- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761262662
感想・レビュー・書評
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■勝ちにこだわることは悪いことか?
日本では戦後の学校教育のせいで誤った平等主義が社会に蔓延しています。おかげで、勝ち負けにこだわったり、白黒をつけることがあまり好まれていないようです。
勝ち負けにこだわることはないよと教えつつ、いざとなったらリストラでクビを切ったり会社を倒産させてしまうのは、あまりにも冷たい所業。
日本の多くの企業は言うなれば「やさしいけれど冷たい」組織。でも私は「厳しいけれど温かい組織」を創りたい。だから私はみなさんに「勝ちましょう」「一番を目指しましょう」と言い続けているのです。
■勝つ人の考え方、負ける人の考え方
勝敗は運ではない。自分の頭の中にある。
能力に差はない。あるのは「情熱の持続力」の差。
脳の可能性は無限大。老化は言い訳にならない。
タブーを持たない。好奇心が勝つ「知恵」を生む。
あるものから選ぶだけでなく、なければ創る。
リスクをとる。ノーリスクほど怖いものはない。
よく遊ぶ人ほど勝負強くなれる。
自分を否定するのも一種の歳脳。
ルールは破るためにある。時代や現場にそぐわないルールがあれば、率先して破る、それがイノベーション。
■勝ち続けるリーダーの資質と仕事
平凡を集めて成功へ導く
IQの高い人を上手に使えるかがリーダーの腕の見せどころ
社長になれる人と部長で止まる人との差
会社の仕事を好きにさせる
人の能力と力量の違い
■強い組織の条件・勝ち続けるための経営哲学
経営のキーワード「先進的」「科学的」「合理的」
文化のある企業は強い
こちらが強くなくても相手が弱ければ勝てる
企業経営の最大の敵は慢心
戦略は中身よりも浸透度を重視
組織を死に至らしめる3つの病「機能体の共同体か」「環境への過剰適応」「成功体験への埋没」
上が抜けると人が育つ
「任せるカルチャー」がある企業は強い詳細をみるコメント0件をすべて表示