My Credo

  • かんき出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761266288

感想・レビュー・書評

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  • クレドを持ち歩く、そこまではいけないけれど
    自分の中に軸を作る(行動のルールを作る)ことは
    とても大切である。

    カッコいい大人とは、ブレない人のこと。
    常に自分のルールに従って行動すれば迷う事も
    ブレる事も決してない。他人にも迷惑をかけない。

    印象に残ったフレーズの一つに
    「たとえビリでもF1で走ること」がある。
    常に一流の中に身を置く事。
    F3でトップを走っていても肝心な事は見えてこない。

    優れたホスピタリティを提供する企業はクレドを持っている
    事が多いけれど、この本はそれを学ぶというよりも
    自分の軸を持つ事の大切さ、どうやってそれを持てばよいのか、
    その辺を丁寧に教えてくれる教書だと感じました。

  • 現在を迷う若者へMISSIONを創る重要性を訴えかけるワーク付きの一冊。

  • 今の自分、今の仕事を好きになることから始めれば、自分探しの旅に出る必要はない。選択肢の多さは自由であることの証ではない。マイクレドを作るのに必要なものは、すでに自分の中にある。

  • 生活がシンプルであったら悩みが少なく、複雑化し選択肢が多い現代は悩みが多い。その悩みを解決するには①すぐに行動すること(72時間ルール)と②自分でルール(クレド)を作ってシンプルに選択することで、解決できるという、他の本にはない理論で説明されていた。
    そのクレドをどのように作るか具体的に説明されていた。もし、クレドのリストを作るには再度詳細に読む必要がある。
    まずは、一歩踏み出さないとね。

  • この本を読む目的は明快で,

    自分軸になる,また自分との約束でもある
    「My Credo(マイクレド)」
    を作り,

    社会の中でどのように振る舞い,どんな人間でありたいのか,という
    「My Mission」
    を完成させる事です.


    自分軸を作り,それに沿って生きていくという
    一見「不自由」な状況に身を置く事で
    本当の自由を手に入れる事ができる.


    以前に漫画家の小林よしのりさんが
    「自分を一番自由にしてくれる束縛とは何か
     それをみつけろ」
    といっていたのを思い出しました.


    また後半には,いくつかのワークがあり,
    そこでも多くの「気付き」や「再確認」がありました.

    このところ続けて「当たり」の本に出逢えています.

    まだMy CredoもMy Missionも完成していないので
    時間を作って自分ならではのものを作りたいです.

    まず,何度でも自分に言い聞かせたい言葉です.

    Fake it, till you make it.
    「なりたい自分」があるのなら、すでに「なったつもり」で行動しなさい


    根拠なき自信が、人を成功に導く


    自信を持つのに理由は必ずしも必要ないですし,
    むしろそう思い込むことができる人は,なぜか強いですね.

    積み重ねた業績や努力など,根拠のある自信とを
    併せ持つといいのでしょう.
    順番は関係ない.


    続いては,自分のミッションに強く関係している言葉です.
    自己の成長と他人への貢献は,自分の無意識の中に存在しています.


    人は人の幸せに貢献したときに最高に幸せになれる


    自利利他の精神
    自らの悟りのために修行し努力することと、
    ほかの人の救済のために尽くすこと。
    この二つを共に完全におこなうことを大乗の理想とする。

    すなわち
    「自分を高めるということ」と
    「人のお役にたつということ」は、
    同時にやらないといけませんよということ。

  • 豊かになったにも関わらず人が悩むようになったのは、選択肢が増えたから。そんな世の中における、仕事が”社会のため”につながるセルフブランディングのための本。

    ①「72時間ルール」という自分ルール(プロローグ)

    「72時間以内に必ず第一歩を踏み出す。」自分の中で軸を持ち、ルールを決め、実行する。そうした不自由を自分に課すことのできる人間が自由になれる。自分ルールを深堀りしていき(p167)、感銘を受けた言葉を自分のルール、そして信条と変えていくことが必要。

    ②自分の軸を持つメリット(第2章)

    基準ワイン(p56)のように、人は何かモノサシの起点がなければ物事を判断できない。自分のルールや軸を設定することで、評価を迅速にし、周りから信頼される人を目指す。

    ③自分が何を大切にしているかがわからなければ人は集まらない。(p130)

    会社において、何の店かわからなければ人は来ない。人も同じで、何を大切にし、何に一生懸命になっているかわからなければ人は応援してくれない。自分の軸をはっきりさせ、何に取り組んでいくべきかを発信する必要性を感じた。

    自分の伸ばすべきキャリアは会計なのか?USCPA?グローバルに活躍できるものなのか?専門能力についても考えていかなければ。

  • ザ・自己啓発本。

    割とこの本には啓発され続けています。

  • 世界で最も不安が少ない国は、シンプル。

    日本は豊かになったが、悩みを抱えている。
    それは、選択肢があるから。

    「何をどう選択すればいいのか?」
    「何をどう決めればいいのか?」
    「何を判断基準に決断していけばいいのか?」

    「何を選択すれば、自分の人生は良くなるのか?」


    豊かさを時系列で相対比較できた世代を旧世代
    豊かさが当たり前になり相対比較できない世代を新世代


    自由は尊いもの。しかし、厳しくもある。
    それは人間が弱い存在だから。
    そして、自由に対抗する方法を知らない。

    自由がもたらす不自由を超えて、本当の自由を得るためには、まず自由であることの一部を否定することから始まる。

    つまり、自ら自由を制限する。

    それが「自分ルール」という軸を持つということ。


    今までは社会全体で目指すもの・社会規範としての軸が用意されていた。人それぞれが持っていた軸も多くの選択肢と一緒に失ってしまった。

    どんなにワインが好きで詳しい人でも、1種類のワインだけを目をつぶって飲んで、その銘柄を当てることは難しい。人は絶対的に味を覚えるのが難しい。

    味の区別をするために、基準ワインを決める。そのワインを徹底的に覚え、その味を軸にして相対的に判断していく。


    軸があれば、一貫性があり、ブレない、流されない。確定していることが多いので、悩みが少なくなる。覚えてもらいやすくなる。応援されやすくなる。

    応援されるためには、一生懸命取り組むこと&やっていることが明確な人。

    自律でき、決断でき、必要とされ、信頼され、余裕を持てる。

    自分ルールをもつと、行動がフォーカスされる。人生が整理整頓される。

    「人は生まれながらにして善良である。しかし、弱い生き物だ。」


    自分ルールをもつ最も素晴らしい点は、自分を再発見できる点。自分の軸・生き方の基準を見つけられる。


    自分ルールを作る上で、他者を意識することを忘れない。

    自分らしさを大切にするという仮面の下には、自分に対する甘えが隠れている。自分の弱さを知り、自分と他者とのことを考えられる人だけが、自分らしさを本当に生かせる。


    あなたをあなたにしているのは、自分自身でもあるが、他者である社会でもある。


    自利利他
    自分高めることと、人のお役に立つことは同時にやらないといけませんよ。

    私=あなた、自分=社会という感覚。
    生かされているという感覚を持てる人が幸せになる。

    自分の中にふつふつと湧いてくる「こうやって社会と関わっていきたい」というマイミッションを持つ

    マイミッション
    =社会人としての使命感。自分が生まれてきた意味。「自分は何のために仕事をしているのか?」というマクロ的なものと、社内の仕事における「チーム内での自分の存在理由は何か?」というミクロ的なものを分けて考えると、発見しやすい。

    マイクレド
    =個人として絶対に守るべきルール・行動指針。自分の軸であり、自分らしさを維持するための判断基準や行動基準。

  • 自分軸になる,また自分との約束でもある
    My Credoとは、心のルール(自分軸、自分との約束)である。
    選択肢が多様化している現代だからこそ、悩みは増えていく。
    その解決策は①72時間ルールですぐに行動すること②マイクレドに従ってシンプルに選択をすることだとしていた。

  • ためになるフレーズや内容は数多くあったが、当たり前だが、全ての人に為になるわけではなさそうだ。ポイントは何点か抜粋し、自分の力に変えられるが、もう一読とはならないかもしれない
    おれ自身、読み方のレベルを上げる必要もあるのだが、本書を必要とする人には効果的だ

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著者プロフィール

会計事務所、経営コンサルティング会社を経て、1997年に「日本の開業率を10%に引き上げます!」をミッションとするビジネスバンク社を20代で創業。シェアオフィスのパイオニアとして業界を牽引していくなかで多くの会社が失敗する現実を見て、高収益事業だったシェアオフィス事業を売却して経営者教育を始める。

数千社という会社経営の現実を見てきた経験から生み出された「経営の12分野」「社長力の10分野」「幸福追求型の経営」などのプログラムを提供するは累計参加者が3万人を超える「社長の学校」となっている。早稲田大学でも教鞭をとり「ビジネスアイデアデザイン」「起業の技術」「実践起業インターンREAL I&Ⅱ」などユニークな講義で人気に。

著書に『戦わない経営』『社長の仕事』『起業の技術』(かんき出版)などがあり、海外でもベストセラーに。大企業の社長から若い起業家まで多くのファンに支持されている。

「2021年 『生き残る会社をつくる「守り」の経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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