あれもカガク,これもカガク サクッと錯体

  • 化学同人 (2024年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784759823608

作品紹介・あらすじ

サクタイってなんですか? タイの一種ですか?

高校化学では錯体や錯イオンなどはいちおう習いますが,世の中の人たちは有機化合物や無機化合物は知っていても,錯体はよくわからないという人は多いかもしれません.
ところが,身のまわりには意外と錯体が使われています.私たちの身体のなかを流れている血にはヘモグロビンがふくまれていますし,植物の葉緑体もクロロフィルという色素を使って光合成をしています.そして多くの錯体には色がついています.血が赤いのも,宝石のサファイアが青いのも,錯体が関係しているのです.本書ではまず色について解説し,だんだんカガクの,そして錯体について説明していきます.この本を読み終わったときには,きっと錯体カガクのおおよそのイメージがつかめ,錯体化合物が世のなかの至るところで活躍していることがわかるでしょう.

その事実を知れば,世の中がもっと面白くなるはず!

感想・レビュー・書評

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  • りんごが赤く見えるのは、緑の光を吸収しているからってなんか不思議。
    染料と顔料の違いも面白かった。染料は光などで劣化するけど顔料は丈夫だから長持ちするんだ。しかも顔料って金属の色なんだ!フェルメールの真珠の耳飾りの少女にいろんな顔料が使用されているとは。
    肝機能検査のALPはアルカリフォスターゼのことだったんだ。肝臓や胆道系に異常が現れた場合、血液中にこれが多く流れだすから気付けるのか。
    お酒に強い人と弱い人がいるのはなぜが面白かった。強い人の方がすごいとおもっていたけど、アルコールデヒドロゲナーゼという酵素が少ないからエタノールを人体に有害なアセトアルデヒド(これが赤くなったり気分が悪くなる原因)に変換するのが遅く、酔っていることに気づいたときは既に飲みすぎてしまっているんだ。
    またアルデヒドデヒドロゲナーゼという酵素が多い人もアセトアルデヒドを速やかに分解できるためにお酒が強い人となる。
    アルデヒドデヒドロゲナーゼは遺伝で決まるが日本人の半分は持っていない少ないために日本人はお酒に弱い人種なのか。

  • 431-N
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  • 高校時代に、そういえば錯イオンとか化学でならったなぁ、とかいうレベルの私に、原子・分子という基礎から説明してくれる良書。ブルーバックスが少し難儀というレベルの人に非常にやさしい。

    確かに、錯体のイメージとか、色と錯体の関係、身の回りの色や、金属とは、というところまで、ほぼ化学式なしの日本語で説明してくれる。
    強いて言えば、欄外豆知識的なところに化学式とかあれば完璧(だけど、望み過ぎかもしれない)

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