まちの図書館でしらべる

制作 : 『まちの図書館でしらべる』編集委員会 
  • 柏書房 (2002年1月1日発売)
3.58
  • (5)
  • (6)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
  • 55人登録
  • 10レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760121717

まちの図書館でしらべるの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • H28.3 浴さん参加の図書館の使い方=図書館員の心構え、勉強法

  • 阿部明美ほか著『まちの図書館で調べる』(2002、柏書房)を読む。

    インターネット黎明期、図書館のレファレンスが活況だった頃に多摩エリアの司書さん10名がレファレンス記録を語ったもの。

    往年のこども電話相談室のごとく、大いに好奇心をくすぐる質問もさることながら、司書さんたちの本に向き合う姿勢、レファ本の使い方が見事です。

    漢学専攻が大漢和や漢文大系を使い、英文専攻がオックスフォードを紐解くのは当然でしょうが、知の全体系を取り扱う図書館学、レファレンス担当司書はオールジャンルで検索ができるのです。

    【本文より】
    ◯図書館で行うレファレンスの回答は、図書館員の知識だけでこたえるのではない。さまざまな資料を活用しながら、一歩一歩回答にたどり着く。/電話での問い合わせであった。/「中国の女性"ダッキ"について書かれた漢文を見たい」とのこと。/"ダッキ""ダッキ"…聞いたことがあるような気がするが…。思い出せない。/中国の人で漢文に出てくるということなので、まずは『東洋人物レファレンス事典』を"ダッキ"で確認する。[中略]さて、ここまでわかれば『新釈漢文大系』の出番である。/この本は中国の漢文の注釈書で、解説、本文、和訓、通釈、語釈そして余説が載っていて、漢文関係のレファレンスには欠かすことのできない資料である。


    ◯プルーストは、その名著『失われた時を求めて』の中で、オデットという娘を"システィナ礼拝堂の壁画にあるイェテロの娘チッポラーの顔に似ている"と表現している。「どんな顔なのか、この絵を見てみたい」という質問を受けた。恥ずかしながら、図書館員でありながら、『失われた時を求めて』をまだ読んだことがない。「どこに書いてあるんですか?」とその場でお客さまといっしょに本を開いてみた。

  • レファレンスなどという言葉は知らずとも、図書館を縦横に使いこなす
    ことが出来たら、毎日の生活の質は確実に上がる。
    それをどうしたら実現できるのか?
    それをやさしく説いた一冊です。

    日本・そして世界の図書館の動向まで記されているので
    司書を目指す方にもお勧め出来るでしょう。

    調べ物なんて構えなくても、私たちは日々自分の知りたいことを
    検索したりしているけれど、その情報の精度や信頼度が高いに
    越したことはないので、やはり図書館の提供してくれる情報の
    信頼性というものを、私たちはもっと利用していいと思います。

    思わず図書館に行きたくなる1冊でした。

  • 1 図書館で謎を解く
     ネットで謎を解いたものを,図書館で現物で確かめる。
     一次情報が大事。すべての組織がネットで一次情報を公開しているとは限らない。
     まだ,書籍,雑誌で一次情報を確かめるしかない場合が3割程度ある。
     新聞の情報でも,当事者の企画した記事がある。当事者が書いていれば一次情報だ。記者が編集した情報は2時情報。

    立川図書館は百万回のねこの絵。これはいい。

    2 まちの図書館はどんなところ?
    「まちの?はまちの図書館で解決」とても大事
    ただ,その街の執筆者の本を明記していない場合が多い。
    特別に,その街の出身の作家の展示をしていることはあるが,
    常設しているところはほとんどない。
    まちの?をまちの図書館が解決するつもりがないのだろう。

    「書庫にも利用者が自由に出入りできるような工夫が必要かもしれない。現に開架書庫として開放されている図書館も存在する」
    浦安市立中央図書館の写真がある。

    アートカタログライブラリ

    「大学図書館の開放度はさまざまである」

    3 図書館でしらべてみよう
    分類からの発見
     分類の課題も
    書架と本を活用する
    検索の世界
     図書館院の検索法
    情報のひねり出し方
    図書館でできること,自分だけができること

    4 図書館はつながっている
    ネットでの調査との連携不明確なのが残念。
    図書館がネットとの関係を明確にしていないところが課題かも。

    5 図書館は進化する
    八日市
    日野
    浦安
    伊万里

    できれば次の事項は整理して欲しかったかも

    1 図書館のネットでの情報提供,作業協力
    1.1 図書検索
    1.2 図書予約,貸し出し記録
    1.3 読書記録,関連記録

    2 図書館でのネット利用
    2.1 ネット提供
    2.1.1 図書検索のみ
    2.1.2 ネット利用
    2.2 コンピュータ利用
    2.2.1 コンピュータ提供
    2.2.2 コンピュータ利用可能
    2.2.2.1 電源利用可能
    2.2.2.2 ネット利用可能

  • 図書館司書科目のレポート作成のために読んだのですが、意外と面白かった。
    レファレンスにおいて基礎的なことを述べているので、実際に司書の仕事をしている人、勉強をしている人には真新しい発見はないと思います。
    だけど、本が好き、あるいは調べ物をするために図書館をよく利用する、という人に読んでもらいたい。
    難しいことはなく、そして意外と楽しめます。
    レファレンスの勉強の入門編としても、役に立つかも。

  • <PRE>資料番号:015004161
    請求記号:015/マ
    形態:図書
    内容:身近な図書館の使い方を伝授する徹底調べも
    のガイド。まずは図書館で様々な謎を解く様子を紹
    介。さらに図書館の機能や図書館員のレファレンス
    方法、ユニークな専門図書館や魅力的な図書館を取
    り上げる。(TRC MARCより)</PRE>

  • 日常生活の中の最も身近な施設である「まちの図書館」で「調べる」ことに徹底的にこだわった書。情報検索の達人である図書館員のテクニックを公開。情報の海を颯爽と泳ぐための図書館使いこなしガイド。

  • 利用者向けの本の探し方の本のようですが、図書館員の方々が書かれた本なので、レファレンスの仕方を学ぶには、これほど良い本はないような気がします!!
    こんな感じでレファレンスできる司書であるべきなんですよね。

  • 私は色々調べるのは好きである、そんな私が図書館で見つけたのがこの本。もう楽しくて、これからも図書館に篭りたい気がする。

  • この本を読んだとき、まさにこのお仕事をしていましたので、勉強気分で読んでみましたが、面白い!勉強になるし面白いなんて一石二鳥です。しかし、この位の技術&知識&経験を見習いたい…というか見習わなきゃだ。

全10件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エラ・フランシス...
J・モーティマー...
米澤 穂信
有川 浩
佐々木 圭一
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印

まちの図書館でしらべるはこんな本です

ツイートする