だれもが偽善者になる本当の理由

  • 柏書房 (2014年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (382ページ) / ISBN・EAN: 9784760145102

感想・レビュー・書評

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  • 進化心理学という耳慣れない心理学の本である。モジュールや表象が特別な意味で使われるということが書かれているので、進化心理学を志す学生は読んでおくと予備知識にはなる。まえがきでの、フィラデルフィアで横断歩道を渡るときにドライバーとアイコンタクトを取ると、歩行者は渡らないという意思を伝えているので、車は横断歩道を走り抜ける、ということのほうが面白かった。

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著者プロフィール

高橋 洋(たかはし・ひろし):1960年生まれ。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)。IT企業勤務を経て翻訳家。エリック・カンデル『なぜ脳はアートがわかるのか』(青土社)、バチャ・メスキータ『文化はいかに情動をつくるのか』、リサ・フェルドマン・バレット『情動はこうしてつくられる』、ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(以上、紀伊國屋書店)、マイケル・トマセロ『行為主体性の進化』、アントニオ・ダマシオ『進化の意外な順序』(以上、白揚社)、ジョセフ・ルドゥー『存在の四次元』(みすず書房)ほか、科学系の翻訳書多数。

「2025年 『経験する機械』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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