そうか、これが老いなのか。しめしめ!老人は発達途上人。ワシらをなめたらあかんぜよ。
'1937年群馬県に生まれる。「心の病」治療の権威として、また地域・家族ぐるみの精神衛生活動の先駆者として知られる精神科医である。その活動で出会った人々を描いた本書は、「自分の人生の前半そのもの」と自ら言う。人生の後半は東京のど真ん中の病院で都会人の心の守り人となり、現在も臨床医として第一線にいる。私たちを取り巻く今の時代、この”治す職人”の慈愛に満ちた目と指針はますます貴重になった。 「2007年 『こころの医者のフィールド・ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」