夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現

著者 :
  • 金子書房
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本棚登録 : 33
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760832613

感想・レビュー・書評

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  • 「平木典子流アサーション」の正統な一冊です。

    パートナーと長期間共にすごすと、どうしてもすれ違いはおきます。その都度、「その場をうまく納めよう」としすぎていると、本当の自分の感情を押し込めてしまうしか解決できないような気分になりがちです。

    この本では夫婦・カップルでの場面を取り上げています。本来、どちらかだけに力があるわけではない関係のはずです。なかなかうまくいかない。
    そういうときも必ずあります。

    どちらかの心掛けだけで望ましいコミュニケーションがとれるわけではないと思います。
    歩み寄るためには、お互いに、お互いを大切にすることが必要。そういわれれば、そのとおり。

    また、長期間固定される関係性、と言えば、職場の人間関係です。職場でのコミュニケーションには、指揮命令関係や先輩後輩、仕事を知っているかどうか、経験があるかないかなど、力関係の違いが存在しないことの方が珍しいです。

    いきなり職場にアサーション、と思うと場面設定が難しいと思います。この本でまず、ABC理論とDESC法について、具体的に理解することができます。

    また、「いつも~」「なんで~」「どうせ~」、の「聴くを妨げる言葉」を意識するようになれるだけでも、本書の価値、十分にあるはずです。

  • 帯文:”ともに支え合って暮らそうと決めた私たちなのに、どうしてこんなにコミュニケーションがうまくいかないのだろう……?” ”本書は、夫婦やカップルが必ず出会うこのような問題について、日常的な夫婦関係とコミュニケーションの視点からその現実と取り組み方を伝えてくれる案内書です。”

    目次:巻頭言、はじめに、第Ⅰ部 夫婦・カップルの関係について理解する、第1章 夫婦関係を理解する、第2章 二人の関係を育てるもの・妨げるもの、第3章 夫婦・カップルを悩ませる自分と相手の違い、第4章 夫婦・カップル関係における悪循環、第Ⅱ部 心の中のアサーション、第5章 アサーションについて知る、第6章 自己信頼を高めアサーション権を確信する・・・・他

  • 請求記号: 367.3/Noz
    資料 I D : 50080708
    配架場所: 図書館1階西 学生選書コーナー

  • 夫婦とは相手を選択してできる関係。裏を返せば解消もできる関係。パートナーに失望したり疑問を感じたりすることはあるだろうが、関係を継続していく意志とそれを可能にするコミュニケーションのスキルが肝要。パートナーの魅力はいつしか不満に変わる。実はパートナーが変わったのではなく、自分が同じコインを表から眺めていたのを裏に変えただけ。おかしいなと感じたならば、自分のパートナーに対する見方や期待を見直し、自分自身の関わり方を変えるのが良い。自分とパートナーのありのままを受け入れること。自分もパートナーも完璧ではないという現実から目を背けていても親密な関係は育たない。アサーションとは、自分の気持ち、考え、欲求などを率直に、その場の状況に合わせた方法で述べることで他者の基本的人権を侵すことなく自己表現すること。
    必要なのは自分を理解し、パートナーのことも理解し建設的なコミュニケーションができること。自分も相手も大切にする自己表現=アサーションが大事になってくる。自分とパートナーの関係を見つめ直し、より親密なコミュニケーションができるよう努める。パートナーを変えようとするのではなく自分の方から変化を起こしてみる。アサーティブに聴き話し合う。本書からは様々なアサーションのスキルを学ぶことができる。お互いに認め合い支えあえる夫婦関係を目指したい。

  • パートナーに思っていることがうまく伝えられていない気がするときに読む本。
    "アサーション"とは、自分も相手も大切にする自己表現のこと。素直に正直にその場にあった適切な方法で自分の気持ちを伝えることが最終目標。
    『きっかけは相手からでも、その感情は自分が引き起こしているものである』というのは全くもって納得。
    DESC(描写・表現・具体的提案・提案に対する選択)をうまいことやって、一人で我慢するでもなく、相手を傷つけるでもなく、根気よく改善する努力をしないと夫婦関係は良くなっていかないのだなと再認識。非常に疲れるけど。

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著者プロフィール

明治学院大学心理学部准教授

「2013年 『大切な人ともっとうまくいく「気持ちの伝え方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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