地球温暖化で人類は絶滅しない 環境危機を警告する人たちが見過ごしていること

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  • 化学同人 (2022年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784759821710

作品紹介・あらすじ

環境活動家の著者が,環境危機の行き過ぎた警告の非科学性を指摘し,開発途上国を考慮した,環境問題の現実的な解決策を提示する.

感想・レビュー・書評

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  • キャッチーなタイトルながら、キャッチーな話題に振り回されるなという本
    文字量も情報量も多くて読むのがしんどかった。
    大事な内容だし、簡単にいうと、人類が直面する問題は温暖化だけではないし、今なされている温暖化対策も、必ずしも効果的でない事案が数多く紹介されている。
    温暖化対策を単に否定しているわけではなく、包括的に、冷静に判断するのが大事ということで、とても素晴らしい内容である。
    のだが、
    とにかく読みにくい。情報量が多いのはいいことかもしれないが、いかんせん量が多すぎるし、ストーリー性に乏しく、脈絡なく羅列されている印象で、疲れる。
    本を読むのが得意な方にはおすすめ。

  • 地球温暖化をテーマにした書籍は偏りがちな論調になりがちだが、科学的・現実的側面と人道的側面から地球温暖化に対する最適解をフラットに提示する本として貴重な良書だった。レビュー数が少なくあまり世間に読まれていないのか。もったいない。地球温暖化に対する解として原子力発電の必要性を説いている一方、原子力発電には解決すべき課題も数多くあり、その辺りの負の側面も併せて深堀りして語ってくれればもっと良かった。宗教に近い環境主義者や、発展途上国へのリープフロッグの強制への批判的姿勢は著者に完全同意。しかし長い、、、読了に2週間もかかってしまった。

  • 極端な環境保護活動が、かえって途上国の発展を妨げて、それによって、環境を悪化させてしまっていることを、いろいろな事例を用いて説明している。全く同感。

  • ・タイトルだけから推測するとビョルン・ロンボルグ本的な何かと思うが、版元が化学同人なのでマトモな本の可能性がある。

    【書誌情報】
    著者:Michael Shellenberger
    訳者:藤倉 良|桂井 太郎|安達 一郎
    定価:2,800円+税
    出版年月日:2022/07/10
    9784759821710
    版型:4-6、416ページ
    https://www.kagakudojin.co.jp/smp/book/b605895.html 

    【簡易目次】
    第1章 世界は終わらない
    第2章 地球の肺は燃えていない
    第3章 プラスチックストローでもいいじゃないか
    第4章 第六の絶滅はキャンセル
    第5章 搾取工場が地球を救う
    第6章 クジラを救ったのは貪欲(グリーンピースではない)
    第7章 ステーキも召し上がれ
    第8章 自然を守るのは爆弾
    第9章 環境保護が破壊環境につながる
    第10章 グリーンの内側
    第11章 力づく
    第12章 迷える魂のための偽りの神々

  • 東2法経図・6F開架:519A/Sh14c//K

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