ちいさなかしこいオオカミ

  • 化学同人 (2024年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (34ページ) / ISBN・EAN: 9784759822540

作品紹介・あらすじ

小さな賢いオオカミは、もっと賢くなるためにもっとたくさん本を読みたいと思っていました。

とおいとおいやまのむこうに、「ちいさなかしこいオオカミ」がすんでいました。
森のみんなはわからないことがあると、オオカミのところへききにきます。でも、ちいさなかしこいオオカミは言うのでした。
「みんなにこたえてるひまはないんだ……」
ある日、王さまの重いやまいをなおすため、オオカミはお城へ一人で出かけていきました。お城はずいぶんと遠く、オオカミは迷子になってしまいます。
「ぼくって、みんながいうほど、かしこくないんだ。おうさまのやまいなんて、ぼくにはなおせっこない」…くたくたで、さむくて、足がいたくて、おなかがすいたオオカミを助けてくれたのは、森のみんなでした。               
小さなかしこいオオカミは、もっとかしこくなるためには、森のみんなに教わることがもっとたくさんあることを知ります。
いまでは、みんながたずねてきても、いそがしくてひまがないとはおもいません。
もしかすると、まえよりもっとたくさん本を読んでいても。
ちいさなかしこいオオカミは、友達に教えたり教えてもらったりすることで、もっとかしこくなれたのでした。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が既に素敵じゃない?
    赤い長靴がぱっと映えてて。
    それだけで期待値が上がる。

    これ良いなぁ。
    色合いも良い。
    情けは人のためならず。
    に気付いたのよね。
    1人だけじゃ気付けないことがあるって気付いたのよね。

    こんな対応されたら周りが見放してしまいそうだけど、そうしなかった周りの動物たちが素敵。
    見放される前に気付けたオオカミも偉かったよね。

  • Recensie: Kleine wijze wolf – Gijs van der Hammen – Marleens Boeken
    https://marleensboeken.wordpress.com/2018/01/27/recensie-kleine-wijze-wolf-gijs-van-der-hammen/

    Recensie: Kleine wijze wolf - Juf-Judith.nl
    https://www.juf-judith.nl/recensie-kleine-wijze-wolf/

    Gijs van der Hammen | Hoogland & Van Klaveren
    http://www.hooglandvanklaveren.nl/auteur/gijs-van-der-hammen

    Hanneke Siemensma(@hannekesiemensma) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/hannekesiemensma/

    Hanneke Siemensma
    https://hannekesiemensma.nl/

    野坂 悦子(作品一覧・著者プロフィール) | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=5174

    ちいさなかしこいオオカミ - 株式会社 化学同人
    https://www.kagakudojin.co.jp/book/b648060.html

  • 10歳6ヶ月の娘
    7歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    かわいい絵だーー

    知識は
    ただただあるだけでなく
    それを有効活用しなくては。

    人に教えるってのも
    大切よね

  • 〝遠い遠い山の向こうに、一匹の「小さな賢いオオカミ」が棲んでいた。森のみんなは、分からないことがあると、オオカミの家を訪ねにやって来る。しかし、オオカミは言う「みんなに応えてる暇はないんだ」と・・・。 ある日のこと、国の王様の重い病気を治すを頼まれたオオカミは、しぶしぶ、お城へ出かけて行った。お城までは随分と遠く、オオカミは迷子になってしまい「ぼくって、みんなが言うほど、賢くないんだ。王様の病気なんて、ぼくには治せっこない」…。疲れ果て、空腹のオオカミに手を差し伸べてくれたのは、素知らぬ顔で話し相手にもしなかった森の動物たちだった❢…〟本当の賢さとは? 真心で接することの大切さとは?…こころに沁みる共感を覚える物語絵本。

  • 自分の知識を増やすことしか考えていなかったオオカミが、王さまの病気を治してほしいと要請され、独りで旅立ったものの、道は遠く、難渋します。知識や賢さが役に立たない場面に立たされてしまいました。そんな時、今まで無視してきた友だちのサポートのおかげで、お城にたどり着き、王さまを助けることができました。
    「ともだちに おそわることが まだ いっぱい ある」からと、専属医就任を辞退して、山の向こうに戻ったオオカミは悟ったのでしょう。知識とは、ひたすら本を読んで溜め込んだものよりも、現実に何かに取り組み他人とも関わる中で鍛えられたものの方が優れていると。そう、会議室でなく現場(『踊る大捜査線』風に言うと)なのです。だから「もしかすると まえより もっと たくさん」本を読み星や草を見つけられるのです。

  • 「ちいさなかしこいオオカミ」くんが、自分ひとりでできることの限界をしり、森のみんなの大切さをしるお話。

    ストーリーもわかりやすく、絵が大人っぽくて素敵。
    いじわるなものが登場せずに、オオカミくんが成長するのはとても幸せな気持ちになる。

  • ちいさなかしこいオオカミは、もっと賢くなるためにもっとたくさん本を読みたいから森の仲間の誰とも関わらない日々。
    王様の重い病を治すために、長い長い道のりを孤独に歩き続けるオオカミを見守る森の彼らの優しさがうれしい。
    一人で生きることは気楽だし、好きなことだけに自分の時間を費やしていられる。それも悪くないけれど…ふと挫けそうになった時、仲間から分けてもらえる力は一人では生み出せないもの。
    「ともだちに おそわることが、まだ いっぱい あるんです」のオオカミの言葉にグッときた。9歳息子に覚えていてほしいな。

  • 森でいちばんかしこい、ちいさなオオカミの元には引も切らずに森の動物たちからの質問や相談が舞い込んできますが、オオカミは一人で本を読んだり実験したり考えたりするのに忙しいので動物たちの相手をしていられません。
    ところがある日お城から王様が重い病で苦しんでいて、かしこいちいさなオオカミに、そのかしこさで助けてほしいと呼んでいるという知らせが届きます。忙しいから無理だよと断るオオカミでしたが、君しかいないという求めの声にお城へむかって出発しますが…

    ちいさなかしこいオオカミが、森の中を旅しながら、お腹がぺこぺこになったり道に迷ったりという失敗にうなだれて、本当はみんなが思うほどかしこくないんだ、病気だって治せるかどうかわからない、という風に心のうちをひとりごつ様子に胸がキュッとしました。
    これはかしこい子、ふだんみんなに頼られている優等生の子には刺さるかもしれません。あとはむしろ大人、初めて部下がついてあわあわしている初任係長の方などに刺さりそう…『みんなの相談に答えてる暇があるなら自分の仕事がしたい』と、要約すればそういうことを考えているオオカミの姿を見るとめちゃめちゃ身につまされる思いでした。非常に大人にも読み甲斐のある絵本です。

    いつも相談や質問にきていた動物たちが、森で道を失ってふらふら歩くかしこいオオカミを心配して見守っていること。とうとう力尽きそうになったときに温かい寝床と食事を用意してくれること。いざ治療に挑む際にカラスの声に背中を押してもらうこと。
    自分に自信が持てないとき、周囲の支えがどれほど温かいか、そしてその支えは解決しようとしている課題についての直接的な能力値(どれほどかしこいか)とは関係なく与えることができるということがわかります。かしこい人、できる人間としか関わる必要ないと言ってる子がいたら、この絵本を読むのをおすすめします。
    人からはかしこいね、できるねと言われても、自分では自信がないからこそ、人との交流をできるだけ断とうとするのかもしれないなぁとか、読んだ後、いろいろな話ができそうです。オオカミに似た子も、クマに似た子も、それぞれに得るところがありますね。
    最後には王様の病気に効く薬草を煎じてお城の医者になることを請われたオオカミが、まだ森でみんなから学ぶことがあるんだと家へ帰り、以前よりたくさん動物たちの相談にのったり一緒に流星を見たりしながら、どうやってかわからないけど以前同様に本を読めている、というお話の終わり、『どうやってかわからないけど』というところがリアルです。ハッピーエンドのゴールはみんなと交流もして、仕事もそれまで通り、しかないんだよ(やり方は自分で考えよう)というある意味真摯なオチかもしれません。

  • ふむ

  • 動物たちの優しさとオオカミの成長に感動!
    私も動物たちのような清い心を持ちたい…(笑)
    大人にもおすすめしたい絵本でした。

  • ●6分20秒

  • 7分16秒
    2025.05.25

  • 図書館本。次女に借りた本を長女も読む。本から得る知識をもとに賢かったオオカミ。思わぬ救いの手を受けたことをきっかけに他の動物たちからも本からは得られない学びを得る。読み重ねていきたい絵本。

  • ちょっと説教くさいけど、悪い話じゃない。
    独りよがりの愚かさを優しく説いてる絵本。

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