手にとるように物流がわかる本―最先端物流が経営を強くする!

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 33
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761264437

感想・レビュー・書評

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  • 物流のことがコンパクトにまとまっていましたが、ややノイズが多いかな・・・

  • 私が物流に関わったのは大学入学前のトラックの助手である。その後、社会人になり関わったのは生産管理システムから物流システムに製品倉庫への入庫データを連携するときに物流会社の担当者と関わるぐらいで自分にとって遠い存在だった。そんな私でも理解できるよう、現段階の物流業務が置かれている状況をわかりやすく説明してくれる本で、まさにタイトルどおりの一冊だった。一部、売上に関しては筆者の勘違いもあるようだが、それを差引いても物流というものがどういうもので、どうして行かなければならないかがよくわかった。
    結局物流業務は、物流を専門としている会社以外は競争力となりえない。物流コストを下げることが物流管理の本質なのである。

  • 新技術の導入により進化している物流の現状と将来的な物流の有るべき姿を説明した本。 文章と併記で図示してあり、読みやすく分かりやすい。

    大量生産・大量消費の時代が終わって久しいが、効率生産、効率発送を担う重要な機関のひとつとして物流がある。
    コスト低減化のため、物流効率向上、物流量の抑制、在庫の削減が目指すべきところ。 これが企業の費用削減、利益UPにつながるとしている。

    近年SCMが脚光を浴び、在庫を持たず必要な文だけを必要なタイミングで納入という思想が一般的になった。 ただ、同時に物流サービスを拡充させた結果、顧客が在庫管理、需給管理をおろそかにするケースもあり、一概に物流サービスを上げる事がよいこととはしていない。 末端の需要までを生産者にオープンにし不要なものは作らないという体制が必要。
    それに加えて今後はその方向を加速させると共に環境に対する配慮も必要になってくる模様。

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著者プロフィール

株式会社湯浅コンサルティング 代表取締役社長
1971年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了、同年日通総合研究所に入社。経営コンサルティング部長、常務取締役を経て2004年3月に退職し、同年4月株式会社湯浅コンサルティングを設立。一貫して企業の物流コンサルテーションに携わり、2000年(社)日本ロジスティクスシステム協会より、物流ABC理論構築で2000年度「物流功労賞(理論学究面)」受賞。『この1冊ですべてわかる 物流とロジスティクスの基本』(日本実業出版社)、『結果が出る物流とロジスティクス』(ナツメ社)、『物流危機の正体とその未来』(生産性出版)など著書多数。

「2019年 『図解入門ビジネス 最新 在庫管理の基本と仕組みがよ~くわかる本[第3版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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