勇気づけの心理学

著者 :
  • 金子書房
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本棚登録 : 85
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760836062

作品紹介・あらすじ

勇気とは、リスクを引き受ける能力。困難を克服する努力。協力できる能力の一部。アドラー心理学の理論と実践が一気に学べる、決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 教育関係者、お子様の見える方向けといった感じの例が多く、そう言う方には実践的な本かと思います。

    でも、この本を読むだけでも、勇気が出てきますね。

  • 勇気をテーマにした卒論を書きたいという学生がいて購入。結局,本人のテーマは別のものになったけど。
    アドラーの考え方を知ってから読むと納得しやすい。

  • アドラー心理学の日本での権威者の本。勇気づけと褒める違い。褒めることではなく、勇気づけの重要性を訴えています。本の後半部分では実習問題があり、どのように勇気づければよいのか、というノウハウを具体的に興味深く読む事が出来ました。勇気づけと勇気くじきの対照を書く中でのポイント比較は参考になります。①加点主義⇔原点主義 ②ヨイ出し⇔ダメ出し ③プロセス重視⇔結果重視④協力原理⇔競争原理 ⑤人格重視⇔人格軽視 ⑥聴き上手⇔聞き下手⑦失敗を受容⇔失敗を非難そして勇気の定義はアドラーによれば ①リスクを引き受ける能力②困難を克服する努力③協力できる能力の一部とのこと。至言です。心したいと思います。

  • アドラー心理学の立場から勇気および勇気づけに関して体系的に紹介してある本です。はしがきに「この本は、あなたを勇気づけの実践者にする本です。」と明記されているように、『勇気づけの演習』また具体事例を通して、アドラー心理学を段階的に理解し、そして実践へのステップが踏めるように工夫されています。
    ここで紹介されている『勇気づけの演習』は企業などでの研修にも使えると思います。
    「勇気づけを実践して副作用がある、ということは滅多にありません。実践の機会は無限です。」この力強い言葉からも勇気をもらえるバイブル本です。

  • 実践問題があって驚きwww しかもできないという!!笑  具体的に周りの人を勇気づける方法が書いてあって、読んでて飽きなかった…こんな言い方もあるのねーと勉強になった一冊。

  • 初めて読むには難しいかもしれないですが、アドラー心理学に基づいた育児をする上で大切な、「勇気づけ」について、理論と実践の仕方がとても詳しく解説されています。演習問題もあって親切だと思います。

  • 内容が勇気づけについてとても理論的な書き方がありわかりやすかった

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒業。1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者、上級教育カウンセラー。2つの大学のほか独立行政法人系の看護学校の非常勤講師を歴任。
著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)、『男と女のアドラー心理学』(青春出版社)など多数。

「2017年 『看護師のためのアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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