知識の灯台 古代アレクサンドリア図書館の物語

  • 柏書房 (2003年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784760123438

感想・レビュー・書評

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  • 高校の頃、倫理の先生がおすすめの本の一覧に載せていた本。
    「この本とであえたことを私は幸運に思います」みたいなことを書いていたのを今でも覚えてます。(当時図書館で手に取ったけど、あまりおもしろそうじゃなくて、読まなかったなぁ。)当時はエジプトといえば、ピラミッドとツタンカーメンにしか興味がなかったけど、最近ひょんなことからアレクサンドリアの図書館とムセイオンに興味を持ったので、思い出して本屋で再会。

    学術の栄えたアレクサンドリアという都市に集い、そこで才能を開花させていった哲学者、数学者、科学者、文献学者、文法家、天文学者などなど、もろもろの学問分野の古典的碩学たちの簡単な紹介が主な内容で、図書館の詳細な記述や歴史的経過にはそこまでページが割かれていなかったなというのが感想。これらについては、「学術都市アレクサンドリア」などで補うことにしよう。

    それにしても、アレクサンドリアの図書館はどんなところだったのだろう。はっきりとした場所もわかっていないし、決定的な遺跡も未発見のようだし、わからないことだらけなんだけど、それがまた想像力をかき立てるんだなと。

  • アレクサンドリアの歴史、古代図書館にまつわる人、建物などを述べてます。まさに栄枯盛衰。
    前半の科学(主に数学や天文学)の発見や誰しも知っているアリストテレスの話はワクワクする、
    時代が下るに従って文化への不寛容から破壊に至る経緯は、ちと痛ましい。
    ヘロンについて書かれている本を探しているのだが、生涯はあまりわかってないようなので、この本の分量はしかないのかなぁ。

  • アレクサンドリアの創建から衰退、そして再生について綴られた一冊。
    “アレクサンドリア図書館の物語”とされていますが、アレクサンドリアという都を全体的に捉えています。
    かつて実在した世界一の文化センターである都は、エジプトであってギリシアであってローマでもありました。
    エジプト神話・ギリシア神話・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教等、宗教の混交が実現していました。
    そして、ご存知の通りで全てが滅してしまうのです。
    古代アレクサンドリア図書館があったとされる地(の近く)に、現在は新アレクサンドリア図書館があります。
    インターネットによって情報化社会となった今、アレクサンドリア現地へ足を運ぶ識者の数は過去の栄光に届かないかもしれません。
    しかし、この都で文化活動や研究が再開されることを喜ぶのは私だけではないはずです。

  • 図書館史の勉強のために読んでみた。

    古代アレクサンドリアの町って本当に国際都市だったのだなぁって思う。

    ギリシャの有名な戯曲とかも、こういう図書館に保存されていたから、現在まで伝わって来たのかなぁと思ったり。

    ただ、やっぱり学術の発展にはいろいろな文化を分け隔てなく学ぶべきなんだなぁと感じた。
    弾圧で失われたものは、大きい。

  • 959夜

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