図書館のプロが教える〈調べるコツ〉: 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集
- 柏書房 (2006年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760129904
感想・レビュー・書評
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「図書館は本を借りるところ」
単純にそう思っている方は多くありませんか。
図書館サービスのもう1つの柱
「レファレンスサービス」
つまり、調べ物相談。
なにが疑問に思ったことがあったら、
一緒に調べてくれるサービス。
一般の方には
そのレファレンスサービスがどのようなものか、
どのように行われているか、
図書館の仕事を垣間見ることができるとともに、
図書館の本をもっと活用する方法が、
見つかるのではないでしょうか。
図書館員の方や、図書館員を目指される方には、
レファレンスの技術を磨くには
どのような視点を持てばいいか、
具体例を挙げて説明されている本になっています。
実は…自分の勤める図書館の大先輩も
執筆者の1人となっています。
それを差し引いてもわかりやすいいい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良書です。
自分でも調べる側になったつもりで本を思い浮かべながら読みましたが、太刀打ちできませんでした。
なんて蔵書の豊富な図書館なんだろうと思ったら、架空の図書館だったのですね。あちこちの図書館の司書が集まって開く勉強会の報告をもとにして書いた本。 -
レファレンスサービスの流れ、調査の組み立て方を大変わかりやすく、失敗例も交えながら(漫画もあり)解説している司書のバイブル☆
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"調べるコツ"との題名に惹かれて図書館で借りてみた一冊。
実際のレファレンスの事例を題材に、イロイロな探し方が興味深く。
図書館はただ本を借りるだけの場所ではなく、
その"情報母体"としての役割も持っていると、再認識できました。 -
あかね市立図書館シリーズ。サブタイトルが「誰でも使えるレファレンス・サービス事例集」なだけあって、3部作の中では一番シンプルな構成。調べ方・考え方の色々な手順を学べる。挿絵の漫画も楽しく、章末の格言も参考になる。
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司書志望の人にオススメ。
レファレンスの実例をわかりやすい文章で紹介されています。
一度読んでみてください。
【熊本学園大学:P.N.和菓子】 -
この手の本の中では、かなり読みやすい。
中高の図書室に置いていいと思う。
もちろんオトナにとってもおもしろい。 -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00113736 -
学校図書館司書教諭講習にて講師の先生から紹介いただきました。
率直な感想は「大学生のときにめぐり合っていれば、もっと簡単に卒論書けたのに~」という本。残念ながら本書が出版された年には既に社会人になっていましたが・・・
文体は平易で中学生でも読めます。しかし、参考文献で出てくる史料が年鑑程度ならいいのですが、国歌大観とかマニアックな文献がどんどん出てくるのでだんだん辛くなるかも・・・・・・
とはいえ、高校生には読んでもらいたいです。高校で研究の必要のなかった人は大学入学時に読むべき。特に、私のように日本古典文学を専攻してしまった文系の学科は、研究を進める上で古書・史料にあたる必要が必ずあるため、必要なスキルです。
この本の、小学生向け、中学生向けバージョンがあるとうれしいなあ。 -
一年目に読むのと、二年目に読むのはまた違うんだろうなぁ。。