探偵フレディの数学事件ファイル LA発犯罪と恋をめぐる14のミステリー

ジェイムズ・D.スタイン 藤原多伽夫

• 化学同人 (2017年11月28日発売)

作品紹介・あらすじ

ロサンゼルスにやってきた私立探偵フレディが，数学が鍵となる事件を解決していく短編ミステリー小説集．軽い事件から殺人事件までが登場するハードボイルド風の探偵小説を楽しく読みながら，知らず知らずのうちに数学の知識も身につく．もちろん数学の知識がなくても小説として十分楽しめるし，小説に出てきた数学についてもっと知りたい読者のためには，関係する数学のテーマを詳しく解説した付録もついている．

感想・レビュー・書評

[小樽商科大学附属図書館さんの感想 · 2025年6月9日]

https://webopac.ih.otaru-uc.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB10287754

[会津大学情報センター（附属図書館）さんの感想 · 2021年5月30日]

学生リクエスト2019

[kemtarouさんの感想 · 2018年9月9日]

探偵フレディとその大家ピートが様々な依頼を受け、その解決過程で使用した数学を説明するスタイル。フレディは探偵とは名ばかりで、解決の主役はピートという茶化したコンビが親しみやすい。読み物として軽い内容の上、数学の知識を期待する読者には初等的過ぎて物足りない。登場人物には工夫が見られる。

[sankakuyaroさんの感想 · 2018年6月4日]

確率やゲーム理論などいくつかの数学テーマをベースに書かれた短編ミステリ集。
数学とミステリの相性はいいと思うので、このアイデアは面白い。しかし残念ながら本書は小説として面白くない。