雷に魅せられて―カミナリ博士、その謎を追う (DOJIN選書 16)

著者 :
  • 化学同人
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759813166

感想・レビュー・書評

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  • 雷は恐ろしいものだが、同時に、どこか惹かれる力を持っている。その魅力と研究の詳細を、カミナリ博士である著者がたっぷりと語ってくれる。「金属を身に付けていると被雷する、というわけではない」など、私たちのような一般人の思い込みや誤解が、専門家の解説によって解かれていく。

  • いつ、どこでこの本を買ったのかおぼえていない。

    カミナリ、眺めるの好きです。

    本の前半は、カミナリに関するウンチクが読めるものの、後半は研究生活を散文的に書いたもので、一般人にもわかるよう専門的解説を省いたせいか、面白さはなかった。

  • 雷放電の研究者が書き綴った、研究で得られた知見や日常。
    金属を身に着けているとそこに雷が落ちる、というのはよく言われる話ですが実はそんなことはない、雷が落ちた時に金属が熱を持って火傷するだけでしかない、というのは言われてみればそのとおりです。
    落雷を避ける方法を教えて下さい、とよく言われるけれどもその状況次第なので一言では言えない、というのもたしかにそのとおり。
    落雷の被害に遭う人が出る都度、テレビ局などに問い合わせを受けているそうで、閉口している様子が目に浮かびます。
    広帯域電波干渉計、広帯域レーダー、ストリークカメラを用いて雷の観測を行うのが主な研究内容だそうで、中国のロケットを使った誘雷実験に協力したり、アメリカに出掛けて観測を行ったりと意外に国際的に研究者が多く交流が活発なことに驚きました。
    さらには大阪の中小企業が中心となって打ち上げた「まいど」人工衛星に雷観測用の装置を積むことになった経緯も書かれています(調べてみると、この本の初版発行2008年の翌年に打ち上げられたらしい)。
    あとがきにはブログを始めたということも書いており、好奇心旺盛な筆者の人柄が感じられます。

  • カミナリ博士が雷について語る。
    雷は金属にめがけて落ちるのではないし、ゴムぐらいじゃ絶縁にならないし、遠雷が聞こえる=雷鳴が聞こえるのはだいたい15㎞。
    雷雲の半径10㎞なので、雷鳴が聞こえる=頭上に雷雲があるだから避難を始めるべき。

  • [ 内容 ]
    地震、雷、火事、親父。
    怖いものの象徴の一つである雷も、正しい知識があれば恐れることはない!?
    本書ではまず、世に流布している雷にまつわるさまざまな誤解を解きほぐし、「雷はどこに落ちる?」「雷から身を守る方法は?」など気になる疑問のあれこれをお答えしましょう。
    さらに、雷を真に理解するために著者が実施してきた中国やオーストラリアでの野外観測の模様を、臨場感たっぷりに伝えます。

    [ 目次 ]
    プロローグ 宇宙から雷観測やりまっせ
    第1章 河崎先生、教えてください!
    第2章 雷様とは何者?
    第3章 雷様からいかに身を守るか
    第4章 世界の雷を求めて
    第5章 ロケット誘雷実験計画―中国での雷観測
    第6章 捲土重来を期す―アメリカでの雷観測
    第7章 ヘクターに魅せられて―オーストラリアでの雷観測
    エピローグ 夢を形に―まいど衛星

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