    第2章 だましのテクニック
    第3章 紋様をつくりだすしくみ
    第4章 擬態するカイコ
    第5章 アゲハに見る擬態の不思議
    第6章 だまされるものか
    第7章 視覚以外の五感でだます
    第8章 分子も擬態する
    エピローグ 人間社会におけるだましのテクニック

  • 「分子生物学のメスが入りはじめた」現在の研究段階から見た「擬態の情報戦略」を明らかにするために書かれた一冊。擬態といえば当然昆虫が多くのページを埋めることになるが、ここでは「情報交換の陰には必ず擬態あり」というスタンスで、複雑な人間の行動に関する、似せてだます戦略をも紹介している。

    プロローグ 擬態とは何か
    第1章 だまし・だまされる生きものたち
    第2章 だましのテクニック/標識型擬態と隠蔽型擬態
    第3章 模様をつくりだすしくみ/擬態の分子メカニズム
    第4章 擬態するカイコ
    第5章 アゲハに見る擬態の不思議
    第6章 だまされるものか/擬態を見破る苦労
    第7章 視覚以外の五感でだます
    第8章 分子も擬態する/相互作用を真似る世界
    エピローグ 人間社会におけるだましのテクニック

    口絵のカラー写真20数葉にも珍しいものがある。

  • [ 内容 ]
    情報を発信するものが、情報を受け取るものを「似せてだます」戦略、擬態。
    蘭の花になったカマキリ、ハチの姿に似せたアブ、目玉模様をもったチョウ…自然界には思いもよらない擬態が存在する。
    彼らはなぜ「似せてだます」戦略をとったのか?
    擬態のメカニズムはどこまで明らかになっているのか?
    「情報交換の陰には擬態あり」をキーワードに、昆虫だけでなく分子の世界、さらには人間界まで縦横に駆け巡る。
    擬態をどこまで見破れるか。

    [ 目次 ]
    プロローグ―擬態とは何か
    第1章 だまし・だまされる生きものたち
    第2章 だましのテクニック―標識型擬態と隠蔽型擬態
    第3章 紋様をつくりだすしくみ―擬態の分子メカニズム
    第4章 擬態するカイコ
    第5章 アゲハに見る擬態の不思議
    第6章 だまされるものか―擬態を見破る苦労
    第7章 視覚以外の五感でだます
    第8章 分子も擬態する―相互作用を真似る世界
    エピローグ―人間社会におけるだましのテクニック

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    [ 参考となる書評 ]

  • いっちょ私も擬態してみっか。

  • 専門家なだけに、”擬態”をあれこれ解説紹介していて、興味深い。とりわけ、擬態の型を示しつつ、様々なエピソードを交えているのが読者向きである。

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著者プロフィール

東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授

「2017年 『チョウの斑紋多様性と進化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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