3分以内に話はまとめなさい

著者 :
  • かんき出版
3.23
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761261269

感想・レビュー・書評

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  • 私自身話しているうちに話の論点がずれてしまい長々と話してしまうことがあるため、購入してみた。

    高速化の進んでいる現代社会では、短い時間を濃密に使うことが必要となり、話を3分にまとめられることが「できる人」の特徴であると筆者は述べている。

    数値化した表現を使い客観性を増す、比喩を使う、最初に結論を持ってくるなどすぐに実践できるテクニックが紹介されており、すべて日常生活に落とし込むことができれば短い時間で濃密な話をすることができるだろう。

  • 読むだけで賢くなった気がしました。
    普段、会話する時に意識できることがあるので、とても勉強になった。
    また、魅力的なスピーチの裏側には、洗練されたものがあったことを知ることができました。

  • 結論から話す。

  • 自分の意見を含めた話を短くまとめることは、その聞き手にとっても望ましいこと。ポイントを意識しながら、人の振り見て我が振りなおせ、を積み重ねられたら、すっきりした話し方に近づけるのかなぁと思いました。

  • ①自分の意見を言える人に。
    新聞に書いてあったじゃなく、こう思うまで。
    ②相手の使うキーワードを復唱すること。
    →共感、聞いてくれてると思う。
    ③人は3つの心→PAC
    parent
    adult
    child
    相手に合わせる、もしくわ状況によって変える。

  • 題名の内容(=3分以内に話はまとめなさい)の説明は冒頭部分のみで、どちらかというと「できる人と思われるための話し方」という印象を受けた。

    書いてある内容はどちらかというと、万人受けするような事柄が多い。そのわりには論理的に説明されておらず、作者自体うまい話し方が出来ているのかと少し疑問に残る。

    納得するしないに限らないのであれば、
    心に響く言葉は多いほうだったと思う。

    ポケット版ではないものや、図解式編もあるみたいなので機会があれば、読んでみたい。



    【気に入った言葉】
    ①真・善・美を語れば、相手の心に響き、感動を与えられる。(真=本音で語る。善=前向きな気持ちを駆り立てる話。美=明るさ、力強さ、優雅さを取り入れた話し方)
    ②ハートワークの時代では、善意にもとづき自分の両親にしたがって話をする、あるいは相手を慮って話をすることが重要。また自分と相手の成長を願い、さらには周囲の人間やその場にいない人間の成長も促すような、気遣いのある話し方をするよう心がける必要がある。
    ③話やコミュニケーションの根底にあるのは愛情。「愛」とは相手の「心」を「受ける」と書き、「情」とは自分の「心」が「真っ青」(純粋無垢)と書く。つまり「愛情」とは、「無垢な気持ちで相手の心を受ける」ことである。
    ④知ったかぶりは末代までの恥→「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」(孔子)
    ⑤人との付き合いで「残心」が大切。人と接触を持った場合、別れたら忘れてしまう、忘れられてしまうでは、よい人脈形成はできない。

  • 3分以内に話をまとめる。
    手短に話をするのは非常にいいことであるが、ついつい冗長になりがちなので参考になればと読んだ。

    ためになるところはなったが、蛇足みたいな部分も多い気がした。
    それこそ、簡潔にまとめれば良かったのに。

  • 「話を短くする努力」があなたを磨く。話し方であなたは評価されている。

    ・contentsは、時間を無駄にしない話し方、聞き方。人から気に入られる話し方。人から、きらわれる話し方。自分を磨けば言葉が生きる。

     コミュニケーションの目的は、相手に行動してもらうこと、それを見失わなければ、どうすればよいか、自ずから見えてくるのかもしれません。限られた人数や個人を相手に話をする場合には、こちらの発したメッセージが心に「とどまる」ことを意識しなければなりません。むしろ【訥弁(とつべん)】の方が相手のこころに残ります。

     目指す所は、自分の言いたいことが伝わること、相手に納得してもらったり、感動してもらったり、行動してもらったりすることです。グローバル化が進み、異文化との接触、コミュニケーションにあたって、明快に自己主張できなければ、時代からも国際社会からも置いてきぼりを食ってしまいます。弁護士である高井氏は、話す力を磨くためにも「3分以内で話をまとめる」訓練が一番良い。と考えているそうです。話を短くまとめる能力をよって、論理的な話の運び方、独創的な発想、状況変化に適応する即応性なども一緒に身につけることができるのです。

     期せずして一つ前に読了した齋藤孝先生の『コミュニケーション力』と合わせて読むと良い内容でした。コミュニケーションの本質は、テクニックではなく、相手に「ああ、この人に出会え、話が出来て良かったな」と思われるような、相手と自分のためになる情報、知識、発想、考え方の交流なのです。

     「話を迅速にすすめるには相手の依って立つところを見極めなければならず、また自分の依って立つところも明らかにしなければならない。」「依って立つ」の「よる」という動詞は「あることを根拠とか理由とする」「ある場所等を根拠地に立てこもる」などの意味。つまり交渉の現場では、相手の主張は相手の思想から出ているわけではなく、相手の立場から発せられていると考えた方が妥当ですし、自分も個人的な考え方で応対できるわけではなく、自分の立場で応対しなければならないということです。

     デキるといわれる人、頭脳明晰な人、論理思考な人、目下人生がうまくいっている自信家のなかには、放漫だったり、いやみだったり、言ってみれば「無神経」な話し方をする人が大勢います。そういう人は、目に見える実害がないかもしれませんが、気がつかないところで衰亡の芽を育てているようなところがあります。ここに、ひとつ気づくだけで抜群の効果を発揮する「話し方の秘法」があります。それは「ソフトな華字方に徹する」ということです。語尾を「……と思うのですか」「……じゃないですか」という具合に変えてみましょう。

     人から、きらわれる話し方「立て板に水」立てた板に水をかけるという意味だが、よどみなく早口にしゃべる様子を例えた慣用句である。相手に伝えて説得するさいの言葉巧みな話術についていう場合が多い。さらに言うなら、聞いている方が相手のトークについていけず、感心してその話術に聞き入っているうちに、いつのまにかバナナをひとふさ買わされてしまったというような状況で用いるのにぴったりの言葉である。とのこと…

     人と良い関係を築き、継続していくためには「ああ、この人と話ができてよかったな」と相手に印象深い何かを残すことが大切です。どんなささやかなものでも、その人が知りたがっている情報、知識、発想、考え方などを差し上げることで「また会いたいな」「次も熱心に話を聞こう」と思っていただくことができるのです。

     新書にありがちな「章の中で最も読者の気を引きそうなタイトルを本のタイトルにしてしまう」というありふれた戦略が鼻につきますが、内容はオリジナリティもあり、とても良いものでした。」機会があったら、ご覧ください。

  • 3行アウトプット(*≧∀≦*)

    *デキル人の話し方三要素:「きわめて手短である」「多岐にわたる」「核心を突く」

    *きらわれる話し方:「声が小さい」「大声の人」「早口の人」「精気のない話しぶりの人」「一方的に話す人」「人の話を聞いてない人」

    *どんな人にも役に立つ話し方の極意「ソフトな話し方に徹する」。表現をできるだけ柔らかくしてみるのです。

  • 冒頭だけでおけ

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