図録日本の甲冑武具事典

著者 : 笹間良彦

• 柏書房 (1981年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[seewolfeU_47さんの感想 · 2011年6月23日]

最初はいい値段がするので怯みますが、それを補って余りある、素晴らしい内容の事典です。甲冑を分類し、時代を系統立てて解説しているので、甲冑を作る人、着る人、研究する人は必携の一冊です。

[左京亮さんの感想 · 2007年3月30日]

図録〜事典というだけあって、写真・イラストを使った解説が豊富。
良いお値段しますが、初心者から上級者まで価値のある１冊だと思います。

[佐藤誠孝さんの感想 · 2005年12月6日]

著者得意の絵を交えた解説で、ほぼ全ての時代の甲冑の部分の解説をしている。
大まかに日本甲冑の体系をつかむのには持って来いの一冊。
Ｂ５版でブ厚い事典で読み応えタップリ

[藤林 結さんの感想 · 2004年10月12日]

古墳時代から現代に至るまでの甲冑の歴史が、写真や絵で事細かくわかります。各部分の名称、当世具足の着け方など、持っていて損はない一級資料です。

著者プロフィール

笹間良彦(ささま・よしひこ)
大正5 年(1916)東京に生まれる。文学博士。
日本甲冑武具歴史研究会会長を務め、『図解日本甲冑事典』『甲冑鑑定必携』『江戸幕府役職集成』『下級武士 足軽の生活』『歓喜天(聖天)信仰と俗信』『弁才天信仰と俗信』『好色艶語辞典』『鎌倉合戦物語』『日本軍装図鑑(上下)』(以上、雄山閣刊)など数多くの編著書がある。
2005 年11 月逝去、享年89 歳。

「2022年 『弁才天信仰と俗信　第三版』 で使われていた紹介文から引用しています。」