勇気づけの心理学 増補・改訂版

著者 :
  • 金子書房
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760836123

感想・レビュー・書評

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  • アドラー心理学に基づく勇気づけの本。
    理論から実践まで網羅されている。

    勇気づけとは、自己尊重(自尊心)と自己信頼を築く
    のを支援するために個人の持ち味と潜在力に焦点を
    当てるプロセスであり、勇気と信頼を確立するのに
    欠かせない技術を適用することで現実化する理論
    である。(P34)

    個人の「自己決定性」を尊重し、育むために
    勇気づけはとても重要。

    勇気づけ名人になるために
    1.自分自身を勇気づける
    2.勇気くじきをやめる
    3.勇気づけを始める
    (P109)

    まず、自分を勇気づけることから始めたい。
    そして勇気づけができるように実践していきたい。

  • 勇気づけとは。
    理論はわかりやすく、
    実践にも、かなり役立ちそう。
    勇気づけの技術の一つ、短所を長所に言い換える。
    ・優柔不断→安易に決断しない
    ・集中力がない→マルチタスクができる
    ・自力心に欠ける→フォローワーシップがある
    ・元気がない→充電中
    なにごとも、発想次第。

  • 【櫻井】アドラー心理学の日本の2大巨頭、岩井先生の一冊。岸見先生の「嫌われる勇気」とは対照的に、体系的にまとめてくれているのが岩井先生。これだけでアドラー心理学を知るのは難しいが、他のアドラー本と一緒に読むと非常に深い学びが得られる。

  • アドラー心理学をベースにした本。勇気づけるとあるが,いかに前向きな信念を持てるようにするかということ。章末の演習課題はどこかで使えそう。

  • 自分自身や他者を勇気づけたいと思っている人のための本です。アドラー心理学の「勇気づけ」の理論と技法を一気に学べるベストセラーがさらにレベルアップして登場。OPAC → http://t.co/Al8OhADUQG

  • 第1章 勇気について
      「勇気欠乏症」
      勇気とは?
      自己受容
      劣等感、劣等コンプレックス
      自己決定性
      ■第1章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その1
        文章完成法―第1ステップ
        文章完成法―第2ステップ
      
    第2章 勇気づけの理論(1)―勇気づけの起源
      アドラーと勇気づけ
      勇気づけとアメリカの地
      勇気づけとは?
      賞罰の問題点
      ■第2章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その2
        好感度テスト―第1ステップ
        好感度テスト―第2ステップ

    第3章 勇気づけの理論(2)―勇気づけの前提要件
      勇気づけの言葉を超えるもの
      関係がつくる勇気づけ―まずは尊敬から
      それでもあの娘にイエスと言う
      信頼―根拠を求めず無条件に信じること
      「相互」の意味
      言葉以外のノンバーバル・コミュニケーション
      共感について
      共同体感覚
      ■第3章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その3  打ち消しによる勇気づけ

    第4章 勇気づける人の特質
      再び勇気のある人(自己受容している人)について
      勇気づける人の六つの特質
      尊敬と信頼による動機づけ
      楽観的(プラス思考)
      目的(未来)志向
      「なぜ」の問題点
      大局を見る
      ユーモアのセンス
      笑いの治癒力
      ■第4章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その4  あなたを勇気づけた人たち

    第5章 勇気づける人になるための三つのステップ
      この章のはじめに
      勇気づけ名人への道
      ステップ1 自分自身を勇気づける
        第一のポイント―自分を勇気づける生活を心がける/オセロ・ゲームの生活/ 第二のポイント―勇気づける人と接する/
        第三のポイント―言葉、イメージ、行動を勇気づけで満たしきる/プラスのセルフ・トーク(内言)―天使のささやき(祝福の言葉)/
        イメージの力―努力逆転の法則/イメージを味方に/前屈のワーク/勇気に満ちた行動/
         第四のポイント―勇気づけの技法を自分を対象して使う
      ステップ2 勇気くじきをやめる
      ステップ3 勇気づけを始める
      付録 熱意を持って勇気づけを
      ■第5章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その5  セルフ・トーク―「悪魔のささやき」と「天使のささやき」

    第6章 勇気づけの実践(1)
      勇気づけの必要性
      勇気づけの目指す方向
      勇気づけの技術
        ①加点主義/②ヨイ出し/ダメ出しよ、さようなら/③プロセス重視/④協力原理/⑤人格重視/⑥聴き上手/⑦失敗を受容
      短所は長所―リフレーミング
      ■第6章のまとめ
      ■勇気づけの演習 その6  短所は長所

    第7章 勇気づけの実践(2)
      勇気づけの効果 ①自己勇気づけ効果
      勇気づけの効果 ②ブーメラン効果と③親和力効果
      勇気づけの効果 ④雪だるま効果
      勇気づけのコミュニケーション
      あいづちと質問
      確認―繰り返しと明確化
      いじめのケースをめぐるやりとり
      主張性の公式(私メッセージ)
      勇気づけの+α技法
      拡大表現と限定表現
      勇気づけの機会を逃す言葉・つかむ言葉
      「愛語廻天の力あり」
      勇気づけのケース・スタディ
      ケース・スタディに対する私なりの考え方
      ■第7章のまとめ

  • 友人が貸してくれた本。著者は心理学の専門で、私は学問的なのはめっぽう苦手だが、これは読めた。人を&自分を「勇気づける」とは何か、どうすればよいか。「勇気くじき」(本書ではその対照の行動として表現される)なら大得意、な ネクラの劣等感たっぷりな読者には、少しでも世の中をわたりやすくできるようだいじなことが書いてある。

    意外だったのは子どもへの接し方でヒントがいっぱいだった点。育児中の親には一読の価値アリ。子どもを“褒める”と“勇気づける”は別なのだそう。褒めるとは評価だったり、親の希望が反映されて“親がうれしい”ってことも多く、子ども目線とはちがうんだと。勇気は子ども目線でがんばったことをたたえ、前向きにし、次に何かをがんばる行動に向かえるようにするんだと。失敗をなじらない。だいじなことは失敗から何を学ぶか。大人同士も同じことが言える。夫婦や職場でも。(ここは耳がイターイ!)

    さて、肝心の自分への勇気づけってのは、正直簡単にはできそうもないんだけど。でもそこを意識するのが自分を救いだす一案とわかっただけでも、すごい大収穫な本でした。

  • 自分が考えていたことの方向性が正しかったと思えた。
    「愛語廻天の力あり」はとても良い。
    勇気をくじく人ではなく、勇気づける人になろう。

  • 勇気づけがこれほどわかりやすく書かれている本はない。具体的な場面を多くとりあげてあり、とっても参考になりました。

    夏のアドラー心理学研究はひとまず終了。いったんマインドマップを書き、整理した状態で、今まで読んできた本の再読に入ります。

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著者プロフィール

有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役。
上級教育カウンセラー、アドラー心理学カウンセリング指導者。
著書に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』2014(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』2014(かんき出版)、『親と子のアドラー心理学』2015(キノブックス)、『感情を整えるアドラーの教え』2016(大和書房)、『働く人のためのアドラー心理学』2016(朝日文庫)、『男と女のアドラー心理学』2017(青春出版社)などがある。

「2018年 『イラスト版 子どものアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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