頭の中は最強の実験室: 学問の常識を揺るがした思考実験

著者 :
  • 化学同人
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レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759815238

作品紹介・あらすじ

歴史に残るさまざまな分野の思考実験の意味やその学問背景などを、イラストを用いながらわかりやすく紹介。思考実験ならではのおもしろさと知的興奮を味わってみよう。

感想・レビュー・書評

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  • 某編集者に贈っていただく。本書で取り上げられている思考実験は60弱で、『100の思考実験』より少ないが、その分よく分析されている。「はじめに」の思考実験の意義や分類もよくできている(それに比べると『100の思考実験』の最初に書かれている思考実験の意義は適当すぎるだろうと思う)。ブックガイドや索引も充実している。
    たとえばChalmersの哲学的ゾンビについて両方の記述を比較すると、『100』では思考実験のエッセイ的な簡単な解説があるだけだが、『頭の中』ではChalmersの紹介、この思考実験の意義などがクオリア関連の他の思考実験を含めた文脈の中で丁寧に説明されている。
    というわけで、贈ってもらったからというわけでもないが、よくできている本。お金があれば両方買うのがよいでしょう。

  • チューリングテストや、水槽の脳など、興味深い思考実験がイラスト付きでわかりやすく学べた。

  • 有名な思考実験20件が紹介されている。トロッコ問題や臓器くじ、アキレスと亀、ガリレオ、転送機問題、マリーの部屋と哲学的ゾンビ、チューリングテストと中国語の部屋、水槽の中の脳と世界5分前創造仮説、ファインチューニング、ギャンブラーの誤謬、モンティホールと3囚人、舌切り雀、ヘンペルの室内鳥類学、ケインズの美人投票、マックスウェルの悪魔、ニュートンのバケツとマッハのバケツ、シュレディンガーの猫などなど。

  • 最終章の相対性理論に期待して読み始めた。

    しかし、確率の計算方法やその考え方も面白かった。学校教育での確率計算でよく解答と異なることがあったが、それは必ずしも間違いではなかったように思った。数学教育において重要な考え方がと感じた。

    相対性理論に関しても、今まで読んだものと異なる視点からみることができて勉強になった。物理学や数学は脳内実験ができてうらやましい。

  • 哲学、倫理、物理、量子論、数学などで行われる思考実験を紹介。すごく面白かった。個人的には哲学の思考実験が好き。ある程度は専門的な知識がないとわかりづらいのもあるが思考実験って何?という方には非常に良書だと思います。それにしても思考実験を考える人の思考ってどんな風になっているんだろう。ただただスゴイの一言です。

  • 久々、論理的な頭を使った。初歩には丁度良い。

  • 思考実験という何も道具のいらない実験で多くの事が解明され、思考されてきた事に驚く。人は自分の脳みそだけでここまで色々な事を考え、発見していく事ができる事に感心。

  • 哲学、数学、物理学など、広範囲な分野から、59の思考実験を紹介している。平易に解説されており、比較的難解なテーマでも、2度ほど繰り返し、精読すれば、理解できるように解説されている。巻末には、もっと知りたい人のためのブックガイド、思考実験索引、人名索引、用語索引があり、読者に配慮されている。

  • 後半になるにつれ、段々難解度がアップ。
    でも、相対性理論や量子力学とか今までさっぱりだったのが、少しは理解出来た、ような、気がする……たぶん。

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