青髪鬼 横溝正史少年小説コレクション 4

  • 柏書房 (2021年9月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784760153879

作品紹介・あらすじ

横溝正史の少年探偵物語を全7冊で贈るシリーズ第4弾。
秋の空よりも青い頭髪の怪人物による復讐劇『青髪鬼』、どくろ仮面の犯罪者との秘宝をめぐる争闘『真珠塔』、人体改造を受けた脱獄死刑囚を首領とする凶悪集団の暗躍『獣人魔島』――いずれ劣らぬ怪事件・怪人たちに敏腕記者・三津木俊助と探偵小僧・御子柴進が挑む! ほかに短篇5作と、初単行本化の未完成作品『皇帝の燭台』「黒衣の道化師」を収録。
テキストはすべて、入手が困難な初出・初刊に準拠、横溝正史の真髄を伝えるとともに、資料的価値も十分満足させる、オリジナル決定版!

感想・レビュー・書評

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  • ここまで同シリーズ三巻を読んだ後だと、この巻収録作品は、これまでの作品の設定流用・再利用・リブートが多いのがわかる。
    人間の脳を移植した怪物、コバルト鉱山におくられて頭髪が変色した男、過去の仲違いとダイアモンドの秘密、夜光蝙蝠と怪人…。「真珠塔」は「深夜の魔術師」(三巻収録)の改作と解説にもある。
    アイデアやシチュエーションを流用・転用していて、似たシーンもあるので、ここまで読んでくるとちょっと肩透かしにあった気分はする。
    しかし、「怪獣男爵」と同じ設定ながら、また違った切り口で描いた「獣人魔島」はまったく同じではないところにおもしろさがある。
    今回出てくるライバルキャラ(予定)の白蠟仮面くんは、得体がしれないけど、ちょいちょい抜けてるあたり、ライバルというには押しが弱い…!探偵サイドといっしょにあたふたしてるのは、なんかかわいらしくもある。
    がんばれ!

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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