子どもの頃の思い出は本物か: 記憶に裏切られるとき

制作 : Karl Sabbagh  越智 啓太  雨宮 有里  丹藤 克也 
  • 化学同人
3.57
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本棚登録 : 139
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759814675

作品紹介・あらすじ

つくられる偽りの記憶。ときに歪められ、ときに植えつけられる子どもの頃の記憶。その思い出は本当にあなた自身のものか。

感想・レビュー・書評

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  • 自分は親との関係についてずっと悩んできた。ずっとトラウマがあり、高校生になってからはずっと幼少期の子育てに対する疑問をもって生きてきた。
    本書を読んで記憶というのは、不正確なものだということが多くの実験からわかった。科学的に記憶の抑圧なんていうものは実証されていないことも分かった。

    中途半端な心理療法家は怖いなーとおもった。

  • Remembering Our Childhood:
    How Memory Betrays Us
    http://www.kagakudojin.co.jp/book/b87050.html

  • 何年も忘れない
    幼児期健忘
    自分が何者かをどうやって知るのか
    記憶の再構成
    記憶戦争の勃発
    偽りを演じる
    信念の限界
    セラピーの犯罪
    イメージを信じて
    虐待される真実
    フレイド家の確執
    真実、あるいはその行く末

  • 私たちみなが持っている、一番古い記憶。その思い出は本当にあなた自身のものか。ときに歪められ、つくられる偽りの記憶。自伝的記憶研究の入門書。OPAC → http://t.co/dC1FXIk50Z

  • 自伝的記憶をめぐる大論争(抑圧された記憶の回復)について。そのメインは子供のころ受けた性的虐待の記憶の話。宇宙人に誘拐されたという「気づき」→確信についても。人間の記憶というものはこんなにあやふやさなのに,社会では記憶が結構信頼されている。その歪みがもっとも尖鋭な形で現れたのが,児童虐待の記憶論争だったんだろう。

  • 思い出や記憶の話かと思いきや、後半は性的(児童)虐待の話ばかりでなんとも。

  • ワークショップ「記憶を探る」:“本日の一冊”本

  • 記憶が変容するなんて当たり前じゃんと思ってたけど
    そうでもないのかしら
    しかし専門家と思われている人からの記憶の埋め込みは怖いな

  • 認知心理学の中における記憶に関する考察。
    児童虐待が絡む犯罪が増える中、また児童期の記憶をあることがきっかけで成人してから思い出した時、その記憶の信頼性はどれだけのものなのか。

    いくつかのトピックがとても興味深いのだけど、西洋人と東洋人ではその社会性の違いから、記憶に関しての発達も異なる、という事実も面白かった。個人主義と社会主義。

  • 記憶はビデオテープの再生のようなものではなく、脳内に断片的に貯蔵されたデータによる再構成なのだ。だから記憶は自分の都合の良いように改変さるし、信用がならない。精神に問題があり人は、性的虐待を受けているはず、と断定する心理療法家や、それによって自分が被害者だと思い込む人たちは、世田谷区で放射線によって危険にさせされていると喚く人達を連想させる。

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