脳は楽観的に考える

制作 : Tali Sharot  斉藤 隆央 
  • 柏書房
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本棚登録 : 54
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760142927

作品紹介・あらすじ

綿密な見積もりを提出したのに、いつも予算はオーバー。絶対間に合わないのに、間に合うと思い込んでしまう。根拠はないけど、いつかはもうかると信じてる-。これらは脳の楽観性バイアスで起こっている!?

感想・レビュー・書評

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  • 脳は楽観的に物事を受け止める。リスクを小さく見積もるし、自分の意思で選んだものに好感を深める。事例も多く、読みやすいし、面白い。

  • 和図書 141.5/Sh13
    資料ID 2013101738

  • 著者は元々楽観性をテーマとしていたわけではなく、楽観性のバイアスを偶然見つけたため、楽観性を研究テーマとするようになったそうです。脳は過去の出来事を不正確でも鮮明な記憶にしてしまう。これは、過去を思い出す神経系が、未来を想像するために存在していて、未来を想像するときのように、過去の出来事を思い出すときに、過去の出来事を再構成するからではないか?これを調べるために、著者は未来の出来事と過去の出来事を想像してもらって、同じ脳部位が活動するか見ようとした。被験者に未来の出来事を想像するように頼むと、なんでもバラ色にして、想像したらしい。本当??。人に①他人との協調性、②統率力、③論理的思考、④運転技能について、下から25%以内、25~50%、50~75%、75%より上で、自己評価させると、ほとんどの人が上の50%に入ると自己評価するそうだ。本当??。僕は①②④に関しては下の50%に入ると自己評価するけどな~。
    楽観的な人は、素敵な未来を思い描き、健康被害のある可能性がわずかなことは気にしないため、脳腫瘍を恐れて携帯電話で話すのを控えないが、喫煙は肺がんの原因として十分の裏付けがあるので、タバコはあまり吸わないそうだ。本当??。楽観的だと、ちょっとくらい暴飲暴食しても自分には何も起こらないだろうし、ちょっとくらいタバコをすっても、自分には何も起こらないだろうから、不摂生になりそうだけどな。楽観的と悲観的はバランスが重要であって、楽観的であれば、すべていいというのは違う気がした。脳研究の領域の研究成果は、無数の解釈が可能で、今得られる報酬と未来に得られる報酬のどちらかを選択する際の、予期の価値と時間割引効果の影響に関する部分も、他に解釈が可能な印象があり、スムーズに入ってこなかった。楽観的が大事であることに、つじつまが合うものを集めた感じで、いくつか違和感がある部分があった。
    それでも、楽観的とは言わなくても、物事を意欲的にポジティブに考える訓練が何かいいことをもたらす可能性があって、役立ちそうな印象は持ちました。今後の重要な研究テーマとなっていく分野かもしれません。

  • 「悲観的に準備して、楽観的に行動せよ」って有名な言葉は、誰が発したんだっけ?

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    「われわれはなぜ楽観してしまうのか
    この思い込みは脳のせいかもしれない?
    それを利用すると人生がバラ色に変わる!

    未来は現在よりも良くなると信じる。自分だけはガンにはかからないだろうと思う。宝くじの当選率は低いのに今度こそ当たると思う。2つから1つを選ぶのに悩むけど、選んだらそちらがいいと思い込む。自分の子どもの能力を並はずれて高く見積ってしまう。こんな根拠もない楽観的な考えは誰でもしていますよね。実はこれが私たちの脳が生み出す楽観的バイアスというものなんです。」
    TED日本語 - ターリ・シャーロット: 楽観主義バイアス | デジタルキャスト
    http://digitalcast.jp/v/13580/

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