生命の起源を宇宙に求めて パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書)

  • 化学同人 (2010年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784759813364

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  • 生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書36)

  • なかなかおもしろい内容の本です。
    トンデモと思われがちなテーマですが、
    著者自身もその自覚がありつつ、
    しっかりとその認識の上に立って書かれています。

    背景となる知識を説明するための小話も、
    横道に逸れ過ぎない範囲でしっかり書かれています。
    長沼さんの見識の広さには驚くばかりです。
    (天文分野には多少、突っ込みたい箇所もありましたが)

    読みながら、自分ならどう思うだろう、と考えられる本でもありますね。

  • 自らが傍流だと自覚しているからこそ、正統の限界と自らの論拠の記述が冴えている。大数の法則を根拠に、宇宙塵を生命の源とするアイデアはすばらしいが、非生命から生命の跳躍についてだけ、疑問符がつく。明瞭ではないのだ。ここが研究のフロンティアなのだろう。全般的には、生命のあり方について、他書よりも優れていると感じた。

    ・実験でアミノ酸は作れるが、タンパク質、そして生体高分子はできない。
    ・RNAワールド仮説:はじめにRNAありき。
    ・火星では200万年前に噴火のあとが見られる。
    ・ホイル「われわれは星から生まれた」
    ・宇宙の晴れ上がり:宇宙の誕生から40万年が過ぎ、温度がある程度まで下がった頃、ようやく光が進めるようになった。
    ・宇宙の大きさと時間の関係。
    ・宇宙における元素の生成:1.ビッグバン原子核合成(4元素)、2.恒星内元素合成(鉄まで)、3.超新星元素合成(鉄以上)
    ・生命誕生に必要な大数性
    ・太陽系は天の川銀河を4000年に一度その腕をくぐる。地球生物の絶滅史と相関があるか?

  • 東京新聞2011.03.20朝刊。

    声明の素は地球ができた頃隕石によってもたらされたという「パンスペルミア説」についてのアプローチ。

    《本書の魅力は、ひとつの専門に偏ることなく広い視野で宇宙からの生命到来を物語のように語っているところだ。》(横山広美氏・文)

    ホンマかどうかはわかりませんがパンスペルミア説は気に入ってます。
    ちょっと興味あり。

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著者プロフィール

1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。深海生物学、微生物生態学、系統地理学を専門とし、極地、深海、砂漠、地底など、世界中の極限環境にいる生物を探索する。筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了、海洋科学技術センター(JAMSTEC、現・海洋研究開発機構研究員)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員などを経て、現在、広島大学大学院生物圏科学研究科教授。『宇宙がよろこぶ生命論』(ちくまプリマー新書)、『形態の生命誌――なぜ生物にカタチがあるのか』(新潮選書)、『辺境生物探訪記 生命の本質を求めて』(共著・光文社新書)、『地球外生命 われわれは孤独か』(共著・岩波新書)、『生命の始まりを探して僕は生物学者になった』(河出書房新社)ほか著書多数。

「2016年 『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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