湘南の風に吹かれて豚を売る スーツを脱いで見つけた自分らしい働き方
- かんき出版 (2009年11月16日発売)
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感想 : 28件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784761266455
感想・レビュー・書評
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11月新着
進路支援図書「はたらく人々」コーナー配架本。
”みやじ豚”という、おいしいおいしい豚を「どうやって売るか」。おいしさの力を信じてそれを伝えようとする”働き方”は、おいしいものを創る、とはまた違った輝きがあります。「農家のこせがれネットワーク」という活動も魅力的。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/11/6読了
考え方は驚くほどシンプルだ。
企業家というよりは、ただの農家のせがれのひとりといったところだ。それでも、3Kという考え方からマネジメント、マーケティング、農業全体をサポートし改善していくという意欲はすごい。
現代的な方法で、しかもそのビジョンは分かりやすい上に「人」とつながりをもち、助け合い、広めあいで成功していく。
人と人のつながり
シンプルからはじまる、成功の布石。
就職関係のひとつとして読んでみたが、とても面白い本だった。 -
同世代の湘南での起業話だから、読んでみたい。
逗子図書館にあり
20121003
本当に本当におもしろかった。
「考えは浮かぶけど、行動がなかなかできない・・・」は、自分と全く同じ。
怖いんだよね。意外と臆病者な自分にも気づかされた今日この頃。
かといって、今のままでも嫌だ・・・。動き出すのも怖い・・・。
本当に、こんな状況に苦しむ1年って感じです。
でも、自分がやろうとしてることの”理念”って、なんだろう・・・?そう思います。
p15 もう十分考えた。あとはやってみるしかないんじゃないか?
19花田光世ゼミ 日本キャリア研究の第一人者
http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0177。
21「一緒に働きたい」と思える素晴らしい仲間にも恵まれた。パソナで4年間働くことになるのだが・・・
22はじめは堅実な道のチョイス。会社は辞めないが、夢も追いかける。
23知識が夢をつくる。・・・目標を見つけるためにはまず勉強あるのみ、そう考えた。
36起業家のイメージと小さな家族経営の農家の実態。
37実際の収益計算状況→やれることかも。
39メルマガのために、名刺データベース管理ソフトとメール一斉配信ソフトを買ってきた
41第一回BBQに集まったのは、20人。
51はじめにやったこと
メルマガの発行
月1回のBBQ
53webを窓口にした直接販売
レストランとの取引
→やっぱり、ITを使うのねー。
52理念
僕は、生産からお客さんの手で届けるところまでを農家が一貫してプロデュースすることで、きつい、汚い、カッコ悪い、くさい、稼げない、結婚できない6K産業を、かっこよくて感動があって稼げる3K産業にします。」
56売れない部位を加工食品に
58全ての過程を手掛けるのを”やめた”決断。
湘南スタイルの理事長 藁品孝久さん
茅ヶ崎にアパレル企業を創業
http://www.townnews.co.jp/0603/2009/01/30/21846.html
ETIC 若手の起業家支援
http://www.etic.or.jp/
★75 若い起業家が失敗する理由の最たるものは、ひとつの事業にフォーカスできないからだという。
あれもやりたい、これもやりたいで、肝心のところがおろそかになる。
76みやじ豚のブランド化が最優先。
あれもやりたい・・と夢を見ていたが、それを計画に落とし込み、行動に移すのは実に大変だ。そのプレッシャーと向き合おうとしなかった。僕はラクをしていた。楽しいことを優先していた。
77人間は実戦で学ぶのが一番だと痛感した。
★82顔の見える範囲でお客さんを募り、その中で豚肉を打っているだけ。その中で売れていけば十分なので、競合を意識する必要がないのだ。
83価格はマーケットが決めるというが、その価格が適当かどうかというと、そんなことはないと僕は思う。
良いものだからが、それなりの値段で売る。
★85「人脈づくり」という言葉に違和感
86宣伝には1円もかけない。メルマガと口コミから広がった。
90何も持たない僕が、どうしたらBBQができるかを考えた。
その結果、新しく買ったものはない。設備投資もいらない。その都度借りるか買うか。
96ホワイトエンジン と ブラックエンジン
ホワイト:崇高な理念に向かって進むエンジン。
ブラック:利益重視。
ホワイトが強いと、事業を成長させることができない。ブラックは儲かるが、理念を見失い、経営者としての道をふみ外す。
理念と儲けのバランスが大切なのだ。
98「ナナハチ世代」1978以降に生まれた世代。
自分たちでなんでもやろうとはしない。がつがつ規模や利益を追求するのではなく、どんな思いで起業するか、どんな社会を実現するかが大切。
104あれこれ迷った挙句に、結局初めから自分の中に答えがあった、という感じだった。
105「それは君が本当にやりたいことじゃないよ。」プラン不採用の理由。
自分だけの種を見つけるには?「テレビを切って、一人の時間を持とうよ」
106農業は資本主義の考え方になじまない。
107自然に触れる時間もある。1日のスケジュールは全部自分でコントロールできる。・・・
★112自分でも気づかないうちに、これまでの常識から抜け出してきた。
★113ナナハチ世代は「出会ってしまった問題」を抱えている
118ブランド化とは、お客さんから指名してもらえるようになること。
ブランド化の4つの要諦。
味、ネーミング、ストーリー、販路。
121地域ブランドから、個人ブランドへ。
137経営において一番大切なのは、理念。
165六本木農園
★182ターニングポイントがいつか来るのを待ち望みながら、貴重な時間をムダに過ごしてしまう。
どうしても知識を蓄えることばかりに目が向き、「はじめの一歩」を踏み出せないのである。
183大切なのは、どんなに小さくてもいいから、ひとつのモデルを掲げて実践することだ。
185成功したかったら、人よりも多く考える時間をとりなさい
193NPOは、「自分も力になりたい」と考える生活者を当事者として巻き込めること
194現在の生活サイクル
今は仕事がすべてで、映画や音楽はみないきかない。
365日ほとんどをみやじ豚とこせがれネットワークに投じているけど、それでいい。
198自分を探すのではなく、つくり込むもの
201数値、とくにお金がすべてを判断するモノサシとなっている資本主義社会。数値で表せないものは意味を失う時代。・・・ナナハチ世代は、数だけで判断することのできない大切なものを失いつつあるという危機感を持っている。
203社会起業家という言葉は、社会の閉塞感を打破してくれる人への期待が込められているように思う。
204天命に生まれ、運命に挑み、使命に燃え、懸命に走り、感謝に生きる。 -
湘南で家業の養豚を継ぎ、「みやじ豚」というブランドを確立した筆者のサクセスストーリー
社会人2年目で、そこそこ良い企業に勤めているものの、何かを始めたいと思っていた自分に、パッションを与えてくれた本。
第一次産業についての実情を知ることもできて良かった。美味しいものが正しい価格、正しい経路で消費者に届く世界って素晴らしい。そしてみやじ豚食べてみたすぎる。このあと調べよう。 -
面白かった。農牧業にはプロデューサーが必要
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3月1日 豚の日
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「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」という信念を持ち、養豚業を流通・マーケティング・販売までを担うプロデュース業として発展させて活躍している著者によるエッセイ。
上記事業と並行して著者は、農家の子として生まれた世代に農業の楽しさ、やりがいを伝え、後を継いでもらい若年層の農業従事者を増やす取り組みを行う「農家のこせがれネットワーク」の運営も担っている。
冒頭の3K産業への思いは相当のものであり、度々使われるフレーズなので、著者の核を見失うことなく読み進めることができた。
ただ、実家の豚という資産に恵まれ、特に大きな失敗もなく事業が軌道に乗った印象を受けたので、各過程での失敗談や苦い経験を盛り込むと、より人間味のある著書になるのではないかと感じた。 -
SFCのAO入試で読んだな。当時は農業が流行ってたな
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宮治ぶた 食べてみたい。
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変に飾ることなく、「かっこいい」畜産農家を目指すと言い切る筆者は、実直な方だと思いました。また、畜産業界の苦悩や問題をほんの少し垣間見ることができて参考になりました。斜め読み1時間。
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新しい感覚の世代の農業経営者が現れた印象。
スタイルは少し違うかもしれないけど根底にあるものは同じだと思った。 -
30代前後の若い人が社会企業を目指すようになってきていると感じます。一昔前であれば、起業して巨万の富を得て、高級車に乗り、一等地のマンション最上階に住むことが目標になっていたときもありましたが、だいぶ方向性が変わってきたように感じます。
お金に執着はしていないけれども、崇高な理念を達成することには執着する。これは人間のレベルがワンランク上がったように思います。少し前までは自分自身が競争に勝ち、のし上がることが目標になっていましたが、今の若い世代は、自分より他人が幸せになることに、重きを置けるようになってきたといえます。
戦後から続いていた団塊の世代を中心とする自己中心世代がようやく終わりを迎えるようです。当然、わたしも自己中心世代です。
若者の中にも自己中心な人はいますが、一方で社会企業を目指す人も増えてきています。非常にいい流れではないでしょうか。ボランティアではなく、社会企業、そういう若者が楽しく生き生きとしているところをさらにアピールできれば、ステータスも上昇するでしょう。すばらしい! -
若者が養豚業に奮闘するエッセイ。朝時間で自分と向き合う時間を作る。の言葉が気になった。
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感動して泣きそうになった。
やりたいことを仕事にできたら、みんなが「世の中楽しい」って素直にもっお言える社会になったら、いいのになぁ。 -
タイトルを読んで、ゼロから起業して養豚場で成功したのかと思ったけど、そうではないんですね。
この本を読んで一番不思議に思ったのは、みやじさんが、室内でもどこででも、常に頭にタオルをまいてることです。 -
「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業ににする」
というビジョンを掲げ
起業する。
そのためにしたことはいたってシンプル。
メルマガとバーベキュー。
それだけで多くのみやじ豚支援者を集めてしまう。
逆に言えば
それだけで支持者が集まるくらい
みやじ豚の質が良かった。
行動していることがシンプルなだけに
小さなことでも良いからできることをしてみようと思う。 -
バーベキューとメルマガしかやってない!
って言い切るところがカッコいい!
みやじ豚食べてみたいなー -
「一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」
著者のビジョン。
何度も出てくる言葉。
昔はどの人にとっても生活の一部やった農業。
それが、分業化で農業は農家だけのものになり、今は都会に住んでいる人には農業はリアルではない。
食に対する無関心が高まりすぎている。
著者は、大学を卒業後ベンチャー企業に就職、勉強しながら起業のノウハウなどを学んでから満を辞して実家の養豚を「みやじ豚」としてプロデュース。
それからNPOをたちあげて農家のせがれと消費者、農業に興味のある若者などをつなぐネットワークを作ってる。
「ポスト資本主義」を見つめ、きちんと勉強して詰め込んだ情報を活かして実際に動いている。
かっこいいなと思った。
著者も言っているように、私たちは低温世代と言われ、仕事には儲けよりもやりがいを求める世代。
だからこそ、私たちは「出会ってしまった問題に挑戦する人たち」になるのだと。
すごく勇気がでた。 -
この方は本当に正直だ
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新しい農業の形が見える!ような気がした。
