治療島

制作 : 赤根 洋子 
  • 柏書房
3.41
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本棚登録 : 299
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760131679

感想・レビュー・書評

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  • 改めて私はサイコものが苦手だと思い知った。話自体は、よくプロットが練られていてリーダビリティは抜群だ。Aと思ったらB、と思ったらCというように、徐々に読者を混乱させる場面転換も上手いと思う。
    だけど精神病が出てくる時点で、何かズルいなあと思ってしまう。そもそも主人公が精神科の医師ということで、ある程度読めてしまうし。あとラストが納得できない。取って付けた感が半端ない。面白くなくはない。でも楽しくなかった。

  • 「サイコ・スリラー」というジャンルから、
    まぁ大体ある程度の展開は想像付くなぁ、とは思っていました。
    でもなかなか一筋縄ではいかない。これが処女作というから驚き!

    ある日、突然病院の待合室から失踪した少女。
    悲嘆に暮れ、北海の孤島にひきこもった精神科医の父親。
    彼の元に、統合失調症の幻覚に悩まされるある女性がやってくる。

    じわりじわりと沁み込んでくる不安。居心地の悪さ。
    現実なのか、それとも何らかの幻覚なのか。
    読み進めていくうちにその境界線すら滲み始めてきます。

    欲を言えば、オチにもう一捻り欲しかったものの、
    先が気になって気になって、一気読みしてしまいました!

    この作品、映画化されるとのこと(まだなのかな?)ですが、
    これを映像で観るとかなり怖そうな気がするのですが…(笑)
    「シャッター・アイランド」のホラー風味って感じになるのでしょうか?

  • 著名な精神科医・ヴィクトルの愛娘・ヨーズィが目の前から姿を消した。4年後、失意のヴィクトルは精神科医を廃業し、小さな島に引きこもる。しかし、そこにアンナという統合失調症の女がヴィクトルに治療してほしいとやってくる。その女が語る物語は、ヨーズィの失踪の秘密に関係しているようで…。

    てなお話。

    「ジェットコースター」と評されたこの本。
    確かに読み始めたら続きが気になってしかたがなくなり一気読みしてしまった~。

    で、読んでいくうちに「うわ~これってもしや夢オチだったらどうしよう…」という嫌な予感も…

    だったのだけど、ラストで「え~!」な展開が!
    この作品映画化されるらしい~。

    で、訳者の赤根さんも「映画化されるなら…」と書かれているように、私もアンナ役はニコール・キッドマンで見たい!そしてヴィクトルはトム・クルーズで!

  • ネットで見て。

    基本的に重箱の隅をつつくのではなく、
    流れに身を任せるタイプなので、
    全く真相には気がつかずに読み進んでいた。

    さすがに、
    どこかが、誰かが非現実だということはわかったが、
    それを見極めている時間がないというか、
    あまりに緊迫感があり、息苦しい「島」に、
    息を止めて走り抜けるように読まざるをえなかった。

    面白かった。

    それにしても「島」は怖い。
    その閉塞感なのか、隔絶感なのか。
    自然の脅威からも、住民からも逃げ場のない感じなのか。
    もし、島恐怖症、そういうものがあったとして、になったとしたらこの作品のせいだと思う。

  • 先が気になってどんどん読んだ。何となく「主人公の中だけで事が起こってるのかな」と思ってたけど、やや予想斜め上の結末だった。読んでる間は面白いけど読後の余韻がない。

  • サイコミステリー。初挑戦のジャンルでした。
    元精神科医である主人公に治療を依頼してきた女性。彼女が見る幻覚は、主人公の愛娘が失踪した時の状況と酷似していた。彼女は誘拐した犯人なのか・・・。
    普通の推理小説と同じに謎を追っていくとスグに混乱しますね。幻覚ならなんでもありなのかと(笑)
    しかし、しょっぱなで主人公が精神異常であることをばらしているあたりがなんとも潔く、更にはそれが最大の鍵だったんですね。

  • ダ・ヴィンチ プラチナ本 2007年11月号

  • 一気読みしたくなるような、掴みは充分…ながら、結末は消化不良的。
    驚愕のラストといえばたしかに…
    でも途中までの密度の濃さを思うと、最後は肩透かしをくらった感じ。
    終盤までの、底のないような薄気味悪さと、プロットの構築はすごい。
    忘れた頃に再読すると楽しめるかも(笑)

  • 裏切りが… あんまりしっくりこない

  • 最後の意外感は良い。精神疾患を扱っているのでなんでもありになってしまうが…

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