本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (188ページ) / ISBN・EAN: 9784759919615
感想・レビュー・書評
-
多かれ少なかれ心や脳といったキーワードを軸に興味がある人が学びのはじめの方に読むとよさそう。入門書として機能するほど噛み砕いて説明してありながら、専門的な論文を元にしてありそれらがわかりやすくまとまっているので、広い心理学の世界を垣間見て自分の興味のある話を見つけ、専門的な学習に踏み出すのに使えそう。
第1章の内容は「人当たりの良さ」と関連づけて考えると面白そうだと思った。第2章は事実の羅列の側面が強く感じられた。第3章は教育職の経験と結びつけて考えたり、ペット(特に共感力の高い文鳥などの鳥)の知能を照らし合わせて想像すると面白かった。第4章は割と当たり前のことだったが、心理学と進化系の学問(徳の起源などで扱われている内容)と照らし合わせたいと感じた。
また読み返したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00189316 -
ミラーニューロン、オキシトシンなどの最近話題のものから、共感に関する海外の研究がとても分かりやすく紹介されています。最新の研究もレビューされています。専門的に深くというよりは、読みやすさや分かりやすさを重視して書かれている印象です。より焦点を絞った専門書にも手を伸ばしやすくなるいい本です。
著者プロフィール
串崎真志の作品
本棚登録 :
感想 :
