1週間は金曜日から始めなさい 仕事と人生が楽しくなる時間活用術

著者 :
  • かんき出版
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761263935

感想・レビュー・書評

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  • ”時間がないからできない。”

    よくあることですが、、
    ”時間がない”というのはどういうことでしょうか?

    ”できるけど、期日までに間に合わない”
    ということです。


    本日ご紹介する本は、

    従来であればとても間に合わないと思わる仕事を
    間に合うようにするための考え方やノウハウが書かれた1冊。



    ポイントは
    「質より量」

    時間をたっぷりかければ、仕事の質が高まるというのは幻想です。

    先ずは、多くの量を決められた期限内に
    確実にこなす訓練をすることが重要。

    質を追いかける前に、
    ます量を追いかけないと、
    なかなか質は上がってきません。



    「準備」

    そのものの時間を短くするために、
    万全の準備をすることが大切です。

    明日の予定が決まっていなければ、
    当日になって時間を有効活用しようと思っても無理。

    できるだけ事前のシミュレーションを
    詳細にやる習慣をつけましょう。



    「知識より人」

    人との交流で時間をけちっていては、
    あとあと大きな時間を失います。

    多くの人と知り合い、何でも自分で知ろうとしないことが
    最終的には、時間の短縮に繋がります。

    自分の専門外の話は、その分野専門の人に聞きましょう。




    「計画より行動」

    時間を有効に活用するには、
    何事も「すぐに行動を起こす」ことが重要。

    うまくいくかどうかわからなくても、
    とりあえずスタートさせましょう。

    人間、
    「やる気が出たから仕事をする」のではではなく
    「仕事をしたからやる気がでた」というものです。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    どんなに忙しくてもやりたいことはやる
    時間をたっぷりかければ、仕事の質がたかまるというのは幻想
    お金は後で取り返すことができても、時間は後で取り返すことはできない
    何事も事前の準備がカギを握る
    金曜日は将来のことを考える、翌週に備える
    夜寝る前に、翌日の服やカバン、仕事で使う書類を準備しておく
    人を使えない人は、いずれ時間を使えない人になる
    時間を有効に活用するには、何事も「すぐに行動を起こす」ことが基本
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1 タイムマネジメントの基本は時間密度―できる人は、時間をケチるのではなく濃くする
    2 考えるのは15分でやめなさい―仕事が速い人の考え方&発想法
    3 1週間は金曜日から始めなさい―目標を達成し続ける人の予定&計画の立て方
    4 時間は支配した方のものになる―人付き合い&コミュニケーション一つでこれだけ時間の差が出る
    5 頭がフル回転なら、時間効率はグンと良くなる!―密度の高い時間を過ごすための自分プロデュース術
    6 時間を上手に使う人のちょっとした工夫―仕事の速い人が実践する大きな時間を生む小さな習慣
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/f9f5b2fea389a7c5.png
     

  • 付箋を貼ったページが少なかった。

  • おもしろい事が結構載ってたので。

  • 1週間は、金曜日から始めなさい/ 臼井由妃 / 2009/5/17(9/13)

    1週間は、金曜日から始めなさい
    臼井由妃

    何でもやる人ほど時間と心とお金に余裕がある。

    1. タイムマネジメントの基本は、時間密度
    出来る人は、時間をケチるのではなく濃くする。
    ・仕事の量をこなすと、効率的に時間を使えるようになる。→時間密度が高まる。量をこなすと質がついてくる。
    ・ながら勉強などは、結局は時間密度が低い。
    ・ある1つの行為にいくつもの意味を持たせる。一つのことをいくつかの目的の為に利用する。
     →例:地方の公演へ行き、その際に地元の情報を仕入れて将来のコンサルティングに役立てて、東京では、拾えないメルマガやブログのネタを集めてかえって来る。
    ・ひと粒で、2,3,4度おいしい状況を作り出す。
    ・今できることはさっさと済ませる。
    ・人と会う時間は大切にする。ひととあうことでしか得られない、経験や知識が数多くある。ひとと会うことの費用対効果を大物はよく知っている。
    ・時間密度を高めて、時間を有効に使うことができれば、楽しくなる。
     (やることがサッサと仕上がる。あたらしい発想や工夫ができる。やりたいことにチャレンジできる)
    ・時間を制する者は人生を制する。


    2. 考えるのは15分でやめなさい
    仕事が早い人の考え方&発想法
    ・15分以上考えるのは時間の無駄。
    ・何事も完璧を目指さない。(仕事6割できたら、相手に戻してみるとか。)
    ・「まねる」、「借りる」は大切。常にアンテナを張り巡らせて、良いアイデアを借りてこよう。
    ・お金で時間を買おう。
    ・事前の準備が本番でかかる時間や効率を左右する。
    ・楽になる方法を考える。(仕事で省いて良い所、人に頼める範囲、自動化できるところ)
    ・とりあえず動く(でもどう動けば良いか考えて、道筋を立てるのが良いだろう。)

    3.1週間は、金曜日から始めなさい
    ・1週間は、月~水までの3日しかない。
    ・月~水:実行(やるべきことを終わらせる)、木:確認、検証、反省
    金:来週の準備、中長期的な事を考える。
    ・三色ボールペンでスケジュールを入れる。
     赤:相手のある予定
     青:自分一人でできる予定
     緑:すぐ、いつでもできる予定

    4.時間は支配した方のものになる
    人づきあい&コミュニケーションひとつでこれだけ時間の差がでる
    ・自分が時間の手綱をにぎる(約束の時間の決定権を自分で握る)
    ・時間泥棒から時間を守る。(話の長い人には、きっちり次の予定があることで、切り上げる)
    ・熱心に話すと伝わらない、ポイントだけに絞って話すと相手に伝わる。
    ・結論&結果を最初に話す。
    ・言いにくいことは早めに話す。(自分で貯めずに相手にふっておく)
    ・あいさつに名前をつけて言う。
    ・人をうまく使えるか否かが時間リッチと貧乏の差
    ・分からないことは分かっている人に尋ねる。(てっとり早く確実な方法)10を知る人より、10人の「知っている人」を知る。→自分の使える時間を増やせる。


    5.頭がフル回転なら、時間効率はグンと良くなる。
    ・「欲」が目標達成への時間を縮める。(xxが欲しい。金持ちになりたいなど)
    ・「仕事の出来る人」は食生活にも気を配る。糖質、ビタミン、カルシウムを取ることで、脳の働きを活性化させ、仕事効率をupできる。
    ・常に頭と体のバランスをとる。頭を使ったら、体もつかってバランスをとる。仕事中のストレッチなども意味あり。
    ・睡眠時間は、体の疲れをとるだけでなく、ストレスを解消したり、脳の知識や記憶の整理を行う行動でもある。寝床に入ったらいいことだけを考える。睡眠時間は削らないのが良い。
    ・人から受けた傷はひとにいやしてもらう。
    ・スランプの時は、目のまえの得意な仕事から片付ける。
    ・気持ちの切り替えが有意義な時間を増やす。


    6.時間を上手に使う人のちょっとした工夫
    大きな時間を生む小さな習慣
    ・腕時計は、時間の量的感覚がつかめるアナログ時計が良い。
    ・頭と時間を大切な所に使うため、日常生活でパターン化できそうなものはパターン化する。(服、毎日のランチメニュー選びなど。)
    ・もっとも無駄な時間は、探しものにかける時間!!日頃から整理整頓をしておくことが大切。
     →使ったものは必ずもとの場所に戻す。仕事道具は手の届く範囲に整える。小さなことでも何千回もやれば、無駄になる。メモが遠くに置いてあるとか。
    ・仕事中、メールなどちょこちょこチェックしない。時間の無駄。
    ・「すきま時間リスト」を作る。→コマ切れ時間を有効活用できる。
    ・情報収集に時間を奪われてはいけない。
     いかに効率よく、鮮度の良い情報を手に入れるかが重要
     情報収集は、インターネット→新聞の順に。(ネットで新聞の見出しチェックで世の中のおおきな流れをつかみ、新聞では、深く掘り下げた情報を入手。)
    ・新聞は、広告とベタ記事に注目する。
     広告:企業から消費者に向けてのメッセージであり、その時々の消費者のニーズを一番物語っているメディア。
    ・ベタ記事:新聞の下段の方に一段でまとめられている小さな記事。経済の動向や企業の将来など、仕事に活かせる内容が以外にもこのベタ記事には満載。
    ・苦手なことはカタチから入ろう
     (例:文を書くのが苦手。→タイトル、キーワードを箇条書きしてみるから始める。)
    ・朝の使い方がカギを握る。誰にも邪魔されず自分の時間を確保できる唯一の貴重な時間である。
    ・心身ともにすっきりしていて、物事がはかどる。
     →商談など大切な仕事は、朝イチにする。
     →嫌な仕事は朝イチに片付ける。

    時間の達人に近づく魔法の言葉。「かきくけこ」

    か:簡単
    何事も「簡単に」を意識するだけで、思考も整理され、行動にも無駄がなくなる。

    き:興味
     やらなければならないことが二つあり、重要度が同じ程度なら、興味のわく方を優先させる。
     時間を節約するだけでなく、成果にもつながりやすい。

    く:グレー時間
     仕事をしているわけでもなく、遊んでもいなく、やすんでいるでもない時間を減らす。
     思い悩んで、物事を後回しにしたり、うんうん迷っている時間

    け:決断
     決断は、15分で下す。15分以上かかっても決断ができないものは、自分にとっては必要ないものと考える。

    こ:行動
     期限までに目標を達成するには、有限実行あるのみ。後回しにすればするほど費やす時間は、膨大になると覚えておこう。


    以上

  • 再読。
    何事にも、下準備が大事!
    金曜日のうちに段取りしておけば、月曜日は憂うつじゃないかも…。

  • インパクトがある題名なので読んでみた。
    ただ、中身はそれほどインパクトがあるものではなかったが。
    要するに、週の準備を前日か月曜にするのではなく、金曜にしておけということ。
    なるほどな、そうすれば土日はばっちりプライベートな時間に費やせるし、月曜は朝いちから戦闘態勢に入れる。
    う~ん、納得。

  • 一週間を金曜日から始める事にはやはり抵抗があるが、考え方は一理あると思う。
    また時間を有効につかうためには?は、なるほどと思った。実践してみる。

    13/04/06-34

  • 2013.3.15スタート

  • 月火水で仕事を終える。考えるのは十五分まで。締め切りは自分で決める。かきくけこ。
    かんたん。
    きょうみ。
    グレー時間
    決断。
    行動。

  • 肉食系ビジネス本でありながらやること自体はシンプルで、できそうな感じがいいね。
    金曜日に翌週の予定を立てるというのは発想の転換ですごくいいと思います。

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著者プロフィール

東京生まれ。著述家、講演家、行政書士、宅建士、栄養士、熱海市観光宣伝大使。
33歳で結婚直後、ガンで余命半年と宣告された夫を支えながら、独自の発想法と行動力でヒット商品を次々に開発、通販業界で成功を収める。当時多額の負債を抱えていた会社を年商23億円の優良企業へと導き、その手法は各種メディアで紹介され話題となり、テレビ番組『マネーの虎』に出演、「銀座の女社長」としてマスコミに注目される。
経営者・講演家・作家として活躍する傍ら、行政書士・宅建士など資格を短期一発取得。その実践的な勉強法や仕事術、知識の広さには定評がある。
著書は『55歳からやりたいことを全部やる!時間術』『やりたいことを全部やる!時間術』(共に日経ビジネス人文庫)『できる人はなぜ、本屋さんで待ち合わせをするのか?』(三笠書房)『資格を稼ぎに変える最高の勉強法』(明日香出版社)など多数。著書累計は170万部を突破。ビジネス書から健康書、自己啓発書、女性の生き方なまで、幅広い分野で執筆中。

「2024年 『55歳から「お金の不安」がなくなる生活術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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