井上円了・妖怪学全集 第6巻

著者 :
制作 : 東洋大学井上円了記念学術センター 
  • 柏書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (837ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760117260

感想・レビュー・書評

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  • 青空文庫に円了先生出現。読む。
    「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」は、オズの魔法使いみたいな話だなと思えば円了先生も同じようなこと考えたようで。つまりは腹話術。
    こんな風に科学的、というか円了先生的にいうと哲学に基づいて妖怪現象を調査しています。「妖怪報告」の夢の事象も興味深かった。明治に今いわれてるのと同じような見解してるからすごい。

    こうやって科学的に証明して結局否定しちゃってるけど、この人妖怪大好きだよきっと。って京極さんも書いてましたね。

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著者プロフィール

1858-1918年。越後国三島郡生まれ。東京大学卒業。哲学館(現東洋大学)館主。文学博士。著書に『仏教活論序論』『純正哲学講義』『真理金針』『妖怪学講義』(全6冊)『南船北馬集』(全16冊)など。

「2023年 『妖怪学とは何か 井上円了精選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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