わるいタネ きずだらけのオレがきめたこと

  • 化学同人
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759822823

作品紹介・あらすじ

オレは、わるいタネ。とんでもなくひねくれた、いじわるなタネさ。嫌がらせして、嘘ついて、みんなに迷惑かけてやる! でも、昔はこんなワルじゃなかった。オレだって、みんなと仲良くしたいんだ…。
人生につまずくことは誰にでもあります。ちょっとしたきっかけで、いつでもやり直せるということを教えてくれる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • ※最後まであらすじが書いてあります。

    オレは、わるいタネ。昔は、一本のひまわりの中で家族と仲良く暮らしていた。でも、人間が食べるために袋詰めにされ、人間に食べられそうになって、一人助かった。それから、とんでもなくひねくれた、いじわるなタネになった。あるとき、家族との楽しかった毎日を思い出して、決めた。もう悪ぶるのはやめる。あきらめないで、少しずつ、少しずつ、やさしくなればいい。今もいじわるな気持ちにもなるし、どっちかではなくまぜこぜ。オレってそんなにわるいタネじゃないと、思う。

    ※アメリカンで、タネたちの表情が豊かで、色合いが渋くて、好きな絵。
    悪いことをすると、周りが怖がり、うわさするから、自分も悪いタネを演じ始める部分もあるんだろうなあ。
    特別支援員として、私がかかわっている子どもたちは、この「わるいタネ」みたいな子どもが多いなあ。例えば、授業中立ち歩いて、鉛筆を削りに行く。鉛筆削りが壊れたみたいで、怒り始める。私が助けようかと声をかけ、鉛筆削りを直すと、「ありがとう。」と言う。授業中、大声を出したり、歌を歌って邪魔をすることも多いが、優しい声でありがとうが言えるんだよね。その子をいつも応援してるよのオーラは出していたいと思う。まわりから優しくされて、人は優しくなれると思うから。
    このシリーズの、「おりこうタマゴ」や「クールなマメ」もいい。

  • 「おれがどんなにわるいタネかききたいか?」
    時間は守らない、手も足も洗わない、ウソが得意、あかちゃんだって泣かせてやるぜ

    でもね、オレだってむかしからワルじゃなかったんだ

    〇家族との思い出が、人を助けることがある
    〇見守って、今を見てあげる
    〇一度に変わるのは難しいけど、少しずつ

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