読む力を育てる―マーガレット・ミークの読書教育論 (シリーズ・子どもと本)

制作 : Margaret Meek  こだま ともこ 
  • 柏書房
3.33
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本棚登録 : 19
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760122677

作品紹介・あらすじ

赤ちゃんから14歳までを5つのステージに分け、読書指導のあり方を懇切に説いた古典的名著。最新ブックリスト付き。

感想・レビュー・書評

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  • 子供に読書は大切か
    何を読むのか
    小学校から中学校へどの分野をどのように勧めるかを説明し子供の気持ちやその背景を予測する
    巻末には ブックリストがある

  • 「経験を積んだ読者は、自分が読めるという自信を持っているし、必ず理解できると思っている。(中略)長いものも恐れず読み、たとえば小説の最初のページがあいまいでもひるまない。最後まで読めば、最初の部分をもう一度考え直すことができるということを知っているからである。(中略)本の中の出来事を自分自身の経験と照らし合わせて考えることができる」
    自分が今本を読めるのはこれに尽きるな。こういう力をつけてくれた親に感謝。
    巻末ブックリストに「トムは真夜中の庭で」を発見。子供のころ好きだったお話。幼稚園の頃に持っていた絵本、処分してしまったがもう一度読みたくなった。

  • 他の方のレビューに「司書課程の…」とありましたがなるほどなぜそうなるのかが分かります。この本は教育者、親双方が必ず読まなければならない絶対的必要図書として教科書化するべきです(そのような本は他にももちろんありますが)。
    この本はいわば全ての人類の基礎となるべき「読む」という行為についてを多角的な見地からアプローチするものです。幼児教育だけではなく、大人になってからも「人を育てる」という意味において必ず役に立つ内容となっています。
    かといってこのような内容を今まで誰も試していなかったかといえばそうではなく、教育現場などで真摯に仕事と向き合ってきた先生方などはすでにご存知の内容も多いかもしれません。いわば再確認的な意味合いも大きいと思われます。

    P85「だがそれは、その子が本を読めないのではなく、『作者が作品の中で言っていないこと』に注意を払うような本を与えられてこなかったからなのである」
    などためになる内容が多いです。

    「読書にも流行り廃りがあることは否定しないが、良本は時代を超える」とあるように、この本もまた人間がものを読まなければならず、そして、飲めば一瞬にして人類の叡智が全て頭の中に叩きこまれてしまう薬のようなものが存在するまでの間は、教育以外で子供に物を教えることは不可能なのだから、このような本を参考にして子どもたちにバトンを渡していくべきだと思います。

    ただところどころに翻訳、もしくは校正上の問題点が。日本語表記が少々間違ったり読みにくかったりします。いい=良い、とかにしてくれないと文頭か文末かによって読んでいる最中の流れが悪くなったりします。

    大変な良書です。今後自分の人生が終わるまでの間に、またはもし子供を授かる日が来るとすれば、ぜひ何度かは繰り返して読みたい本の一つです。

  • 司書教諭課程の科目の課題図書でした。
    成長期の読書教育の重要性について書かれています。
    私自身は「読めるようになること」がそんなに大変なことだという認識がなかったので、あまりピンとこなかったのですが、だからこそ読んでよかったと思います。
    勉強の読書と楽しみの読書を分けてしまうことなく、読書できるように成長できることが幸せな読者になることなのだなあというようなことを感じました。
    「読書」ということを今までとは違った視点で捉えることができてよかったです。

  • 読む力、書く力をつけるためには、小さい頃からたくさん本を読むこと。絵本読み聞かせがなぜ大事なのか、幼児を持つ身としては興味深い内容が書かれている。でも日本語翻訳がイマイチ。

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