はじめてのロジカル問題解決

  • かんき出版
3.23
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本棚登録 : 149
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761266110

作品紹介・あらすじ

3つの問いに答えるだけで一番の解決策が見つかるシンプル問題解決手法。

感想・レビュー・書評

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  • 優しく優しくしようとして、わかりづらくなっている。
    ところどころに猫のイラストが書かれていて
    「~だニャ」とか言っているのにも軽く苛立つ。

  • 本の帯にかわいい猫が描かれている。問題解決なんて堅い話を扱っているはずなのに、ほのぼのとした絵とのギャップが気になり、書店で手に取った。

    だいたい表紙がやさしく書かれた本に限って、中身はハードコアなままことが多く、自分はなんでこんな苦行を受けているんだ、と内省してしまうものだ。ああ、この本もそういった類のものだったら、どうしてやろうかと一人意気込んで最初の章に目を通す。

    失礼した。中身も徹底的にやわらかく書かれているじゃないか。全部ひらがなで書いてあれば、小学1年生でも理解できるんじゃないかと思ってしまうくらい、徹頭徹尾、同じことしか説明していない。

    Where、What、Howの3つだ。

    牛丼屋で言えば、早い・安い・うまいの3拍子。問題解決ならWhere・What・Howの3つの問いで問題解決の基本が理解できた。

    最初の数十ページを読んで、「自分も小学生のころにこんな本を読めたらよかったのに」と感じつつ、しかし読み進めるにつれて、「でも今の自分は小学生じゃなくて大人なんだよな、だから書いてあることは当たり前すぎて物足りないんだ」という欲張りでわがままな気持ちも芽生え始める。

    たしかに問題解決手法に慣れ親しみのない学生諸君ならこの本は価値があるだろう。しかし、社会人を数年以上やっているナイスミドルな方々には正直物足りないはずだ。自分には基本的な内容の反復が多すぎた。

    というわけで☆は3つにしておく。コラムとかで、自分がまだ知らないエピソードなんかを紹介してくれると、もうひとつくらい☆を増やしたんだがね。まあ、他の類書と一緒に買って読むことを前提とした書籍だと思った方がいい。

  • 簡単に読めるけど効果は高い。

  • ロジカルシンキング系の中では分かりやすい本

    * 1 問題箇所はどこ?-Where?を考える

    原因を考えるのではなくて問題箇所を探すステップ
    ⇒問題の分解をしよう
    ■分け方
    客観的に分けられる要素か
    分解の基準は統一されているか

    * 2 問題はなぜ起こっている?-Why?を考える

    因果関係をつかむ
    ⇒多分こういうことかな?という程度でOK
    原因⇒結果、の順で図を書いて見る
    ⇒レバレッジポイントを探す(そこが変われば結果もよくなる、という箇所)

    * 3 どうやって問題を解決する?-How?を考える

    どうやって、どのように、という文章に書き換え
    そしてスコアリング、PDCA、DOのあと、本当に結果は変わったかどうかを確認する
    HOWでもロジックツリーを作る

  • 2016 10 14

  • Where Why How の3ステップ。イシュー化、ロジックツリー、因果関係、レバレッジポイント、スコアリングとシンプルだけど使えそうな問題解決の方法です。
    11-6

  • 前半は「なるほどなるほど」と読んでいたが、
    後半はなんだかどうでもよくなった(笑)。
    いや、別にこの本が悪いとかではなくて、
    ロジカルシンキングってそれだけ面倒って事か。

    巻末には問題解決ワークショプが書かれてあり、
    確かに1人でやってるよりは職場で共有した方が
    ミスが無くなるよなぁ、と思った。

  • 14

  • B09036

    『はじめてのロジカルシンキング―3つのステップで考える!』の姉妹本。

    Where?
     ↓
    Why?
     ↓
    How?


    このステップで問題の解決を遂行していく。

    Whereで問題の箇所を特定する。

    Whyで問題の因果関係を考え、手を打つポイントを見つける。

    HowでActionを考え出す。


    学生、新入社員、若手社員くらいが対象かな。

  • これまでにロジカルシンキングの本を読んだことはあったが、あまり印象に残らず、ロジカルシンキングが何たるかもよく分からずにもやもやしていた。 最近丁度会社の研修でロジカルシンキングの講座があり、ロジカルシンキングの基本である、ピラミッド構造やMECEを勉強した。
    そんな勉強ホヤホヤの時に本屋で本書を見かけ、ぺらぺらページをめくってみると、まさしく勉強した内容が簡単な絵つきで解説してあった。 大きな字で得も使って説明してあるので復習には最適だし、また今まで何故か頭に入らなかったロジカルシンキングの手法がスッと頭に入る感覚を覚えた。(研修したので当たり前と言えば当たり前だが・・・・) 本書はロジカルシンキングの導入書としては最適だと思う。

    Why,Why,Whyの問いかけでピラミッド構造のロジカルツリーをつくり、How,How,Howでその問題解決策を思考する。 短く纏めるとそれだけなのだが、頭の良い方々が推敲を重ねて創りだした手法だけに、簡単そうに見えて的を得ている。

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著者プロフィール

1960年、東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、コピーライターを経て、講師・ファシリテータ、執筆、コンサルタント(人材、人事、経営)として活動する。論理思考を教える仕事と出会い、グロービスをはじめ、ビジネススクール、大学、大学院、企業研修などで講師を担当。また、ビジネスパーソンに必須の「教養(リベラルアーツ)」をさまざまなテーマで教えている。ネット上では、政治、映画、アニメなど幅広い分野について評論活動を展開。ポートレートや風景などの写真家でもある。主な著書に『はじめてのロジカルシンキング』『頭がいい人の「論理思考」の磨き方』(かんき出版)
などがある。

「2019年 『56の質問カードで身につくプロの課題解決力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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