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- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760111428
作品紹介・あらすじ
本書は、これから古文書を勉強する方に、寺子屋にならってまずはかな読みに挑戦することを提案する。著者自身、家蔵の版本でかな読みのきっかけをつかみ、版本のかな読みとともに古文書解読の力が伸びてきたのでこの経験を思い出しながら、この入門書を編纂した。
感想・レビュー・書評
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「日本人の手習い」シリーズの傑作、アダム・カバット著の『妖怪草子』でくずし字の基本を勉強した後で読んだところ、発展学習にちょうどよかった。最後の応用編で取り上げられた『大和仮名懸想文売』は御伽草子の『猿源氏草子』を原点としているが、ちょうど正月に歌舞伎座で『鰯売恋曳網』を見たところだったので、大体の筋が頭に入っており、それも役立ったようだ。鰯売恋曳網は三島由紀夫の原作だと聞いたが、ちゃんと底本があるのだなぁ。
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