女の子が幸せになる子育て

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 377
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761265656

作品紹介・あらすじ

話題の校長先生が親からの相談に丁寧に答えました。子供の心にスイッチが入る瞬間。

感想・レビュー・書評

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  • 品川女学院の校長先生が書かれた本。
    殆ど学校の宣伝本ですね。私もこの位の事はしているよなあ?というのが率直な感想。当たり前の事をするのが難しくなっているのかなあ?誰に向けた本なのかよくわからない。

  • 品川女学院校長の漆紫穂子氏の著書。

    幼児というよりも、中学生・高校生ぐらいの親向きですが、今のうちからそれを意識して読んでおく分には悪くないかな、と思い、ささっと読んでみました。全体で203ページ。気軽です。

    主には学校でのケースが多いようにも感じましたが、いくつか共感できるものがあったので、ピックアップしてご紹介します。

    まずは、2人1組でやる短所を視点を変えて見てみるエクササイズ。
    ひとりが、「何でも先延ばしにする性格なんです」と吐露すれば、
    もう一人が「先延ばしをする性格なんですね。そして、物事を慎重に進める人でもありますね」
    といった具合に。見方を変えて伝えてみると、短所が長所に見えて来るという不思議。

    次に共働き家庭にありがちな延長保育での一コマ。
    「遅くなってごめんね」とお子様に伝えるのではなく
    「お母さん、今日も頑張ってお仕事してきたよ」
    と前向きに言うのが大事。仕事に負い目を持っているようなお母さんは最近は少ないかなと思わないでもないですが、もしそう思われている方がいたら、参考になる声掛けでは?

    最後に日本人としてのアイデンティティをしっかり持つこと。
    日本の文化、マナー、お作法はすべて相手を思いやる気持ちから成り立っているというくだり。
    華道や茶道の例等を出して、分かりやすく教えて下さいました。
    「日本文化は相手を思いやり、互いを活かし合う、和の心、チームの力を大切にする」
    とのこと。

    日本人であることに誇りを持ち、そして世界に恥じない子どもに育てたいものですね。

  • 私立女子校に対してのイメージも変わりました。

  • 2013-1-13予約

  • 女の子、となっていますが、男の子も共通の話がたくさんでてきます。
    ソフトな語り口の中に一本筋がとおっており、読んでいて安心感のある本ですね。
    筆者は校長先生でもあり、学校経営の責任者でもあることから、そういう視点も垣間見られます。
    ビジネスでやっていることと対比できるので理解がすすみます。

    一番残ったのが以下の話です。
    学校選びの話ですが
    「どういう子に育てたいのかという、子育ての方針や価値観を家族で共有する」
    「共有した方針や価値観に合う複数の学校を親が探す」
    「そのなかから、最終的に行く学校を子供自身が決める」
    というポイントを示しています。

    1番めの話をつめていくと、子供の幸せ像を定義することになりますね。
    その定義にしたがって2番目の話で優先順位付けを行い選択肢として本人に提示し、
    3番目で、本人が選択を行うことで主体的な行動を促す、という流れですね。

    外側の価値観に惑わされない、自分たちの軸を親がもつこと。そして、そこからぶれないこと。
    当たり前のこととおもいつつ、同時にそれが難しいというのも思います。

    2009/03/31

  • 品川女子学院の校長著。 この方が学校改革をし同校の入学希望者が7年で60倍になったそうな。
    思春期の子を持つ親へのアドバイス的な内容。特に女の子だけに限っていない内容の部分も多い。なるほどなと思う所もちょこちょこあり。
    お父さんに対して、お母さんへの接し方のアドバイスまであるのが面白い。
    子供を素直に育てるには夫婦円満は大事ってことか。
    しかしどれも理想論なので、こんなにみんな素直でうまくいくんだろうかと思ってしまうが。
    とても読みやすく、すぐ読めるので、読んで損はないかなと思う。
    都内の私立女子高のことなんて詳しく知らない地方出身者だけど、同校の教育内容確かにちょっといいな。と思った。

  • 門限についてのくだりは、なるほどと思うところもあったが、その他については、さほど感心するものは無かったかもしれない。

    子供がもう少し大きくなってから、もう一度読んでみて、実感するのかもしれない。

  • 長女が思春期を迎え、難しいお年頃になってきたということで借りてみたが、とてもよかった。性格のタイプや、子どもに自分で決めさせることの大切さをあらためて学ぶとともに、自分で決めさせるための準備、が大事だというのは目からウロコ。確かにそのとおり。
    具体的には、学校選びにおいて3つの段階が必要だと。1つ目は「どういう子に育てたいのかという、子育ての方針や価値観をご家族で共有する」2つ目は「共有した方針や価値観に合う複数の学校を親が探す」3つ目が「そのなかから、最終的に行く学校を子ども自身が決める」というもの。売り言葉に買い言葉的に、「自分で考えて決めろ」と言ってしまうので、冷静に、選択肢を示しながら話し合いたいと思えた。私学のよさや、女子校のよさというのも納得感のある説明でした。

  • 選ばせるところから始めるのが良さそう。

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