30歳からの幸せになるキャリアの見つけ方―キャリアに勝ち負けはない

  • かんき出版 (2003年5月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761260927

30歳からの幸せになるキャリアの見つけ方―キャリアに勝ち負けはないの感想・レビュー・書評

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  • 著者は人事コンサルタントの高橋俊介氏とキャリアコンサルタントの植田寿乃氏。

    自分のキャリアについてはみんな悩む事が多いだろう。

    20代30代で本気で転職を考えている人、一読を。

    人事部の方も読むといいかもね。

  • 自分は自分自身の「モノサシ」が持ててないから、受験時代の延長線を抜け出せず、勝ち負けの競争に陥ってしまっていることを改めて痛感した。この数年、40代の自分がイメージできず焦りを感じていたが、勇気付けられた一冊。

    ::::::::::::::::::::::::::::
    【読書メモ】

    ●自分自身の"モノサシ"をもつ。
     →自分らしいモノサシとは何か?自分の"内なる声"とは何か?

    ●じつは"自分らしさ"とは、この自分自身を突き動かす"内なる声"をよく理解し、うまくそれを使いこなすことにほかならないのです。

    ●上昇指向以外にもいろいろな指向があります。仕事に積極的に取り組む典型的な動機を単純化すると二つあります。一つはこれまで述べてきた上昇指向、もう一つは独立指向です。

    ●いま、この「選択をするための自分自身の判断基準」が問われる時代になってきたのではないでしょうか。外のモノサシは崩壊しました。大企業が必ずしも安定しているわけではありません。そのため、学生に限らず、すべての働く者にとっての最大の悩みは、自分のモノサシがもてないことにあります。

    ●動機にマッチした能力の活用方法、動機にマッチした目標、動機にマッチした働き方、つまり、"内なる声"に合致したような働き方を実現しているかどうかが、キャリアにとって大きなポイントになります。

    ●毎年、三要素の棚卸をする
     ・一つ目は、一年前に比べて、自分の仕事そのものが進化しているかどうか。
     ・二つ目はネットワーク(人脈)。一年前に比べて、ネットワークは広がっているか。質的な深さも問われる。多様性、バラエティー、広がり、深さを検証する。
     ・三つ目はスキル。自分の新しい得意能力、勝負能力は何か。新しい能力はあるか。いままでの能力で深まっていったものはあるか。

    ●自分が得意であって成果に結びつく能力、そして"内なる声"に支えられている、いわゆる勝負能力は、そのレパートリーをつねに増やし続けていかなければ、そのうちのいくつかは五年後には世の中の環境が変わって、陳腐化している可能性があります。

    ●柔軟で前向きに、自分なりのポリシーや考え方で、つねに新しいことにチャレンジし続けるというワークスタイルをとっている人が、結果としてキャリアの満足度あるいは仕事の充実感が高まっています。

    ●自分と他人との距離感をつかむことが大切です。つまり、すべての人が感謝の気持ちをあらわすわけではないことを理解しなければなりません。

    ●EQは「総合的な社会的知性」の高さをあらわし、次の三つの知性で構成されています。(1)自分で自分自身の状態が把握できる心内知性(セルフコンセプト)
     ・自己認識力(自分の内面の感情を理解)
     ・ストレス共生(否定的な感情のコントロール)
     ・気力創出度(プラス思考の維持)
    (2)他人に適切かつ効率的に働きかけられる対人関係知性(ソーシャルスキル)
     ・自己表現力(考えていることを相手に的確に伝える)
     ・アサーション(ネガティブな気持ちを素直に適切に表現する)
     ・対人関係力(人間関係のトラブル解決能力)
    (3)自分と他人の両者の状態を同時に把握できる状況判断知性(モニタリング能力)
     ・対人受容力(相手の感情を理解し受け入れる
     ・共感力(相手の感情状態を主観的に感じる)

    ●(交渉相手からの批判に対して)
     ①正しい批判は素直に受け止める
     ②間違った批判に対してはアサーティブに反論する
     ③どうでもいい批判は受け流す

    ●交渉を成功させる六つの手順
     <STEP1>問題をはっきりさせる
     <STEP2>可能な解決策を考える
     <STEP3>解決策を評価する
     <STEP4>双方に受け入れられる解決策に決定する
     <STEP5>解決策を実行する
     <STEP6>解決の結果を評価する

    ●コミュニケーション能力のレベルアップ法
     ①自分の気持ちの思い込みからの解放
      ・「人の気持ちを傷つけてはいけない」からの解放
      ・「失敗をしてはいけない」からの解放
      ・「人から受け入れられなくてはいけない」からの解放
     ②自分を主語にして話をする
     ③自分の気持ち、考えを正確にとらえ、素直に伝える
     ④非言語メッセージに気を配る(視線・表情・声・ボディランゲージ)
     ⑤自分の言葉の癖を知る(次の癖は直す)
      ・早口の癖
      ・語尾を強めて話す癖
      ・声が小さい
      ・間合いの言葉が多すぎる
      ・前置きが長い
     ⑥聴く力を身につける
      ・自分自身をオープンにする
      ・相手の話をじっと聴く
      ・確かめることで理解を深める
      ・相手の言葉以外の要素を考える
      ・理解される心地よさを体験する

    ●リーダーシップの六つのスタイル
     ①強制型→基本はNG。危険・危機に直面し即座に解決が必要な時に有効
     ②ビジョン型→変革が必要な時、明確な指導が必要な時
     ③関係性重視型→チーム内不和の解決、スタッフのモチベーション維持
     ④民主型→賛同合意を得る時、専門的で有能なスタッフの考えを引き出す時
     ⑤ペースセッター型→やる気のある優秀なチームから早急に成果を引き出す時
     ⑥コーチ型→長期的な成長過程の中で自主的に強み開発、モチベーションアップを行う時

    ●スタッフのモチベーションを高める方法
     ①UH価値観カードからあなた自身のスタイルを把握
     ②あなたが一番行いたいリーダーシップのスタイルを選択
     ③現在のグループの状況を把握
     ④スタッフ一人一人の性向を把握
     ⑤とるべきリーダーシップのスタイルを再考

    ●コーチ型リーダーシップの肝
     ①スタッフの長期的な自己開発目標を立てることを推奨する
     ②目標達成に必要な計画の作成を手助けする
     ③自分もリーダーとして役割や責任を果たすことを約束する
     ④十分な指導やフィードバックを行う
     ⑤権限委譲の能力を磨く
     ⑥部下に挑戦しがいのある仕事を与える

    ●ネットワークづくりのポイント
     ①魅力のある人か
      ・信頼できる人間性か
      ・豊かな情報、価値のある情報を持っているか
      ・持っている情報を絶えず発信しているか
      ・人に対する奉仕の気持ちがあるか
      ・自分の言動にきちんと責任がとれるか
      ・人を感動させる夢をもっているか
      ・新しいチャレンジをしているか
     ②きっかけ
      ・会社の仕事
      ・会社、仕事関係のイベント
      ・仕事、業界関係のイベント
      ・社会人向けビジネススクールなど学びの場
      ・コミュニティ活動やボランティア活動
      ・興味の活動
      ・インターネット
     ③継続の努力
      ・魅力的と感じた人にはその日、もしくは翌日に必ず連絡する
      ・一か月以内にアポを取って会う
      ・定期的に連絡
      ・相談事をする前に、相手に役立つことをする
      ・力になってもらったら礼儀を尽くす、恩は忘れない
      ・迷惑をかけるような相談をしない
      ・人とのかかわり、接点を絶えず大切にすること
     ④ネットワークを活かす
      ・仕事、ビジネス上のアドバイス
      ・仕事のキャリア、人生のキャリアのアドバイス
      ・社会や業界での後ろ盾
      ・新たなキーマン、新しい世界との出会い
      ・新しいチャレンジへの応援
     ⑤ネットワークの発展
      ・ネットワークは放射状に広がる
      ・自分が中心にいることが大切
      ・すぐに使えるネットワークと10年後に花開くネットワーク
      ・異性のネットワークには注意と配慮を
      ・嫌いな人、敵もネットワークに組み込んでいく
      ・一過性でなく長期に続く関係が本物
      ・ネットワークはお金で買えない最も重要な財産

    ●キャリアビジョンの海図を描く
     ①「キャリアチャート」と「自分のトップ3」を書き出す
     ②自分の価値観、興味を明確にする(「UH価値観カード」「UHキャリア指向性シート」)
     ③「キャリアビジョンとライフプラン」「アクションプラン」を書く

  • このままの仕事でいいのか?
    これから先の人生や目標が見えなくなったとき、
    やっぱり自分自身を見つめなおすのが一番。
    この本は、自分自身の「内なる声」を聞いて、価値観や趣向にそった
    仕事、ライフプランを見つけようというもの。
    本書に出てくる2つの自己分析チェック「UH価値観カード」と
    「UHキャリア志向性シート」は、自分の趣向を確認するのに
    興味深かった。しかし、私の場合、どれも似たり寄ったりの点数結果となり、
    ぬきんでているものがなく、どれが自分の本質か判断できずじまいでした。
    とりあえず、自分がどんな分野の趣向があるのか参考になりました。

  • キャリアシート等、参考になることが多い。

  • ※ 未読です。

  • 地の文は(特に前半は)難しすぎてよく理解できないところもありました。っていうか、むしろ「どうしてそんなに当たり前のことを長々と書く必要があるんだろう、はやく話し進めてほしいんだけど……」と思いつつ、「まさかこういうこと、一般の読者には当たり前のことじゃないんだろうか」「少なくとも筆者はこういうことを読者に説く必要があると感じているわけだ」「わたしが一般読者からズレているのか、筆者がズレているのか、どっちなのだろうか」などと考えてしまって、あまり地の文が頭にゴクゴクっとは入ってきませんでしたのです。

    でも、
    「UA価値観カード」と「UHキャリア志向性シート」は面白くってよかった☆
    確かに診断当たってる、と思うフシあり。それによると今の仕事も、来年検討しているキャリアチェンジもなかなかあっているようで、背中を押してもらったような具合です。

    「キャリアビジョンとライフプラン」「アクションプラン」などの書き出し方も例示されているので、真似してやってみようと思います。何すればいいか具体的になれば気も楽。
    後半部分はなかなか興味深く読めました。

    この本はちょっと気を楽にするのに役に立ちました。古本やさんサイコー。この本が105円で買えたもんね♪

  • 〜06年

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