- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761264796
感想・レビュー・書評
-
MBOというものについて非常に易しく、かつ分かりやすく書かれている一冊。
MBOについてはもちろん、
上場のメリット・デメリットや経営権と所有権についてなど、
資本主義について広く理解できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.テクニカル派orファンダメンタル派
どちらでもない。
2.資産バリューor収益バリューor成長バリュー
いずれでもない。
3.実践可能性(1理論的~5実践的)
1
4.おすすめ度(1あまりオススメでない~5オススメ)
2
MBOとは何か?ということを知りたい方は一度読んでみてください。
物語仕立てである程度理解できると思います。
株式投資に活かせるのは第3章(老舗食品大手の現状打開の大決断)です。
いわゆるイベント投資に関心のある人に向いています。
5.概要
第1話…MBOによる物流子会社独立のケース 大企業からの自立再生、株式公開へ
第2話…三代目経営者が選択した独自の事業改革 オーナー一族の利益より企業価値の向上をめざす
第3話…老舗食品大手の現状打開の大決断 株式非公開化による抜本的な事業改革を図る
第1章…企業価値を創造する MBOのメリットとプロセス
第2章…最適な資本調達を考える 新たな資本市場が誕生した
第3章…日本型経営からの脱皮 日本企業のチャレンジが始まった
第4章…ミスターミニットの事例 強い会社に変わるためのノウハウ -
事業承継型、大企業からのノンコア事業分離型、非上場化による長期的目線での経営を行う型、の事例が挙げられている。CVCが監修しているということもありPEファンドに好意的な内容となっている。
-
MBOのメリットについては、これでもかというくらい説明してくれる。
が、デメリットはまるでないかのような解説はいかがなものか。
著者がプライベートエクイティを手掛けているだけに、宣伝的なものに終始しているので注意が必要かも。 -
実例を交えて、わかりやすくまとまっている。
それ以上でもそれ以下でもない。