ことばの力

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  • 花神社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760214167

感想・レビュー・書評

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  • 元々は中学か高校での教科書で知りました。
    京都の染織家、志村ふくみさんに取材した時のご様子からとか。

    とにかく「桜は全身で春のピンクに色づく」との言葉が強く残っていて、
    毎年、桜の季節が近づいてくると、折々に思い出しています。

    桜の樹皮、しかも春先と言う限定された時期に、
    その時にか出会えない、上気したような、えもいわれぬ桜色。

    まさしく全身全霊をかけて生命をほとばしらせている、
    吹き抜ける風すらも色づいていそうな、そんな桜樹の様子が浮かびます。

    以前エビカツ読書会で紹介いただいた『日本のたくみ(白洲正子)』での、
    同じく、志村さんの「生命を染める」との言い回しも印象的でした。

    日本人は自然の中で生きてきたとの、原風景を感じるからでしょうか。
    この時期は、吉野へと誘われるような気もしていたり、天河神社も含め。

  • 国語の教科書より

    桜の木の皮で染めるとピンク色になるエピソードが出てきたのを強く覚えています

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著者プロフィール

1931(昭和6)年、三島市生まれ。詩人。歌人大岡博の長男。父と窪田空穂の影響で、沼津中学時代に作歌・詩作を行う。一高文科から東大国文科卒業。在学中に「現代文学」、卒業後「櫂」に参加し、「シュルレアリスム研究会」「鰐」を結成。読売新聞外報部勤務を経て、明治大学・東京芸術大学の教授をつとめた。詩と批評を中心とした多様な精神活動を行い、また連歌から発展させた連詩を外国人とも試みている。日本芸術院会員。
詩集―「記憶と現在」「春 少女に」「ぬばたまの夜、天の掃除器せまつてくる」「旅みやげ にしひがし」「丘のうなじ」など。
著書―「折々のうた」「新折々のうた」など多数。

「2016年 『折々のうた 春夏秋冬・冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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