箸はすごい

制作 : Q.Edward Wang  仙名 紀 
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760147120

感想・レビュー・書評

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  • 中国出身のアメリカ人が箸についての考察を語った本。箸文化という事で勿論、日本の箸の諸々についての記述があるが、いかんせん、「あー、外国の人から見たらこんな風に映るんだな」という表現が沢山あり、面白い。

    人は食べるものによって決まる。(ドイツのことわざ)
    中国語の「吃」は食べるという意味で「口が乞う」というのが原義。
    韓国では碗を持ち上げるのは乞食が食べ物をせがむ様子を連想させるから嫌われ、碗を机に置いたまま頭を下げて距離を縮めてこぼさない様にしている。
    だが中国では頭を下げて食べるのをブタの食べ方を想像させるので好まない。背筋を伸ばして碗を持ち上げて食べる。これはベトナム、日本でも同じ。

    箸=チョップスティックス語源は…
    チョップは広東語で「早く」の意。「棒」という意味のスティックスとくっついて出来た(1600年代に発生)

  •  中国、特に文化の中心地であった北方では、食事用具として主に使われ始めたのは匙の方が先で、箸は補助的な扱いだったとのこと(三国志で劉備が箸を取り落とす場面には実は匙もあったそうだ)。粥状の雑穀が主食であった時代には匙の方が便利だったのだろう。しかし小麦加工品の餃子や麺、そして米食が北方にも広まるにつれ、特に唐末期以降はこれらを食べるのに便利な箸が主になっていったとのこと。
     箸は中国文化の影響が強いベトナムや朝鮮にも広まり、日本に伝わったのは遣隋使・遣唐使の頃。朝鮮では匙も残り、箸ともども金属製であることに対しては、筆者は、モンゴルの影響の肉食には適していることや、美しく食べられることから体面を重んじる両班にはその方がよかったことを指摘している。またこれらの箸を使う国々では、夫婦和合の象徴であることをはじめ、箸にまつわる生活習慣や文化が多い。箸文化は日本固有と思い込まず、近隣国との類似性を考えてみるのも面白い。
     和訳については、端午節の説明や韓国語単語の表記(ジョトグラク?)等の惜しい部分もあるが、訳者もあとがきで書いているように、中国等の固有名詞が多いため大変だっただろうと思う。英語の原書はどのような層を対象としているのか、一般向けかごく限られた東アジアの専門家かも興味あるところだ。

  • 古代中国は好きだけど、翻訳が読みにくくて断念。

  •  日本人なら使うことのある食事道具の箸。そんな箸だが、英文で書かれた書物がなかったそうだ。そこで著者は、箸がどうしてつかれるようになったのか、料理に対する影響、そして箸の文化的な意味はどうなのかといった観点からこの本を執筆したと述べている。



     箸が使われるようになったのは5000年前の古代中国だ。今のように木ではなく、動物の骨を利用していたようだ。と言っても箸が最初からメインだったわけではなかった。むしろ、匙(さじ)が最初に使われていて、小麦粉を原料にした麵などが食べられるようになってから箸が主に使われるとあり、意外な事実に驚いた。



     箸を英語では「チョップスティック」と言うが、元をたどると中国の崩れたピジンイングリッシュになると著者は、語源辞典の説明を引用している。チョップスは、広東語で「早く」を意味して、「棒」という意味の英語「スティックス」の接頭辞になっていると説明されている。



     箸一つとってもいろいろなドラマが詰待って今に至っている。年越しのそばや餅を食べる際にも箸を使うので、箸の歴史に思いをはせながら食べてみるのもいいかもしれない。



     それにしてもタイトルのつけ方がすごいなあ。原題はChpsticks: A Cultural and Culinary History (箸 文化と料理の歴史 モクモク訳)なので、思いきったものだ。

  • 「匕」に「あいくち」とルビを振っているが、「あいくち」とは短刀であって、食事につかう道具ではあるまい。「匕」=「匙」(73頁)で、ルビを振るのであれば、「さじ」であろう。
    23頁『孟子』
    ・梁惠王上:王笑曰:「是誠何心哉?我非愛其財。而易之以羊也,宜乎百姓之謂我愛也。」 曰:「無傷也,是乃仁術也,見牛未見羊也。君子之於禽獸也,見其生,不忍見其死;聞其聲,不忍食其肉。是以君子遠庖廚也。」
    39頁『韓非子』
    ・喩老:昔者紂為象箸而箕子怖。以為象箸必不加於土鉶,必將犀玉之杯。象箸玉杯必不羹菽藿,則必旄象豹胎。旄象豹胎必不衣短褐而食於茅屋之下,則錦衣九重,廣室高臺。吾畏其卒,故怖其始。居五年,紂為肉圃,設炮烙,登糟邱,臨酒池,紂遂以亡。故箕子見象箸以知天下之禍,故曰:「見小曰明。」
    42頁『荀子』
    ・解蔽:從山下望木者,十仞之木若箸,而求箸者不上折也:高蔽其長也。
    44頁:『禮記』
    ・曲禮上:主人不親饋,則不拜而食。共食不飽,共飯不澤手。毋摶飯,毋放飯,毋流歠,毋吒食,毋嚙骨,毋反魚肉,毋投與狗骨。毋固獲,毋揚飯。飯黍毋以箸。毋嚃羹,毋絮羹,毋刺齒,毋歠醢。客絮羹,主人辭不能亨。客歠醢,主人辭以窶。
    46頁:『論語』
    ・微子:子路從而後,遇丈人,以杖荷蓧。子路問曰:「子見夫子乎?」丈人曰:「四體不勤,五穀不分。孰為夫子?」植其杖而芸。
    47頁:『孟子』
    ・滕文公上:后稷教民稼穡。樹藝五穀,五穀熟而民人育。
    49頁:『詩經』
    ・?
    50頁:『詩經』
    ・?
    51頁:賈思勰「万人のための農業技術」
    ・『齊民要術』卷一・種穀第三。稗附,稗為粟類故:凡穀成熟有早晚,苗稈有高下,收實有多少,質性有強弱,米味有美惡,粒實有息耗。〈早熟者苗短而收多,晚熟者苗長而收少。強苗者短,黃穀之屬是也;弱苗者長,青、白、黑是也。收少者美而耗,收多者惡而息也。〉
    53頁:周時代の公文書
    ・『周書』「黄帝始烹穀爲粥」とネットにあるが、元ネタ不明。譙周『古史考』:「黄帝始蒸穀為飯、烹穀為粥」。
    55頁:食指。
    ・『左傳』宣公四年。『史記』鄭世家・靈公元年。
    55頁:『管子』
    ・弟子職:先生有命,弟子乃食,以齒相要,坐必盡席。飯必奉攬,羹不以手。
    55頁:孔穎達
    ・『禮記正義』曲禮上:飯黍毋以箸者,飯黍無用箸,當用匕。
    58頁:「肉を〈げん〉と呼ぶこともある」
    『爾雅』釋器:肉謂之羹(geng1)。
    58頁:『禮記』
    ・內則:羹食,自諸侯以下至於庶人無等。
    59頁:『禮記』
    ・おそらく、內則。
    63頁:『周禮』
    ・夏官司馬:東南曰揚州,……其穀宜稻。正南曰荊州,……其穀宜稻。
    63頁:『史記』
    ・貨殖列傳:總之,楚越之地,地廣人希,飯稻羹魚。
    68頁:劉禹錫
    ・下文を参照。
    69頁:『史記』張良
    ・『史記』留侯世家:食其未行,張良從外來謁。漢王方食,曰:「子房前!客有為我計橈楚權者。」其以酈生語告,曰:「於子房何如?」良曰:「誰為陛下畫此計者?陛下事去矣。」漢王曰:「何哉?」張良對曰:「臣請藉前箸為大王籌之。」
    69頁:『史記』周亜夫
    ・『史記』絳侯周勃世家:頃之,景帝居禁中,召條侯,賜食。獨置大胾,無切肉,又不置櫡。條侯心不平,顧謂尚席取櫡。景帝視而笑曰:「此不足君所乎?」條侯免冠謝。上起,條侯因趨出。景帝以目送之,曰:「此怏怏者非少主臣也!」……景帝罵之曰:「吾不用也。」……以故不得死,遂入廷尉。因不食五日,嘔血而死。
    73頁:『三国志』
    ・『三国志』魏書・董二袁劉傳第六:卓豫施帳幔飲,誘降北地反者數百人,於坐中先斷其舌,或斬手足,或鑿眼,或鑊煮之,未死,偃轉杯案閒,會者皆戰慄亡失匕箸,而卓飲食自若。
     なお、『後漢書』にも『三国志』魏書と同様の記載があるが、成立は『三国志』よりあとである。
    74頁:『三国志』
    ・『三国志』蜀書・先主傳第二:先主未出時,獻帝舅車騎將軍董承辭受帝衣帶中密詔,當誅曹公。先主未發。是時曹公從容謂先主曰:「今天下英雄,唯使君與操耳。本初之徒,不足數也。」先主方食,失匕箸。
    75頁:『禮記』
    76頁:『禮記』
    ・『禮記』王制:諸侯無故不殺牛,大夫無故不殺羊,士無故不殺犬豕,庶人無故不食珍。76頁:『孟子』
    ・『孟子』梁惠王上:五畝之宅,樹之以桑,五十者可以衣帛矣;雞豚狗彘之畜,無失其時,七十者可以食肉矣。
    77頁:したがって私たちは「あぶり方……
    ・終わりを示す〈」〉がない。あるいは、〈「〉がいらないのかも知れない。
    79頁:『史記』樊噌
    ⇒樊噲 『史記』項羽本紀:樊噲側其盾以撞,衛士仆地,噲遂入……項王曰:「賜之彘肩。」則與一生彘肩。樊噲覆其盾於地,加彘肩上,拔劍切而啗之。……樊噲從良坐。坐須臾,沛公起如廁,因招樊噲出。
    80頁:范曄
    ・『後漢書』獨行列傳:是時楚王英謀反,陰疏天下善士,及楚事覺,顯宗得其錄,有尹興名,乃徵興詣廷尉獄。續與主簿梁宏、功曹史駟勳及掾史五百餘人詣洛陽詔獄就考,諸吏不堪痛楚,死者大半,唯續、宏、勳掠考五毒,肌肉消爛,終無異辭。續母遠至京師,覘候消息,獄事特急,無緣與續相聞,母但作饋食,付門卒以進之。續雖見考苦毒,而辭色慷慨,未嘗易容,唯對食悲泣,不能自勝。使者怪而問其故。續曰:「母來不得相見,故泣耳。」使者大怒,以為門卒通傳意氣,召將案之。續曰:「因食餉羹,識母所自調和,故知來耳,非人告也。」使者問:「何以知母所作乎?」續曰:「母嘗截肉未嘗不方,斷蔥以寸為度,是以知之。」
    82頁:『新論』
    ・『太平御覽』卷762杵臼:桓譚《新論》曰:伏羲制杵臼之利,后世加巧,因借身以踐碓,而利十倍。又曰:復設機關,用驢羸牛馬,及役水而舂,其利百倍。
    『太平御覽』卷829舂:桓子《新論》曰:宓犧之制杵臼,萬民以濟。及後人加巧因延力,借身重以踐碓,而利十倍杵舂。又復設機關,用驢驘(點校者按,當讀為騾馬之騾。)牛馬及役水而舂,其利乃且百倍。
    83頁:『釋名』
    ・『釋名』釋飲食:餅,并也,溲麫使合并也。胡餅,作之大漫沍也,亦言以胡麻著上也。蒸餅、湯餅、蝎餅、髓餅、金餅、索餅之屬,皆隨形而名之也。
    83頁:宣帝
    83頁:質帝
    ・『後漢書』梁統列傳:沖帝又崩,冀立質帝。帝少而聰慧,知冀驕橫,嘗朝群臣,目冀曰:「此跋扈將軍也。」冀聞,深惡之,遂令左右進鴆加煮餅,帝即日崩。
    84頁:氾勝之
    『漢書』藝文志:氾勝之十八篇。
    『隋書』經籍志:氾勝之書二卷(漢議郎氾勝之撰)
    85頁:束皙
    ・束皙『湯餅賦』:然則雖云食麥,而未有餅,餅之作也。其來近矣。……或名生於里巷,或法出乎殊俗。三春之初,陰陽交際,寒氣既消,溫不至熱。于時享宴,則曼頭宜設。炎律方回,純陽布暢,服絺飲水,隨陰而涼。此時為餅,莫若薄壯。……玄冬猛寒,清晨之會,涕凍鼻中,霜成口外。充虛解戰,湯〔本書によれば「麺」〕餅為最。
    89頁:円仁『入唐求法巡禮行記』
    ・『入唐求法巡禮行記』卷一:六日,天晴,……縣都使來云:「余今日且行,明日在山南作餺飩,兼雇驢,待和尚來。須明日早朝但吃粥,早來。……
    90頁:張機(張中京〔景〕とも)
    ⇒張機(張仲景) 『傷寒論』の撰者。
    94頁:『洛陽伽藍記』
    ・『洛陽伽藍記』卷三:羊肉何如魚羹?茗飲何如酪漿?
    97頁:『齊民要術』
    ・『齊民要術』卷二・胡麻第十三
    99頁:雪霊之 (683–?), xue3 ling2 zhi1
    ・たぶん,薛令之(683年-757年) xue1 ling4 zhi1。《自悼》:飯澀匙難綰,羹稀筯(=箸)易寬。
    99頁:韓愈
    ・韓愈《贈劉師服》:羨君齒牙牢且潔,大肉硬餅如刀截。我今呀豁落者多,所存十餘皆兀臲。匙抄爛飯穩送之,合口軟嚼如牛呞。
    100頁:流匙を「滑らす」
    ・杜甫《佐還山後寄》三首之二:老人他日愛,正想滑流匙。
    100頁:白居易
    ・白居易《殘酌晚餐》:魚香肥潑火,飯細滑流匙。
    102頁:杜甫
    112頁:趙佗
    ・『史記』南越列傳:(趙)佗即移檄告橫浦、陽山、湟谿關曰:「盜兵且至,急絕道聚兵自守!」因稍以法誅秦所置長吏,以其黨為假守。
    115頁:『三國志』
    ・『三國志』魏書・倭人傳:種禾稻、紵麻,蠶桑、緝績,出細紵、縑緜。……食飲用籩豆,手食。
    116頁:『隋書』
    ・『隋書』卷八十一列傳第四十六:俗無盤爼,藉以檞葉,食用手餔之。
    116頁:『三國志』
    ・『三國志』魏書・倭人傳:其地無牛馬虎豹羊鵲。
    122頁:『厨事類記』
    ・『群書類従』364巻飲食部一。
    123頁:呉剛
    ・『酉陽雜俎』卷一·天咫:舊言月中有桂,有蟾蜍,故異書言月桂高五百丈,下有一人常斫之,樹創隨合。人姓吳名剛,西河人,學仙有過,謫令伐樹。
    125頁:『入唐求法巡禮行記』
    ・『入唐求法巡禮行記』卷一: 廿五日早朝,有綱維請,仍到寺庫喫粥。……廿四日……凡寺恒例,若有施主擬明朝煮粥供僧時節,即暮時交人巡報「明朝有粥」…… 廿九日……灯前喫粥。飯食了……
    127頁:『厨事類記』
    ・『群書類從』364卷『厨事類記』:御箸匙……銀箸可令取御三把歟。木橋可聞食御飯幷珍美歟。
    131頁:『北史』
    ・『北史』卷九十四 列傳第八十二・新羅:田甚良沃,水陸兼種。其五穀、果菜、鳥獸、物產,略與華同。
    131頁:『宣和奉使高麗圖經』
    ・『宣和奉使高麗圖經』卷二十三・種藝:其地宜黄粱黒黍寒粟胡麻二麥,其米有秔而無稬,粒特大而味甘。牛工農具,大同小異,畧而不載。
    ・『宣和奉使高麗圖經』卷二十六・燕飲:器皿多以塗金或以銀,而以青陶器為貴。
    135頁:『使朝鮮錄』
    137頁:『三朝北盟會編』
    ・卷三・……食器,無瓢陶,無匕箸,皆以木為盆。?
     「満州の人々」は、「女真」か。
    141頁:李氏朝鮮ユン・ククヒョン
    ・尹?玄?
    142頁:崔溥
    ・旅行記『錦南漂海錄』初四日:飲食粗糲,同桌同器,輪箸以食。
    143頁:孟元老
    ・『東京夢華錄』卷四:舊只用匙,今皆用箸矣。
    143頁:『舊唐書』
    ・『舊唐書』卷一百五十五:(高)崇文在長武城,練卒五千,常若寇至。及是,中使至長武,卯時宣命,而辰時出師五千,器用無闕者。軍至興元,軍中有折逆旅之匕箸,斬之以徇。
    144頁:陸游
    ・『漁父』:湘湖煙雨長菁絲,菇米新炊滑上匙。
    148頁:『天工開物』
    149頁:『醒世恆言』
    ・第三卷・賣油郎獨占花魁:九媽道:「秦小官想餓了,且用些飯再吃酒。」丫鬟捧著雪花白米飯,一吃一添,放於秦重面前,就是一盞雜和湯。鴇兒量高,不用飯,以酒相陪。秦重吃了一碗,就放箸。九媽道:「夜長哩,再請些。」秦重又添了半碗。
    150頁:『金瓶梅』
    ・『金瓶梅』65・願同穴一時喪禮盛 守孤靈半夜口脂香:白日間供養茶飯,西門慶俱親看著丫鬟擺下,他便對面和他同吃。舉起箸兒來:「你請些飯兒!」行如在之禮。丫鬟養娘都忍不住掩淚而哭。
    157頁:王鳴盛
    『十七史商榷』卷二十四:今人所用桌、蓋與胡牀同起、古人坐於地下、藉席前、據几坐席、固不用椅、而几則如書、所謂馮玉几、詩所謂授几、有緝御之類、其制甚小、今桌甚大、俗名八仙桌、謂可坐八人同食、與几雖相似、實大不同、案文似从木卓省聲、而字書皆不收。
    159頁:『山家清供』
    ・『山家清供』撥霞供:向遊武夷六曲,訪止止師,遇雪天,得一兔,無庖人可製。師云:「山間只用薄批,酒、醬、椒料沃之,以風爐安座上,用水少半銚,候湯響,一杯後各分以箸,令自筴入湯,擺熟啖之,乃隨宜各以汁供。」因用其法,不獨易行,且有團欒熱煖之樂。越五六年,來京師,乃復於楊泳齋伯昺席上見此,恍然去武夷如隔一世。楊,勳家嗜古學而清苦者,宜此山家之趣。因詩之:「浪湧晴江雪,風飜晚照霞。」末云:「醉憶山中味,都忘貴客來。」猪羊皆可作。
    162頁:朱元璋
    177頁:卓文君
    179頁:『夢梁録』『武林旧事』
    ・宋 孟元老『東京夢華錄』卷後‧娶婦:女家以淡水二瓶,活魚三五箇,箸一雙,悉送在元酒瓶內,謂之「回魚箸」。
    187頁:百済の民話
    189頁:永福公主
    ・玄宗=xuan2 zong1 ・宣宗xuan1 zong1 永福公主は、宣宗李忱の次女。『新唐書』列傳第八・諸帝公主:永福公主。……廣德公主,下嫁於琮。初,琮尚永福公主,主與帝食,怒折匕箸,帝曰:「此可為士人妻乎?」更許琮尚主。【尚=公主を娶る】
    190頁:劉禹錫
    『送張盥赴舉詩』:爾生始懸弧,我作座上賓。引箸舉湯餅,祝詞天麒麟。
    192頁:呂僧珍
    ・『梁書』卷第十一列傳第五:(呂)僧珍有大勛,任總心膂,恩遇隆密,莫與為比。性甚恭慎,當直禁中,盛暑不敢解衣。每侍御座,屏氣鞠躬,果食未嘗舉箸。嘗因醉後,取一柑食之。高祖笑謂曰:「便是大有所進。」
    192頁:高出
    ・『鏡山庵集』
    193頁:崔浩
    ・『北史』卷二十一列傳第九:太武每幸(崔)浩第,多問以異事。或倉卒不及束帶,奉進蔬食,不暇精美,帝為舉匕箸,或立嘗而還。其見寵愛如此。……帝大怒,使有司案浩,取秘書郎及長歷生數百人意狀。浩服受賕。真君十一年六月,誅浩。
    194頁:『三國志』
    ・『三國志』蜀書二・先主傳:是時曹公從容謂先主曰:「今天下英雄,惟使君與操耳。本初之徒,不足數也。」先主方食,失匕箸。
    194頁:高季興
    ・『資治通鑑』卷第二百七十四:高季興聞蜀亡,方食,失匕箸,曰:「是老夫之過也。」195頁:劉敬肅
    『宋書』卷七十二列傳第三十二 文九王:臣聞孝悌為志者,不以犯上,曾子不逆薪而爨,知其不為暴也;秦仁獲麑,知其可為傅也。臣聞王之事獻太妃也,朝夕不違養,甘苦不見色。帳下進珍饌,太妃未食,王投箸輟飯。太妃起居有不安,王傍行蓬髮。臣聞求忠臣者於孝子之門,安有孝如王而不忠者乎?
    196頁:呉隠之 ハンおばさん
    ・『晉書』列傳第六十:吳隱之……年十餘,丁父憂,每號泣,行人為之流涕。事母孝謹,及其執喪,哀毀過禮。……與太常韓康伯鄰居,康伯母,殷浩之姊,賢明婦人也,每聞隱之哭聲,輟餐投箸,為之悲泣。既而謂康伯曰:「汝若居銓衡,當舉如此輩人。」及康伯為吏部尚書,隱之遂階清級,解褐輔國功曹,轉參征虜軍事。
    ハンおばさん=韓(han2)康伯の母。
    196頁:李白
    『行路難』:金樽清酒斗十千,玉盤珍羞直萬錢。停杯投箸不能食,拔劍四顧心茫然。
    197頁:李白と劉禹錫
    ・「李白」は「白居易/楽天」の誤りであろう。白居易『醉贈劉二十八使君』:爲我引桮添酒飲,與君把箸擊盤歌。宝暦2年(826)に詠まれた。
    198頁:漢の詩人・白居易は「酔吟詩人」だったから……
    ・白居易は唐代のひと。「醉吟先生」と号した。
    198頁:王充
    ・『論衡』
    198頁:柳惲
    ・『南史』柳惲傳:初,惲父世隆彈琴,為士流第一,惲每奏其父曲,常感思。復變體備寫古曲。嘗賦詩未就,以筆捶琴,坐客過,以箸扣之,惲驚其哀韻,乃制為雅音。後傳擊琴自於此。
    198頁:万宝常
    ・『隋書』列傳第四十三/藝術/萬寶常:嘗與人方食,論及聲調。時無樂器,寶常因取前食器及雜物,以箸扣之,品其高下,宮商畢備,諧於絲竹,大為時人所賞。
    199頁:郭道源
    ・『樂府雜錄』擊甌:武宗朝,郭道源後為鳳翔府天興縣丞,充太常寺調音律官,善擊甌。率以邢甌、越甌共十二隻,旋加減水於其中,以筯擊之,其音妙於方響也。
    199頁:帝辛
    ・紂王。
    199頁:宗璟(そうえい)
    ・宋璟。『開元天寶遺事』卷一・賜箸表直:宋璟為宰相,朝野人心歸美焉。時春御宴,帝以所用金箸令內臣賜璟。雖受所賜,莫知其由,未敢陳謝。帝曰:「所賜之物,非賜汝金。蓋賜卿之箸,表卿之直也。」璟遂下殿拜謝。
    200頁:張居正
    201頁:『西湖翻身路』
    201頁:湯顕祖
    202頁:『南齊書』
    ・卷二十八列傳第九・崔祖思:歷觀帝王,未嘗不以約素興,侈麗亡也。伏惟陛下,體唐城儉,踵虞為樸,寢殿則素木卑構,膳器則陶瓢充御。瓊簪玉箸,碎以為塵,珍裘繡服,焚之如草。
    203頁:杜甫
    ・『野人送朱櫻』:西蜀櫻桃也自紅,野人相贈滿筠籠。 數回細寫愁仍破,萬顆勻圓訝許同。 憶昨賜沾門下省,退朝擎出大明宮。 金盤玉箸無消息,此日嘗新任轉蓬。
    204頁:玉台新咏
    ・『玉臺新詠』卷七:『代樂府三首』:金簪鬢下垂,玉箸衣前滴。
    ・『玉臺新詠』卷七:『閨妾寄征人』:斂色金星聚,縈悲玉箸流。願君看海氣,憶妾上高樓。
    204頁:李白
    ・『閨情』:玉箸日夜流,雙雙落朱顏。
    205頁:杜甫
    205頁:『齊民要術』
    ・『齊民要術』卷九・水引、餺飩法:細絹篩麵,以成調肉臛汁,待冷溲之。 水引:挼如箸大,一尺一斷,盤中盛水浸,宜以手臨鐺上,挼令薄如韭葉,逐沸煮。
    205頁:『水滸傳』
    ・?
    206頁:程良規
    ・『(詠)竹箸』:殷勤問竹箸,甘苦爾先嘗,滋味他人好,樂空來去忙。
    206頁:袁枚
    ・『竹箸』(詠筷子):笑君攫取忙,送入他人口。一世酸鹹中,能知味也否。
    207頁:周馳
    ・『詠箸』:矢來形何短,籌分色盡紅。駢頭斯效力,失偶竟何功。比數盤盂側,經營指掌中。蒸豚挑項臠,湯餅伴油蔥。正使遭讒口,何嘗廢直躬。上前如許借,猶足沃淵哀。

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