- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759822427
作品紹介・あらすじ
自然のくらしは、つねに移りかわるものです。花は毎年、春になると咲きほこり、秋がくると色あせるというサイクルを太古の昔から続けています。動物たちも、めぐる季節のなかで食べ物をさがし、子どもを育て、ときには遠く遠く離れたところへ旅してその一生を送っていくのです。この本では、四季のさまざまな変化が本物の押し花や押し葉を使って描かれています。
感想・レビュー・書評
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【Before】(本を選んだ理由)
表紙のサギのイラストからして美しかったです。全ての絵が押花に色付けもせず原色のまま使っているとは。押花に疎いだけにこれまでに経験した事のない美を体験できると思った。
【After】(気づき)
想像以上に素晴らしかった。美しいだけでなく動物達の可愛らしさ、その躍動感、繊細さ、曲線美、これが全て押花、押し葉とは、どれだけの緻密な作品に感動しました。
【To Do】(自身への引き寄せ)
押花一つひとつをよく見ると、公園や並木道でよく見かける草花。ひとつの花びらや木の葉をじっくり見てみよう。想像の中で自然美の新しい発見が得られるかもしれないと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
身近な自然の四季を、全て押し花で描いた絵本。
鮮やかな押し花で描かれた動物や草木は本当にため息が出るほどに美しい。
とりわけ、鳥ときのこの優美さといったら!
是非学校図書館に置いてほしい。
私は家にも置いて眺めたい。
きっと時間を忘れて見入ってしまうだろう。
2021.11.28 -
もっともっと知られて良い本です。
すごく丁寧に作られています。
ぜんぶ押し花・葉で描かれているって、
なんてロマンチックなのでしょう。
ひとつひとつの動物たちが美しくて、すぐに見入ってしまいますよ。
特に紅葉の時期だと、より愉しめそう。
学校法人リズム学園 恵庭幼稚園様で読ませていただきました。 -
春
春のコーラス
巣づくり
木々の目ざめ
大きく育つ
野ウサギはねる
沼のくらし
みんなでならんで
チョウと花
夏
草原で
ツバメが空を舞う
コオロギの歌
アシのしげみで
かがやく緑の葉
ほころぶ蕾とハチ
夏の夜
秋
シカの子づくり
黄金色の葉
タンポポのわた毛
旅立ちのとき
木の実とベリー
森に生きる菌
冬
冬眠
はだかの枝
集まる鳥たち
冬の実
コマドリの朱い胸
夜のアカギツネ -
これはすごい。すべてが押し花だけで描かれた美しい四季の本。
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押し花と押し葉で描く動植物と四季の移ろい。
美しすぎる…