おりこうタマゴ ひびわれたぼくはいえをでた

ジョリ・ジョン ピート・オズワルド 鈴木沙織

• 化学同人 (2022年12月12日発売)

作品紹介・あらすじ

ボクは、おりこうタマゴ。困っている人は助けるし、なんでもお手伝いします。でも、おなじ紙パックで暮らすことになったタマゴたちは、自分勝手でやりたい放題！　みんなもおりこうになれるように頑張っていたら、心も体もぼろぼろに…。
完璧ばかりを求めずに、ありのままを受け入れて楽しむことの大切さを教えてくれる絵本。

感想・レビュー・書評

[1763466番目の読書家さんの感想 · 2023年2月15日]

たまごのイラストが可愛い！
みんな完璧じゃないし、それでいい。
大人のわたしがお気に入りの絵本です

[ニャーテンさんの感想 · 2023年6月13日]

まじめで傷つきやすさを持った7歳の息子に通じるものを感じる絵本だった。
一緒に暮らすやりたい放題のタマゴたちの中で「しっかりしなきゃ」と頑張る『おりこうタマゴ』。でもその結果、心と体に“ひび”が！
家出をして思いっきり「ぼく」の時間を楽しんで気づく…「気にしすぎない」こと、「みんな かんぺきじゃないし、ぼくだって、そう。でも…それで いい」こと。
生きやすくしてくれる答えが出ていて、コミカルな絵にも和む。
『おりこうタマゴ』タイプの子どもへの対応や状態を理解するヒントにもなったし、度々読み返していきたい。