戦わない経営

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 486
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761264338

感想・レビュー・書評

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  • 1時間あれば読み終わることのできるぐらい薄い本ですが、中身は本質的なことを言っています。

    よくある経営者の本の要約のようで
    誰にでも分かるようなやさしい言葉で書かれている。

    この本は大切に何度も読む価値がある本だなと感じました。
    経営学に興味なんてなくても何より「ことば」に癒されます。

    僕は「小さな会社が簡単に一番になれるコツ」の章がとても印象に残りました。

  • シンプルでとてもかわいいビジネス書。
    がっつりした戦略とかが書かれている本を読んでから読むととても新鮮。

    必要な部分だけ書いてあって 心に残る。

    借り物で読んだからお金貯まったら買おうかな。

  • ~社長は「幸せの専門家」じゃないといけない~
    著者はビジネスバンク社長 浜口隆則。

    書評抜粋:「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションにした株式会社ビジネスバンクを創業。「幸福追求型の経営」「戦わない経営」「小さな会社のブランド戦略」など、独自の経営論でファンが多い。
    10回目のクリスマスを迎えた時にお客さんやパートナーに感謝を伝えようと経営で学んだ事を手づくりの小冊子にして配ったものが評判になり、本になった。

    感想:ジュンク堂で見た紹介文
    「あなたはビジネス書で涙を流した事がありますか?」速攻購入。
    (こんなんに弱い)
    ポエムのような形で小文が続く。”会社は幸せをつくってる。”、
    ”まず、自分が幸せになろう。”、”人は頑張る人が好きなんだ。”等々の我々にとっても嬉しい言葉が並んでいる。
    モチベーション上がること間違い無し。

  • 2007年秋に出会った本。本屋ぶらぶら中に、なにげにタイトルが気になったので購入。中はシンプルであっという間に読めてしまう本ですが、小さな会社の経営者には示唆にとんだ視点を気づかせてくれる本。

    社長は「幸せの専門家」じゃないといけない。

    色々なものと戦っても幸せになれるはずがない。。
    戦いをひとつひとつなくすこと、それが「戦わない経営」が目指す姿。

    そして関わるもの全てが幸せになる秘訣。。

  • 感謝の気持ちと「起業と幸せ」への深い思慮がつまった短いフレーズたち。

    初心忘るべからずとはよく言いますが、経営の初心を顧みるうえでとても有用な一冊です。

    起業の専門家で「起業と幸せ」について研究をし、自身も起業家として活躍している著者が、起業してからの10年間の経験のなかで学んだことを凝縮したメッセージなので、起業家を勇気づける愛にあふれた言葉がたくさん収録されています。

    なかでも、私が気に入ったメッセージは、

    「お客さんは大切な親友」

    わがままを言うようなお客様やずうずうしいお客様も十年来の「親友」「幼なじみ」と考えることができたら、こんな幸せなことはないでしょう!

    営業が嫌いだった著者も、この言葉で営業が大好きになったといいます。まさに逆転の発想であり、目から鱗でした。

    後半の収録は、タイトルにもなっている「戦わない経営」のためのポジショニングマップ作成のハウツー本になっています。

    この観点からですと、以前にブログでご紹介した『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』(しあわせオフィス読書ツーリングvol.1) の方がより実践的で有益のような気がしますが、起業家がビジネスモデルを構想するうえで「戦わない」ポジショニングをとることがいかに大事かを説く著者の心意気が感じ取れます。

    ぜひ起業をされた方、またこれから起業をしようとされている方は、本書で語られる言葉を経営の指針としてご利用してみてはいかがでしょうか。

  • 再び、浜口氏の本です。先に読んだ「だれかに話したくなる」とこれから読もうと思う「小さな会社のブランド戦略(村尾隆介)」と合わせて3部作くらいのつもりで3冊まとめて買いました。

    したがって先に読んだ本にも書かれていましたが、何よりも気持ちを新たにしたいのは、社長の仕事です。社長の仕事は、会社に関わるすべての人たちを幸福にするということ。これは素晴らしい発想ですね。ぜひ、このような気持ちで仕事をしていきたいと思います。ともすれば、社長は、売上や利益に目が行きがちで、コストダウンを目指したり、、などなど、それも重要かもしれないけど、その仕事は何のためにやっているのか?それを明確にしないといけないという思いです。お客様や社員や取引先が幸せにするためにやっていることかどうかですね。

    前半は、経営の実践というよりも気持ちの持ちよう(って言葉は変ですね??気の持ちようが気持ちだろうから、「気持ち」の持ちようって、頭が頭痛って言うのと同じかな?)が重要ということかもしれませんが、読んでいても解説書やビジネス書というよりも詩に近い感じです(^^;。付録の部分はブルーオーシャン戦略に近い考え方で、フレームワークを簡単に説明しているような感じです。

    戦わずに幸せにすることを目的とした経営者ばかりだと、世の中はどうなるのでしょう?もっともっと面白くなるのか、それとも・・・・・

    簡単に読める本ですから、むしろ読後の自分なりの吸収力が問われる本でもあります。こうした本を読むことの重要なことは2つ。ひとつは気持ちを新たに元気にできること、もうひとつは、(こちらが重要と思うけど)自分なりにいかに実践するかです。

  • 戦わない経営=ブルーオーシャンということを優しい言葉でひもといてくれる。
    気持ちの持ち方や目指す方向性など、当たり前のことを当たり前に導こうとしていく姿がイメージできる。
    ポジショニングマップの描き方など、実践にも役立つ内容である。

  • 忘れかけたら読み直した方が良い社長本

  • やるリスクよりやらないリスク。

    このフレーズが今回一番印象に残りました。
    何かを始めるとき、挑戦する時、不安になる。

    でもやらないとわからないことがある。
    そうやって生きてきたことを肯定してくれた気がした。

    やったことは、例え失敗しても20年後には笑い話にできる。
    しかし、やらなかったことは20年後には後悔するだけだ。マーク・トゥエイン

    この名言は自分の好きな名言ランキング10に入賞です笑

    雪が降っても自分の責任

    経営は関わるすべての人を幸せにする仕組み
    社長は幸せの専門家
    言葉のひとつひとつが心に響く
    今日から仕事頑張ろう!と元気をもらえた

    自分のポジショニングを探し、幸せを追求する会社をつくろうと思った。
    まずは二次元マップからさっそくやってみます

  • 「仕事で遊ぶ」 このマインドセットを繰り返し自分の心に落とすことができると、今よりももっと人生が楽しくなりますね!

    「戦わない」で「共存する」意識でまずは行動に移すことかなと感じた暖かいメッセージの詰まった一冊でした。

著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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