自然に学ぶ粋なテクノロジー なぜカタツムリの殻は汚れないのか (DOJIN選書22)
- 化学同人 (2009年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759813227
作品紹介・あらすじ
いつも快適なシロアリの巣に学ぶ「無電源エアコン」、汚れ知らずのカタツムリの殻に学ぶ「洗浄不要のキッチン」、天井を走るヤモリの足に学ぶ「あたらしい接着の考え方」-自然のもつ完璧な循環から見えてくるあたらしいテクノロジーのかたち。地球環境をこれまでとは違った角度から捉える。
感想・レビュー・書評
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2023年1-2月期展示本です。
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こういう本を学生さんがどんどん読んで欲しいなぁ。我慢はサステナビリティにはならない。ワクワクが必要^ - ^
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4〜8nmの孔が大量にあれば、湿度が高い時は湿気を吸い込み、低い時は吐き出して制御することができる。床に土の水熱固化体を施工すると、温度湿度のばらつきが緩和される。土を固めた材料は、ソイルセラミックス、エコカラットとしてINAXから市販されている。
漆喰壁は抗菌性を持ち、カビを寄せ付けずに純白を維持することができる。 -
3.11より前に書かれているのが良い。日本人の持つ八百万の神といった完成は確かに大切。九鬼周造さんの「粋」について触れているのも面白い。確かにこのままの教育制度では、粋なテクノロジーはなかなか生まれてこないかもしれない。
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すげ。自然から学ぶことは多い。
ソフトウェアエンジニアとしてはどうだろう。 -
『動物たちの生きる知恵 生命35億年のハイテク』のようなタイプの本を想像したのですが、ちょっと違いました。個々の生物を取り上げた部分はわずかで、環境について発想の転換を呼びかける著者の持論が内容の大半を占めます。
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元INAX役員の方の著書。データも豊富、ロジックも適当だが、途中どこか一辺倒というか、思想の偏りを感じざるを得なかった。全体の構成も微妙で、うまくやれば2/3のボリュームにできたはずだろうが。
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土壁のおうちに住んでみたいと思いましたっていうかちょっと前までの日本の家って 田舎の方では 結構家に占める土間の割合が高かったと思います町屋でもお台所は 土間だったりしていたはずもっと日本の気候に合わせた住まい方をしてもいいはず
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非電化の考え方と共同研究したら又広がっていくであろうと思いました。