日本マクドナルド社長が送り続けた101の言葉

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 243
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761265021

作品紹介・あらすじ

14万人の社員とクルーにブログで伝えた熱い思い。

感想・レビュー・書評

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  • 「明日の成長は、現状の否定から始まる。私の原点は、常にここにある」というのが原田さんの言葉。本のまとめ、ブログは下記に載せています。

    http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=22&catid=7

  • 自身の経験から来る言葉の数々は、マクドナルドの店舗という身近な存在により現実味を帯び、納得できるものが多かった。
    とびきり特別な言葉というものは無かったが、学生の内に出会っておくと一歩先に進めるキッカケを得られる思う。

  • マッキントッシュ、マクドナルド、両方の経営者を努めた経験のある原田氏の本。1セクションが短くとても読みやすいが内容はとても共感をもてるものがある。読みやすさ故に一気に読んでしまったが、一日1セクション読んで噛み締めながら読んだ方がためになるかなーと思う。私個人はマクドナルドには月に1度くらいしか行かないが、その戦略は端からみていても感心するものを常日頃から感じていた。その戦略がちょっとだけわかった。自分や自分の属する組織に活かせれば幸いである。

  • なぜ原田社長は、様々なアイデアを出し、それを実行することができたのか。そんなことが知りたくて、購入した本でした。参考になったことは、次の2点。1.とことん考える 2.絵を描くマクドナルドの事業計画書は、どんな社員が読んでも理解できるようにビジュアル化されており、どう実行するかまで書いてあるそうです。まるでボードゲームのようです。ここからヒントを得て、目標達成をゴールにすえた人生ゲームを自分で作成してみたら面白いのではないかと思いました。

  • Day6後に買って読んだみましたが、マクドナルドの社員に向けたメッセージだけあって、マクドナルドの戦略・施策が分かりやすく書かれています。「人生はマーケティング」という言葉に考えさせられるものがありました。
    今野

  • 所々薄い内容になるのと、精神論で片付けてるところを除けば、割りと良い。
    実体験に関するところは面白く、それ以外はまあよくある内容。

  • マックの社長、原田氏
    私はマックよりもモス派なので、マックでハンバーガーを食べることは年に片手くらいかなぁ~
    でも最近はコーヒーだけとか買って飲むことはあるけどね
    原田氏をテレビで見ると、とてもダンディーでシャープなイメージ、お話も面白くて、私は好き!

    「チャンス」って「今がチャンスですよぉぉ~ほらほら早く捕まえてぇ」
    って言いながらくるもんじゃない
    つかんだ時はそれがチャンスなのかなんて分からずに、
    後で「あぁぁチャンスだったわ」って気付くもんかなと私は思っている
    大体が「ピンチ」の顔をしてやってくるのよね(笑)
    原田氏も「不可能」の顔をしてやってくると語られています
    できないと思うことに挑戦するしかないと・・・確かに!

    「なるほどねぇ」と思ったのは
    「成功の背景に疑問を持ち、真の原因を追及せずして、どうしてそれが成功だったと言えるだろうか」
    仕事をしていても失敗の原因は追究する・・・なんでこの新製品は売れないのか?とか
    でも成功したもの、ヒットしたものについては失敗ほど追及しない
    だって成功したんだもんってね・・・成功の原因も追究しない限り、それはただのマグレになってしまう

    「いつまでに何をします」とコミットすること
    こんなこと仕事する上では当たり前のことだけど、最近私守れてないわと反省(苦笑)
    この本にも
    「あなたの基礎は何ですか? 「人生を生きる上でも。当たり前のことをやるのが一番難しい」」
    と書かれてあります・・・

    また原田氏は若い人に
    「仕事も趣味も充実していて、休暇を取って家族を大事にする。自分のシーンも大事にする
     という生き方が格好良い」
    「緊張と緩和があって初めてクリエイティブなひらめきの瞬間が訪れるのです」
    と語っています

    自分の発想・考え方を絵に描いてみることの大切さも書かれてあって、これを読んだ時
    プレゼン上手な私の上司を思い出しました
    絵はお世辞にも上手とは言えませんが、ビジュアルで簡単に示してくれるのですぐに理解ができます
    難しいことでも簡単に図解してくれるので、納得できるし・・・
    彼のこういう能力は真似したいなぁと思うのです

    キャリアの部分では
    「キャリアを一生懸命考えて、プランを立てることにはあまり意味はない。キャリアは自分で探しに
     行くものではないからだ」
    「若いときにキャリアを計画的に伸ばそうとすると、視野が狭くなる」
    というところにキャリコンとして「・・・」でしたが、一理あります
    「計画通り」ってところがきっとNGなのです

    また「一流の中に自分を置いて、自分とのギャップを知り、そのギャップを縮めようと努力することが大切」
    という一文は納得でした
    今の自分と同じステージの人と群れていても、その中で「上の方だ」と思っていても、
    上には上のステージがあるのです・・・
    自分を成長させようと思ったら果敢に実力不足でも上のステージの最下位からスタートしないとね

    成長する人の共通点として
    ・気配り、気が利く人
    ・好奇心がある人
    ・礼儀のある人

    そして最後には「人生はマーケティング」として
    「「自分の価値には見返りがある」という意識を持つ その価値を生み出すために、とことん自分で思考する」
    と書かれてあります
    「私が周りに提供できる価値ってなんだろう」と、今まで私の中にちょっとなかった視点を与えて頂きました

  • 日本マクドナルドのCEOである原田泳幸氏が、
    自身の人生経験・ビジネス経験から日頃から大切だと感じている
    101の言葉を綴った本。

    日本を代表する経営者の言うことはどれも重いものばかり。
    軽重を安易に付けられるものではないが、
    読み手の置かれている立場や環境に応じ、琴線に触れる箇所は変わってくる。
    少し間を空けて読み返すのも良いかもしれない。
    プレゼンテーションに使える内容も多く、個人的に興味深く読むことができた。

  • 日本マクドナルドの原田泳幸社長がブログという媒体を通して社員に送り続けたメッセージを書籍化したものです。熱い言葉がつづられております。

    僕は原田社長の本を同時に二冊読んでいたんですが、ビジネス戦士として戦ってきたこの人の言葉はストレートに腹に響いてきますね。この本は原田社長ご自身が13万人の社員とクルーに書き続けているブログ。これを書籍化したものなんだそうです。マクドナルドの経営戦略や人材の育成・教育の手法。そして、原田社長が自分の経験を率直に語る仕事とは、何ぞや?というものがブログという形でつづられていたので、すごく読みやすかったですね。

    そして、原田社長の成功した話だけではなく、とんでもない失敗をしてしまったときのことも語られていて、それがすごく好感をもてました。彼のいう「してもいい失敗」とは新しいことに挑戦しての失敗はどんどんするべきだと。しかし、これはどこでだってそうですが、同じ失敗を何度もするのはだめだと。当たり前ですが、僕はこれを理解するのに何度も会社をかく首されるという苦い経験を経ております。まぁ、普通の人はそんなことを経験しなくてもすむのでしょうし、自身にとってもとっても苦い薬でしたが、必要なものだったのでしょうね。

    それはさておいて、最も面白かったことは原田社長が技術畑出身だということで、一番伝えたいことを絵で表現する。すると、どんな人にでも一瞬で理解ができる。なるほどなと思いました。

  • ビジネス本はこれ一冊で十分

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著者プロフィール

長崎県佐世保市出身。元アップルコンピュータ株式会社代表取締役社長兼米国アップルコンピュータ社副社長。2004年よりマクドナルドCEOに就任。前任の創業者社長である藤田田が進めてきたバリュー戦略の見直しを次々に打ち出し、行き過ぎた安売りで失墜したマクドナルドのブランドイメージの建て直しに奔走、短期間で建て直した。その経営手腕の評価から、2009年12月に「GQ Men of the Year 2009」の一人に選ばれ、2011年10月には日本経団連の関連組織である経済広報センターより「企業広報経営者賞」を受賞した。その後、2013年6月にソニーとベネッセホールディングスの社外取締役に就任。2013年8月27日付けで日本マクドナルドの社長を退任。現在は日本マクドナルドホールディンクス株式会社の代表取締役会長兼社長兼CEOを務める。

「2014年 『バトンタッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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