ソーシャル・マジョリティ研究: コミュニケーション学の共同創造

  • 金子書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760826681

作品紹介・あらすじ

発達障害者の側から多数派社会のルールやコミュニケーションを研究する「ソーシャル・マジョリティ研究」をまとめた初のテキスト。

感想・レビュー・書評

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  • サンプル版の45ページまで読んだ。
    生きづらさの根本解決のためには、「当事者研究」と「ソーシャル・マジョリティ研究」という二つのアプローチを両輪とする必要がある、という言説はかなりヒントだった!

    Neurotypicalでない私たちvs定型どもの作った社会のルールや仕組み

    という構図に憤っていたけれど、「ふつう」「当たり前」を構成する要素を丁寧に分析することで、社会側で変えられること・変えられないこと/私たちの側で変えられること・変えられないこと のすり合わせが可能になり、問題をお互いに押し付け合うのではなく、より少ないコストで困難を減らしていける可能性があることは、希望の光となった。

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://kinoden.kinokuniya.co.jp/tit.library/bookdetail/p/KP00019384

  • 類書にないアプローチで、新鮮だった。
    むずかしくて理解できないところもあった。
    理解はできるけど納得できないところもあった。
    すべてあわせる必要はないよなと思う。
    ルールや理屈をわかった上で選んでもいいよなと思う。

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著者プロフィール

東京大学先端科学技術研究センター特任講師

「2023年 『当事者研究の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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