ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」 (KASHIWA学術ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760126798

作品紹介・あらすじ

ナチス農本主義とシュタイナー農法は、反発と歩み寄りを繰り返しながらファシズム時代を共有した。生命共生国家はなぜホロコーストに行き着いたのか。エコロジーに潜む危険性をナチ農政に読む。

感想・レビュー・書評

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  • ヒトラーは「第三帝国は農民帝国か、しからずんば死か」という言葉をのこしたといいます。親衛隊長のヒムラーは元肥料の研究者。「生命」を声高にいい、土壌と植物・生命の共生をいうけれど。農業大臣のダレーは、ナチスの世界観は日本の神道に非常に近い、と語ったという。
    どちらも優性思想ということなのか。
    エコロジーは、何か間違うとこういうことになるのだ、という恐ろしい例なのかもしれません。「生命」を語るときに、自分自身も生命であることを考えられるか、棚上げにするか。難しいぜよ、こりゃ。

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著者プロフィール

藤原 辰史(京都大学人文科学研究所准教授)

「2017年 『本当は怖い自民党改憲草案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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