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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784760154401
作品紹介・あらすじ
近年、「江戸時代に鎖国はなかった」という説が唱えられているが、そもそも「鎖国」がなければ、明治維新による「開国」もなかったはずである。「鎖国」を理解しなければ「中世から近世」「近世から近代」という日本史の流れは理解できないのである。
本書は、カトリック国(スペイン・ポルトガル)とプロテスタント国(イギリス・オランダ)の宗教的対立や植民地進出による経済圏拡大といった世界情勢の中で、当時の日本が置かれた状況がいかなるものであり、その振る舞いが後の日本へどう影響を与えたかを読み解くことで、鎖国の本質に新たな光を当てるものである。
今日の世界が陥っている宗教間の紛争や反グローバリズムへの回帰などの諸問題に、どう対処していくべきかの指針ともなる一冊。
感想・レビュー・書評
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まとまってはいるけど信長から島原の乱まで関係史を流した感じ。参考文献も邦訳なので、読んだ知識の切り貼り感ながら、引用もなく「天正の廃仏毀釈」「光秀は織田信長ではなく将軍に仕えるから裏切った」など独自視点がはいるのも気になる。
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なんで出島の場所が長崎だったか知りたかったけど、キリスト教の進出と信長、秀吉、家康がどうそれらと向き合ったかが主眼であんまりピンと来なかった
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書評はブログに書きました。
https://dark-pla.net/?p=3538
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